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僕に残されたのはネコ?

先に書き始めたお話が、我ながら暗いので、もう少し楽しいお話をと思い、書き始めてみました。

まあ今回も主人公は、なかなかの不幸っぷりなのですが。


この国の王都から遠く離れた辺境伯領の小さな村に、小さな子供が産まれました。

母親は物静かで、綺麗な人でした。

ある日、どこからか流れてきたのですが、この村へやってきた時、既にお腹に子供が居ましたが、父親が誰なのかとか、全く分かりませんでした。

それでも彼女は、とても人気があり、他の男の子供が居てもと求婚する者が後から後から現れました。

しかし彼女は決して首を縦には振りませんでした。


やがて子供が産まれ、その子供はミシェルと名付けられました。

母親に似て、とても綺麗な子供でした。

綺麗な子だったので、よく女の子と間違えられていましたが、いつも「僕は男の子だ!」って怒っていました。

その子が5歳になる頃、ついにお母さんが結婚することになりました。

新しいお父さんには、男の子の子供が二人居ました。

少し歳の離れた、15歳と12歳のお兄さんたちでした。

お父さんは、とても優しく、ミシェルの事も我が子のように可愛がってくれました。

でもお兄さんたちは、お母さんにも不愛想で、ミシェルの事は、まるで居ない者のように無視していました。

それでも一番上のお兄さんは、学校を卒業してすぐに家を出て、隣の町で働き始めたので、会う事は余り無く。

二番目のお兄さんは、お母さんの事はまるで使用人のように接し、ミシェルの事は無視でした。


そしてミシェルが10歳になる頃、お母さんは流行り病に罹り、亡くなってしまいました。

お母さんは亡くなる前、ミシェルを呼んで、ある事を打ち明け、言いました。

その事は人に知られてはダメよと何度も念を押しながら。


お父さんは、お母さんが亡くなった後も、ミシェルの事を可愛がってくれました。

でもその頃から二番目のお兄さんは、今度はミシェルを使用人のように扱い始めました。

掃除から炊事、洗濯、全てミシェル一人にやらせ、常にミシェルを叩いたりするようになりました。

勿論、お父さんの前ではやりません。

こっそりやっていたのです。


更にその二年後、今度はお父さんが事故で、突然、亡くなってしまいました。

葬儀に長男も帰ってきて、ひっそりとした葬儀も終わり、参列してくれた人たちも帰った後の事でした。


お兄さんたちは、お父さんの遺品を整理し、言いました。


「へぇ〜お前のお袋、意外と金を持っていたんだな。

でも親父より先に死んだんだから、この金は親父のものだ。

という事は、実子である俺たちのものだ。

だから金は俺たちが貰う。

そして俺は長男だから、この家も俺が貰う。」


そう…遺品の中には、お母さんの名義の銀行の証書がありました。

しかしお兄さんたちは、先にお母さんが死んだことにより、それはお父さんが相続していると。

そして今回、お父さんが亡くなったので、権利は実子である自分たちにのみあるという言い分でした。

下のお兄さんも、こう言いました。


「家は兄貴にやるよ。その代わりに俺は馬車を貰う。畑は半分ずつで良いだろ?」


「あの…僕は?僕はこれからどうすれば良いの?」


ミシェルは不安げに聞きました。

すると何と、二人の兄たちは、ミシェルを追い出しました。


「お前にはそうだな…半年前に親父が拾ってきたこの猫をやるよ。

その猫を連れて、さっさと出ていけ!二度とこの家に来るな!」


こうしてミシェルには、猫だけが残されました。

ミシェルは泣く泣く、猫と、お父さんが昔、くれた愛用のナイフ、お母さんの形見のペンダントだけこっそり持って、家を出ていきました。


とぼとぼと歩きながら、どこへ行こうか悩みました。

街へ行ってもまだ12歳のミシェルでは、まともには働けません。

下手をすると、攫われて売られて終わりです。

悩んで、取り敢えず遠くの街を目指すことにしました。

その日の夜は、一生懸命歩いて、隣町との間にある山の少し入ったところで野宿することにしました。


夜、月明かりしか無い中で、残された茶色のトラ猫を抱きしめ、言いました。


「ごめんね…僕についてきても、ご飯もあげられないのに…。

でもあのまま残して来たら、兄さんたちに捨てられるか殺されるかだったし。

これからどうしよう…僕たち…。」


すると突然、猫がしゃべり出しました。


「ミッチ!ミッチ!安心して!俺が付いてるにゃ!」


「…?誰?!君、今、喋った?!」


「俺の名前はウィリアム!ビルって呼んで良いよ。君たちはいつまでも俺の事を“ねこ”って呼んでいたけどね…。」


「え〜と…ビル?君は…猫だよね?話せるの???」


「僕は見ての通りのものさ!問題なく喋れるし、何なら二足歩行も出来るよ!」


そういってビルと名乗った猫は、ミシェルの前で、優雅にダンスのステップまで踊って見せた。

唖然とするミシェルに、ビルは言いました。


「さて、これからどうしようかね?先ずは王都へ向かおうか?

