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「俺は本気で的のこと心配してるの。可愛い妹がいれば見守りたくなるのは当たり前でしょ?それに今の学園長あの能無し学園長じゃないし。素晴らしい!どうせあいつに頭上がらないんだからあいつから伝えさせればいいや」

「奏……お前教員免許持ってるのかよ…」

「夜継、君は愚鈍かい?俺がその程度の資格持ってないとでも?思ってるの?」

「思って…ない」

「それに今は特別教師として招かれてる身だからその特別を外せばいいんだよ」



地獄の日々が始まると椅子に深く腰掛ける夜継を尻目に奏は意気揚々と鋏で寝癖だらけの髪を切り始める。



「ちょっ?!おま!何一人美容室やってんだよ!ここは保健室だ!しかも慣れた手付きしていやがる!」

「そこに鋏があったからそろそろ髪の毛邪魔だなぁと思って借りた。鏡ない?アマゾンの秘境で髪の毛切りたくなって頑張って打製石器自力で作って髪の毛切ったらさすっごい不恰好になっちゃって。鏡がなかったからね。適当に石磨いとけばよかった」

「お前っていつの時代でも生きれそうだな」



十分後にはサッパリとした髪型、シャワーを浴びて絵の具の汚れがない体。

顔立ちの良い奏がいた。

整えれば顔は良い。

なんせ元はこの学園を動かしていた人間の一人。

男女関係無く誰もが従ったグループの一人。

なんてこった。



「おー鏡と鋏だけで仕上げたとは思えない現代的な髪形だな」

「俺そんなに古風じゃないし。あーサッパリ。これで堂々と美術教師やれる」

「………そういやぁ今の美術の竹内先生はどうするんだ?」

「なんか右腕複雑骨折したらしくって休職するって~災難だよねー」

「……………」

「何。俺何もやってないよ?」



夜継は知らん顔を続ける奏に言葉を投げかけようとするが何も言えなかった。

奏はつなぎのポケットから携帯を取り出し、何処かへ電話をかける。



「………あーもしもし?今病院?あっそ~あのさ、俺今日本にいるんだよ。それで学園の特別教師してるんだけど、妹が入ったから教師やろっかなーと思って。アイツに話つけてくれない?うん。よろしくー………え?石油王に口説かれてる?アイツに相談したらマズイかって?マズイんじゃなーい?じゃあね~………今から俺は美術教師やりまーす!」

「学園長も可哀想に…」

「夜継はアイツのこと学園長って呼ぶんだーへー面白いから俺もそーよぼっと」



かなり悪気のない顔でケラケラ笑う奏。

屈託のない笑顔に複雑な心境の夜継。



「んー……ここ何処だろ…」



その頃、一人の少女が長椅子から起き上がった。

文字数が少ないですが、ここで区切るべきだと判断したのでご了承ください…

前髪一人美容室やると斜めになるのは何故でしょうかね

次の投稿は18:00にしようと思っています

次回は先生ズ暴れるよ!

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