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ながれぼしのねがいごと



     シャララララン……


     毎晩 夜を流れる流れ星


     お星さま


     みんなの願い事を叶えるために


     シャララララン……と夜空を流れる


     そんなある日のこと


     お星さまは恋をしました


     夜空を見上げ熱心に世界の平和を願う男性


     その男性のまっすぐな瞳に 恋したのです


     その日からお星さまのこころは


     その男性のことでいっぱいいっぱい


     男性の瞳を思い出してはため息をつき


     ドキドキと胸を高鳴らせていました


     そして 夜になると


     夜空を流れながら その男性を探しました


     その男性を見つける度

  

     お星さまは胸を高鳴らせ喜びました


     その男性に会いたくて


     その男性の願いを叶えたくて


     お星さまは毎晩 その男性の真上を流れました


     そんなある日


     男性は 夜空を見上げなくなったのです


     そうです 世界が平和になったのです


     それに気づいたお星さまは


     「嬉しい」反面


     「悲しく」なった


     彼の願いを叶えられたけど……


     もう


     彼は夜空を見上げる必要が無くなったんだ


     と……




     真っ暗な夜空のなか


     お星さまは身勝手と思いながらも


     願ったのです



     『どうか……いつかの世で 

     彼の傍に生まれ落ちることができますように』



     シャララララン…… と


     一粒の涙のように

     

     夜空を溢れながら────





 

人々が流れ星に願うことはあっても、流れ星自身は願ったりするのかな?と。

そんなことを思った、ある日の夜。

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― 新着の感想 ―
願っていると想います。 人間ほども複雑ではないかもですが、存在している全ての〝もの〟っていうのは、想いほどもハッキリしてないにせよ、なにがしか、想いに近いエネルギー的なものを持って居るのではないですか…
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