あとの事は何とかなるにゃ!俺がいるから大丈夫にゃ!

実はお前が一番良い遺産を貰ったのかもしれにゃいよ!」


ビルはニヤリとして言いました。

それを見てミシェルも笑いだし、言いました。


「そうだね!実は君が一番の遺産かも?!」


一緒に散々笑った後、ビルはミシェルに言いました。


「ところでお前、本当は女の子にゃ!」


「え!?何で知っているの?!」


「そりゃあ…僕の前でも平気で着替えていたにゃ…。

まあ…子供の裸に興味はないから、安心するにゃ…。

それよりも俺が言うまでは、そのまま男のふりをしておくにゃ!

その方が色々都合が良いにゃ!」


「まあね…男の子のふりをしていた方が、仕事も探しやすいかもしれないしね。

それにしてもお腹空いたね…。」


ミシェルがそう言うと、ビルが言いました。


「ちょっとここで待っているにゃ!」


そういってどこかへ言ってしまいました。

暫く待ってもビルは帰ってこなくて、ミシェルはビルもどこかへ行ってしまったのだと思いました。

すると、ビルがご機嫌で帰ってきました。


「お待たせ〜!ご馳走だよ!」


何と、ビルは鳩を引き摺って戻ってきました。


ミシェルは落ち葉と小枝を沢山集め、慣れた手つきで火を起こしました。

鳩は本当は血抜きをしたいところだけど、それだけの余裕も無いので、内臓だけ抜いて、そのまま丸焼きにしました。

一人と一匹で、お腹いっぱい食べて、その夜は交代で火の晩をしながら寝ることに。

翌朝、ミシェルが起きると、ビルは


「ちょっと出かけてくる!」


と言って山の奥の方へ入っていき、暫くすると、アケビなどを抱えて戻ってきました。


「朝ご飯にゃ!」


二人で仲良く朝ご飯を食べ、再び歩き始めました。


「山を越え〜谷を越え〜僕らは進むのにゃ〜♪

辛〜くても寂し〜くても、その先には夢がある〜!

にゃんにゃにゃにゃにゃ〜ん!」


「何か…ご機嫌だねぇ?」


「そりゃあにゃ!拾ってくれたお父さんは、良い人だったにゃけど、息子たちはクズだったしにゃ。

お父さんとお前が居たから大人しく飼われていたけど、そうじゃにゃかったら、とっくに家出していたにゃ!」


「そうなんだ…。

それでこれからどうするつもりなの?7」


「先ずはこの辺境伯領じゃにゃくて、王都の隣の領へ向かうにゃ。

そこで住む場所を探すにゃ。」


こうして一人と一匹は、目的地もハッキリ決まりました。

毎日毎日、一生懸命歩きました。

夜は森の中や山の中、人に見られないような場所に隠れました。

山賊とかに遭ってもあれなので、暗くなる前にその日の野営地を見つけ、その代わりに朝は毎朝、まだ日が昇るかどうかという時間に出発しました。


一緒に過ごすうちに、ミシェルはナイフ以外にも動物を狩る道具を作り出しました、

真っすぐで丈夫そうな少し大きめの木の枝を見つけてきて、更に石を砕いて尖らせて、木の棒の先に蔓で縛り付け、槍を作っていました。


「まるで野生児だにゃ…。」


「ビルは野良猫には見えないね…。」


「「・・・・・。」」


そんなある日、まだ少し明るいけど、この先は険しい山しか無いという事で、早めに野営の準備を始めることにしました。

ビルは狩りに、ミシェルは朝ご飯用の山の果実を探して山の奥の方へ入っていました。

すると、崖下を歩いていたところ、人が倒れているのを見つけてしまいました。

ミシェルは慌てて駆け寄り、見ると、足を怪我しているようだったが、生きていました。

ミシェルよりも体格が良いので、どうしようかなと悩み、その人が着ていたジャケットを脱がせて、その袖を、その人の脇の下に通して、先ずは崖に寄りかかるように身体を起こさせ、袖を自分の両肩にかけて、前でしっかり結わえ、その人の両足は太くて持てなかったため、ズボンを掴み、何とか背負いました。

