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徒然 その13 魂を見れる 爺ちゃん

IT業界に居た俺は、堕落したような生活を送っていた。


IT業界の仕事はそんなに楽しくなかった。言われたことをこなす日々。

相変わらず、心の壁は健在で、同僚はいるが友達を作ろうとする事はしなかった。


IT業界時代だね。堕落したのは。


当時、俺の中ではニコニコ動画が全盛期。

初音ミクが登場して、「メルト」が流行った頃の世界が最高でした。


そしてニコニコアニメ。めっちゃ嵌った。俺がアニヲタになったのもこの頃です。

アニヲタと言ってもアニメが超大好きってなだけですが。


ニコニコ動画のアニメであったがこそ、俺はアニメに嵌る事が出来ました。

本当にやばい。楽しい。

どんなに糞つまらないアニメでも100倍楽しくなる。

同じ画面を見ながらコメントで感想を言い合えるあの空間なんなの?

何なのOPのコメントの一体感は。秀逸なコメントも多いし。

まぁ俺は未だに一回もコメントを流した事は無いのだけれども、見ているだけで楽しかったです。


本当に皆さまありがとうございました。


まぁニコニコ動画のアニメでアニメを楽しく視聴し、アニヲタへと変貌を遂げた。

それだけなら良かった。


アニメ好きから~の、パチンコに嵌り~から~の堕落一直線。

パチンコに嵌りからの堕落は早かった。


でもね。その頃でも心の見えない壁は健在。友達ってどう作るのか、作る事の意味も見いだせない。


仕事以外では常に1人だった。


自分の居場所が見出せなくて、好きなアニメの筐体で作られるパチンコに嵌ってしまうのも仕方がない事だよなと、今振り返っても思う。


そんな堕落な生活をしている中で母方の奄美大島で暮らしている爺ちゃんが亡くなった。


平成22 2010年5月5日 享年97歳であった。最後まで生きるのを頑張った後に亡くなった。


奄美大島では妹が介護の職に就き献身的に爺ちゃんの介護をしていた。

仕事でも私事でも。


爺ちゃんと親戚関係の間に立ち色々なトラブル、問題があったらしい。

でも妹の意見は全てが爺ちゃんファースト。


本当に強くて優しい妹だと思う。


母は奄美大島にお通夜の為に帰るが、俺は帰らない。


パチンコ・スロット、ギャンブルに嵌ると、それだけしか持っていないと、本当に心が荒むと思う。

ちなみに、今でなら分かるが、パチンコで負けた時は波動?周波数が下がり、元に戻るまでには3日間ぐらいかかる気がする。


出来る事なら止めた方が良いよとは言っておく。


爺ちゃんのお通夜の日、素直には眠れなかった。

小学校時代の夏休みには、毎年と言っていい程、奄美大島に帰省して夏を過ごしていた。

まぁ母と俺と妹のセットだけであるが。


爺ちゃんには良くしてもらっていたし、冬になると必ずお年玉が送られて来た。

ゲートボールしたり釣りしたり。


そわそわして、眠れなかった。

んなもんで爺ちゃんがお通夜の日、俺は神奈川の家で、電気を全部付け、家の白い壁に座って寄りかかりパズドラをしてたよ。


そんな時、もたれた後ろの壁の頭の上から白いくて大きなものがふっと入って来て、家の小さいテーブルの上に移動した。


俺はびっくりして、スマホを投げ出し、立ち上がりそれと向き合った。





めっちゃ綺麗だった。




大きな白い光の玉。大きさはバレーボールよりも少し大きいぐらいだったかな。

まるでミラーボール。


大きなシャボン玉の中に小さいシャボン玉を沢山敷き詰めた様だった。

本当に綺麗でありキラッキラしてた。


対面はほんの少しの短い時間だった。

小さなテーブルの上でふわふわしたかと思うと、真上の天井にすーーっと抜けて行った。


それが何なのか俺は2つの考えを持っているが、爺ちゃんの魂だと言いたい。

まぁこっちの方が可能性が高いと思うし。おそらく。


爺ちゃんのキラキラ魂は天井を抜ける時に「パァン」と爆竹を鳴らしたかの様なとても大きな音を出して行きました。


時間帯はちょうど、深夜の2時。


夜の2時って何かあるのかなぁ?

ここまでの不思議体験をしてきた時間はだいたい深夜2時ちょうどぐらいでした。


俺が見た光の魂はオーブに近しいものを感じる。それが天井を抜ける時に音を放つ。

心霊現象何かで、ラップ音というのがあるでしょ?


あれって俺はオーブが壁や天井、床、窓、など、物体を通過する際に放たれる音なんだと、この体験から思っている。



キラキラ光の魂を爺ちゃんの魂だとした理由なのですが、その日の妹の夢に爺ちゃんが出てきました。


爺ちゃんは空港のゲートを通ろうとしていて、妹が爺ちゃん何処に行くの?と聞いたそうです。

そうしたら爺ちゃんはみんなに挨拶してくると言ってゲートを潜って行きました。

そんな夢だったそう。


俺のところには爺ちゃんが挨拶に来た。


こんなに堕落して落ちていた生活を送っていた俺のところまでも忘れずに。


本当にありがたいです。

ありがとうございました。

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