徒然 その12 社会人 IT時代
仕事を辞めてからは、少しの期間だけ身を休めた後に直ぐに次の仕事を探した。
次の仕事探しのポイントとしては自動車の運転を避ける事、それだけ。
やりたい仕事は特に無かったが、今度は事務職がいいのかなと考えていた。
そんな状態の俺であるが故に母に勧められて、IT業界に足を進める事になった。
ちょうど、IT業界が盛り上がりを見せていた時期である。
「ITの勉強、資格も取らせてもらえた上で、さらに仕事もさせてくれる」
何も知らないがまぁ良いかなと思った。
面接に行き直ぐに採用が決まった。就職って簡単なんだなと思ったかも。
2006年9月の事である。
何にも社会情勢やその分野など知らない俺であったが実はその当時のIT業界は労働者が足りずに、人手が欲しい欲しい状態だった。
2か月間ぐらい勉強させてもらって「CCNA」っていうベンダー資格を取得した。
Ciscoっていうメーカーのインターネット通信機器であるルーターとかスイッチとかその辺の仕組みが分かる資格。まぁIT分野の初歩、基礎になり得る資格であり、その資格を持っているか持っていないかでその人の評価判断をされた。
俺の中では、長い期間、IT業界に身を浸かった。
自分にとっては、間違いだったのだけれども、それを間違いだとすら気が付けずに過ごしたなぁと思う。
まぁ間違いなんて存在していないのだけれども、言い方を変えれば勿体ない期間だったなと思う。
ただ、同期として入って一緒に勉強をした人に凄く素敵で、尊敬の念が未だに尽きない凄い人がいる。
この人との出合いだけは、自分の中ではとても大きかった。
うん。この人は名前を出していいか。
大谷さん
大谷さんはどこでもスターだなww
俺には人生の中で尊敬している人が3人いる。その内の一人が彼である。
出向先は異なったので、一緒に居られた時間は本当に3~4ヵ月間ぐらい。
彼はスカウトされて別の会社に移動してしまったし。
彼の在り方はリスペクトである。優しい、強い、カッコイイ、面白い。
もうね。本当に好き。僅かな4ヵ月の間で俺の魂に強く刻まれた人。
出来れば、仕事に就くのではなく、大谷さんに付く。
仕事でなく人を選ぶ生き方を選んでいれば、俺はもっと早くに今の俺にへとたどり着けた様な気がする。
まぁそんなこんなで、これから先の7年半の間、IT時代に揉まれ、1人で落ちていくような世界に身を置きました。