さて、背負ったは良いが、今度は立ち上がらなくてはいけない。

農作業で割と力はあるけど、相手は何せ自分より大きい。

立ち上がらなくては、運べない。

片方の手をズボンから離して、崖などに手をつきながら、何とか立ち上がった。

そして再びズボンを掴み、一歩一歩、歩いて、野営地へ戻った。

先に戻っていたビルは、ミシェルを見て叫んだ。


「今夜はご馳走だにゃ!大量だにゃ!!!」


そこまで言いかけて、ミシェルの背を見て目を真ん丸にして言った。


「そ…そっちも大量だにゃ…それは食べられるのかにゃ???」


「見りゃわかるでしょ!食べ物じゃないよ!」


「…一体何を拾ってきたにゃ?」


「崖下に倒れていたんだよ…脚を怪我しているみたいで。

取り敢えず僕、水とか汲んでくるし、明日の朝ご飯を探しに行ってくるから…。」


ミシェルがその人を下ろし、再び行こうとすると、ビルが言った。


「しょうがにゃいにゃ…俺がもう一回行ってくるにゃ…お前はここで見張っているのにゃ…。」


そういってビルは再び山の中へ入っていきました。

ミシェルは、取り敢えずその男を寝かして、足以外に怪我を負っていないかを触って確認した。

あちこち打撲はありそうだったが、酷いけがは足だけのようだった。

それも多分、完全に折れてはいないかな…。


ビルが戻ってきたので、男のジャケットのポケットに入っていたハンカチを濡らして顔を拭い、足を冷やした。

男のスカーフもほどき、拾ってきた木の枝で、痛めた足を木にスカーフを使って固定した。

晩御飯は、ビルが鳩とうさぎを捕まえてきていたので、どちらも丸焼きにした。

焼いていると、男の目が開いた。


「気が付いた?君は崖の下に倒れていたんだけど、大丈夫???」


「・・・・・?ここはどこだ?」


「あぁ~ごめん!僕たちは旅の途中だから、ここがどこか、あまり正確に分かっていないんだ…。」


「そうか…。」


男はそう言ったまま、黙り込んだ。


「何か食べる?と言ってもうさぎの丸焼きと鳩の丸焼きしかないけど…それに片方が明日の朝ご飯にするから、片方しか食べさせてあげられないけど…。」


「じゃあどちらでも良いから少しだけ…。まだ頭がクラクラするんだ…。」


ウサギをナイフで切り分け、食べた。

何故かビルは一切喋らなかった。


翌朝、男をどうしたものか、悩んでいた。

置いて行って、彼が一人で何とか出来れば良いけど、動けなかったら…。

ビルは普通の猫のふりして、何も喋ってくれないし。


すると、男が目を覚ました。


「おはよう…少しは良くなったかな?」


ミシェルが声を掛けると、男は一瞬、周囲を見回して、眉間に眉を寄せて何か考え、思い出したようで、ミシェルに顔を向けた。


「おはよう…昨日は世話になった…。

私はエドワード…君の名前は?」


「僕はミシェル、こっちは僕の相棒のビル…僕たちは王都の方面を目指して旅しているんだけど、君はどうする?

一人で歩けそう?」


「出来れば道路に出るまでだけ、肩を貸してもらえないかな?

道路まで出れば、家の者が探しに来てくれていると思うんだ…。」


「そうか、君はこの辺の人なんだね。良いよ!道路に出るまでは肩を貸すよ。」


朝ご飯を食べ、ミシェルはエドワードに肩を貸し、近くの道路まで山の中をゆっくり歩いた。

すると鎧を着た集団が10数人、馬と徒歩で走ってきて取り囲まれ、ミシェルは首元に剣先を突き付けられた。


「貴様!誰を人質に取っているか分かっているのか!?若様に害を成すなら容赦はせんぞ!

せんぞ!」


「?!???」


「待て待て!誤解だ!」


ミシェルが肩を貸している男が騎士らしき人たちに言った。


「し!しかし!こいつらは野盗なのでは?!」


「・・・。」


「いやちょっと!そこは即否定してよ!僕たちは盗賊でも山賊でも野盗でも無いよ!

だいたいこんな子供の山賊がどこにいるんだよ!

あんなに苦労して助けたのに!だったら崖下に放置すれば良かったよ!」


ミシェルが叫ぶと、男は言った。


「あぁ~悪い!助けてくれたことは理解しているし、感謝しているんだが、でもお前が誰かって言われると、分からないのでな…。」


「もう良いよ…さっさとこの若様?連れて行ってくれよ…僕たちも暇じゃないからさ…。」


そういってミシェルは肩からエドワードの腕を外すと、エドワードはバランスを崩して倒れかけるも、近くに立っていたの騎士が助け上げ。


「じゃあ僕たちは行くから!脚、お大事に〜!」


そういってミシェルは背を向け、立ち去ろうとすると、エドワードが近くにいた騎士に、私を止めるように言った。


「待て!若様の命令だ!」


「え〜その命令って僕たちが聞く必要ある???」


「貴様!平民の分際で無礼だぞ!」


その騎士は剣を抜き、ミシェルに剣先を向けた。

流石にミシェルもかなりムッとして言った。


「僕は君の部下でも何でもない!単に失礼極まりない男が崖下に堕ちていたのを助けただけだ!

