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部屋は小奇麗に整理されていて、インテリアも薙ちゃんが好きな色に統一されている。

椅子と机の無い部屋だからなのかだいぶ広く感じる。

家の部屋といい、寮の部屋といいきちんと綺麗にしてるのは偉いなと思う。

まぁ私は小奇麗なんて保てないんですけどね!



「ちょっと待ってて。お茶持ってくる」

「別にいいのに。あ、冷たいのでね」

「結局飲むんじゃん。はい、ウーロン茶」



透明なコップにウーロン茶を淹れてイスをどこからか引っ張ってきてそれに座った。

あれ、私に椅子はないの?



「私のイスは?」

「さぁ?必要なの?」

「必要!」

「チッ……めんどくさ」



そういいつつ何気に同じイスを引っ張り出してきてくれた。

相変わらず変なとこが優しいんだから。



「で?薙ちゃんの話したいことってなに?」

「…………ごめん」

「なんで謝るの」

「いや、俺…的に何も話さずにあんなことしちゃったし」

「別に薙ちゃんが決めたんならいいと思うよ?灘ちゃんもそういうと思う」

「灘には反対された。薙がそんな事する必要ないって」

「滅多に意見が食い違わない灘ちゃんがね………まぁ確かに。なんで薙ちゃんはこんな身になってまで私を守ろうとしてるんだかわかんないよ」

「…的は知らなくていい。俺が勝手にやってるだけと思ってもらっていい」

「…………話してくれないの?」

「知らなくたっていいから話さない」

「意地悪………」

「別に性格悪いのは自分でも知ってるから」

「でも優しいのは私ちゃんと知ってるよ。そうそう、雷にぃと零ねぇから電話があって週末薙ちゃんも一緒にお仕事に行くって」



薙ちゃんのウーロン茶を飲む手が止まる。

そんな死ぬほど嫌そうな顔しないでよ怖いなぁ。

しょうがないよ……私だって一緒にお仕事に付き合うんだもん。



「後輩さんからお仕事頼まれたんだって。それで私も薙ちゃんもついていく事になってました……」

「ほんとあの2人の頼みごとでまともなの無いよ……」

「お願いだから…一緒に来てください………私一人じゃ絶対イヤ」

「わかったよ………死ぬほど行きたくないし死ぬほど会いたくないけど一緒に行ってあげる」

「ありがとう薙ちゃん!零ねぇに伝えておくね。週末の土曜日って言ってたかな?ちゃんと予定を開けといてね」

「わかったよ。飯食いたいからさっさと帰って」

「なんでそんなに私への扱い酷いの」

「下で群がってきたあの下品なブスよりだいぶマシに扱ってるんだからいいんじゃない?」

「人をそんな風に呼んではいけません!」

お久しぶりです。

別の新連載の物を考えていたら10日も空いちゃいました申し訳ない。

明日もこの時間にアップします。

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