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「薙ちゃんに腹パンは決定だね」

「独り言デカいですわ」

「やだな。聞こえてた?」

「モロです」

「撫子のえっち」

「え?セクハラしてよろしいんですね?ユリユリしちゃっていいんですね?嫌だわ、お望みでしたらいくらでもユリユリしてあげますのに」



あ、ゴメン。

ボケる相手間違えた。

毛利的、嘘偽りなくこの歳で人生の危機を感じてます。

お花な関係はゴメンです。



「撫子、いい加減にしろ」

「あいたっ」



騒ぎそうな撫子に葵ちゃんに小さく頭にチョップした。

ナイス葵ちゃん、後で抱きしめにいきます。



「はぁ…………疲れた。姫の事はもういい。これで話は終わりだ。新入生歓迎会として集まってくれて感謝する。全校生指示に従い潔く教室に帰れ。それと、数名集まってほしい人間がいる。担任より集合場所を聞いて集まれ」



ざわめき始めて、次々と人が外へ流れ出す。

あー終わった終わった。


「よし、皆教室戻ろっか。そうだ、毛利さんと斑鳩君はここに残ってね。はい行けー」



多分私があの学園長と話すことは一つしかないと思う。

保健室は私じゃないって言ってやる。

こんなか弱い人間にできるわけないよ!

まぁ、本音を言うとあんな人と話したくはないのだけど。



「嫌ですわ私こんな可愛い的を置いて帰るなんてできません!」

「黙ってほら行くぞ撫子」

「葵のお馬鹿さん!的が下衆にでも目をつけられたらどうするんですか!!」

「それはないって。葵ちゃん行ってくるね」

「あぁ、撫子の事は忘れてお「なんなんです!二人とも!私を除け者にして!そんなに私が嫌いなんですか!いいですわ!一人で食堂いけますもん!」…………はぁ…お前ちょっと黙るってことを知れよ…」



葵ちゃんお疲れ。

今度から私とその疲れを分け合おうね。



「的」

「あああああああああああ!!!!!」



いきなり後ろから抱きしめられる。

ああああああ………撫子が叫んでる。

人じゃない叫び声聞こえる。

恐竜みたいだよ。デスボイス?



「心配してた。可愛い。心臓バクバクしてる」

「そ、そうですか…」

「けどあれ程雷さんと零さんにメガネとお下げは外すなって言ってたよね?なんで入学式当日に早速破るのかな。2人になんて言えばいいの。怒られるのは的じゃなくて俺なの」

「いや、なんか成り行きで…」



私も心臓バックバクなんですけど。

いや、だって怒ってたし、多分だけど心配してたと思いたい。

それに撫子の所為もあるから。

だって美人が恐竜みたいな声出してるんだよ?

「あ」に濁点付いたやつが続いてたんだよ?



「行こう、的」

「あ、うん…」



何だか何時もの薙ちゃんには見えない。

絶対に何かを隠してる。



「薙ちゃん、何か隠してる?」

「……何も、ない」

「嘘でしょ?わかるもん。薙ちゃん嘘つく時は右目だけ少し細めるもん」

「……………的は気にしなくていい。的は俺が守るから」

どうもこんばんは。

最近、と言っても2か月近い話なんですが、某刀剣が乱舞するゲームにハマってしまい、一時期どの小説も更新しなかった時があります

いやーあれは湿地帯ですね、もう沼しかない

そんなこともあって最近制服のまま刀の本を書店で買うとあぁ…こいつもかみたいな顔されます

仕方ないって、やってみればわかると思いながらいつもお会計しています

あ、ちゃんと作者18歳にはなってますからね

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