それで何で剣を向けられなくちゃいけないのさ!」


エドワードは、部下らしき騎士に肩を借りながら、足を引きずりながらやってきた。


「皆、待ってくれ!彼は私を助けてくれただけなんだ。寧ろ恩人なんだ、剣を向けたりしないでくれ!

それにミシェル、君も待ってくれ!お礼がしたいんだ!」


「え〜お礼は嬉しいけど、でも君、面倒臭そうだから、もう良いよ、お礼も要らないから、僕たちを離して!?」


「待って!待って!本当に待ってくれ!部下の無礼は謝る!本当に申し訳ない!

本当にお礼がしたいんだ!!!お前たちも謝れ!謝って引き留めろ!」


「何で?いやホント、面倒くさいんだけど…。

僕もう次からは誰か倒れていても、助けるのは止めるからさ、もうほっといて欲しいんだけど…。」


ミシェルは露骨に嫌な顔をして言った。

すると焦ったエドワードは必死に引き留めた。


「本当に!本当に!!!申し訳ない!だからお礼をさせてくれ!!!」


「だから何で?!君、多分、どこかのお貴族様か騎士様でしょ?僕たちみたいなどう見ても貧乏な平民はほっといてくれたら良いじゃないか…。」


「いや…私も良く分からない…けど私の勘が、このまま君と別れてはいけないって言っているんだ!」


「…本当に意味が分からないんですけど…。」


「どうしたら一緒に来てお礼を受けてもらえる???」


「…はぁ~…もう分かったよ…じゃあ一緒に行って、その後は?またここへ戻してくれるの?」


「いったん、私の邸へ一緒に行ってくれ!そして十分な礼をした後は、ここでも他のどこでも、行きたい場所へ送る!それでどうだろうか?」


「…どうする?ビル???」


「仕方ないにゃ…」


「「「「「…?!ね…猫が喋った!?魔物か?!」」」」」


「ビル…さて、旅に戻ろうか…。」


「そうだにゃ…。」


彼らの失礼な言動に、いい加減うんざりしたようにミシェルはビルと一緒に踵を返して歩き始めた。

彼らが数十メートルも進むと、我に返ったエドワードが叫んだ。


「待って!待ってくれ!!!本当に謝るから!!!

早く彼らを引き留めろ!!!」


今度こそ走ってきた数名の騎士に取り囲まれて平謝りをされ、囲まれているから身動きも出来ず、渋々といった様子で彼らの馬車に乗せられた。

エドワードの向かいに座らせられたミシェルとその横にビル、エドワードの隣には、最初にミシェルに剣先を突き付けた騎士が。


「その…ビルは…猫なのか?喋るのか???」


「…猫だよ…僕の相棒だよ…猫だけど喋るよ…。」


「そうか…。」


「あの…詳しく聞きたいのだが…昨日、何があったのですか?!」


「あぁ~…3人連れて、領地の視察をしていたら、突然、上から弓で狙われたんだ。

避けようとして、弓矢に驚いた馬に振り落とされてしまったんだ。

そのまま崖下に堕ちてしまって…。

ん?!崖下から誰が私を運んでくれたんだ???」


「…ミシェルだよ…ミシェルが必死でお前を背負ってきたんだ…。」


「え!?こんな小柄な少年が?!」


「僕、元々は農民だったからね…力はそこそこあるんだよ…重かったけど…。」


「すまない…。

それで君たちは何であんな山の中にいたんだ?」


「父が亡くなって、兄弟に家を追い出されたんだよ…遺産としてビルだけ渡されて。

だから取り敢えず何かをするにしても、あの街を離れた方が良いだろうと、王都かその周辺の領地へ行こうと思って、移動していて、夜は危ないから山や森で野営していたんだ。

何か食べられる物をって探しに行って、君が倒れているのを見つけたんだよ。」


「若…彼らが見つけて連れて行ってくれなかったら、若を狙った奴らに再度、襲われたかもしれないですね…。」


「本当に助かったよ…。」


こうしてミシェルたちは、どこの誰ともよく分からない、エドワードたちに連れられて行きました。

こんにちは。恵葉めぐみ ようと申します。


初めて書いたそこそこの長さの作品が、割と暗かったので、今度は楽しそうな作品を書いてみたいと挑戦中です。

一人でも面白いと思って読んでいただける方が居れば嬉しいです。

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