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小説家は私の夢でもなんでもないかもしれない
私はここで何度か夢を語っている
それは「小説家になる」ということだ
私は小説家になるために
小説家になる夢を叶えるために
ここで小説を書いている
そう、何度も語った
時には熱くそう吼えたこともあった
けど、もしかしたら違うかもしれない
小説家になることは私にとって
「夢」でもなんでもないかもしれない
私にとって夢といえば今は
自分の部屋に続く廊下のようなところに
ズラーッと本棚を置いて
そこに、お気に入りの漫画や小説を並べてにやける──
それが、しっくりくる
小説家は別に夢でもなんでもないなと、思った
私にとって小説家は夢じゃない
「いずれなるもの」
だと思った
なれないなんて思ってない
なろうと思えばいつでもなれる
そう、思ってる
ふふ、それは流石に愚かな考えだろうか
ま、そう思わないんだけどね
私にとって小説家より、作業部屋(小説書く)兼漫画小説を並べる家?部屋?を手に入れる方が難しいと思っている。
う~ん、流石にビックマウス(笑)




