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その30 妹を頼る 母が鹿児島から帰ってくる

日付は変わり2023年3月29日になっていた。


母親が奄美大島に帰ってくる日。

笠利の空港まで迎えに行く予定だった。


養殖場時代に痛めた腰をついでに治療してもらおうと、午前中に笠利にある鍼灸の治療院に予約も入れていた。


疲れと意気消沈でボロボロだったけれども、名瀬の妹の店へ行く。


よっぽど、ボロボロに見えたのか、凄く心配してくれた。


妹は店を閉めて母の迎えには妹の運転で行くことになった。

鍼灸もキャンセルしようかとも思ったが、妹の計らいで受けた方が良いとの事で受けることにした。


笠利にある治療院では針治療を受けた。

そこの治療院にはテレビがあり、付けたまま。

ボーっとっテレビを眺めたまま、針の治療を受けた。


テレビでは高校野球が映し出されていた。


今日の体験は一体何だったんだろう?俺は生きて行けるのだろうか?

そんな事を考えていた。


高校野球の次にテレビに映し出されたのはボルダリングを特集した短い映像。

次に映し出されたのは料理番組?よく分からなかったがデトックスと何度も言っていた。


どちらも内容は全然覚えていない。

ただ、2点だけ。


・ボルダリング

・デトックス


あんなに命がけの体験をしたのに、ボルダリングでデトックスだと簡単に言ってくれる。

気力なくてボーっとしてたよ。針治療は針に電気何か流したりもして気持ちよかった。


空港に到着し、母を妹と待っている時、どこかの先生が島の多くの子供、そのご両親から見送りされていた。「がんばってー がんばってー」大勢の人から島を離れる先生に対して何度も応援、励ましの言葉を言われている姿を近くの喫煙所で見ていて、何だかこっちの方が泣きたくなった。


程なくして、母親が帰ってきた。


僕、妹、母が揃うのは何年ぶりであったのか。


凄く安心した場所ではあった。


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