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『営業四課』  作者: 塙田 伊都也
2/3

第二部 ー事件ー

挿絵(By みてみん)


■その6■


翌朝の目覚めは爽快だった。ここ何日か見ていた悪夢も、この日は見なかった。


時計を見ると、5時50分。いつもよりずいぶん早い時間だ。なにしろこの日の木下は、会社に行くのが楽しみだとさえ感じていたのだ。


まるで遠足の日の小学生だな…。


木下は心の中で自嘲気味につぶやくと、ごろりと横になって昨日読みかけになっていた本を開いた。

いつもより早いとはいえ、本来ならばもう出社の準備を始めなければいけないところだが、木下はあえて昼から出社することにした。まるで自分をじらして楽しむように。


**************


「ざいやーす」


木下がいつものように挨拶しながら事務所のドアを開けると、昼飯時でそれまでザワついていた事務所の空気が一瞬、固まった。中にいた十人ほどの視線が、いっせいに木下にそそがれる。

それに気付かないそぶりで、木下は自分の席につく。


と、事務所のそこかしこでヒソヒソと話す声が漏れ聞こえてくる。

おそらく昨日のことは、もはや周知の事実なのだろう。


やっぱり女子社員の口ってのは効果てきめんだなぁ。


木下は噂の広まる早さに少々あきれながら、狙い通りの展開にニンマリとして自分の席についた。

田中洋子の姿はない。どうやら今日は休んでいるようだ。木下は少し残念に思った。


「おおい、木下ぁ」


木下が上着を脱ぎ、自分の席に落ち着くやいなや、弁当を食べていた石田課長が大声で呼んだ。


ほらきやがった。


そう思いながらも、今日の木下には余裕があった。

木下が石田のところへ行くと、石田は爪楊枝で奥歯をせせりながら口を開いた。


「お前、体調不良だってなぁ。その割に血色いいじゃねぇか」


もちろん、心配して言っているわけではない。


「困るんだよなぁ、この時期に」


この時期もなにもあったもんじゃない。木下は頭の中でそう毒づき、


「電話で連絡はしましたが…」


と小さな抵抗を試みる。


「そういうことじゃねえんだよ」


いきなり石田の口調が怒気を帯びて激しくなる。木下は思わず身をすくめた。


「体調管理もできない奴ぁ売れねえって言ってんだよ」


プッと、石田はくわえていた爪楊枝を、木下に向かって吐き出す。

その瞬間、木下は左ヒジにかゆみを感じ、右手で掻きはじめた。


「お前だいたい風邪なんてひいてる場合かぁ?自分の成績わかってんの?」


左ヒジを掻く右手に力がこもる。

ガリッ、ガリッ、ガリッ…。


「俺だって言いたかぁないんだよ。だけどお前が…」


石田の説教が続くにつれ、木下の左ヒジを掻く勢いが激しくなっていく。


ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリッ、ガリ、ガリガリガリ…。


木下の耳に左ヒジを掻く音だけが大きく響き、石田の嫌らしい声を追い出してくれる。

木下は執拗に右腕を動かしながら、うっとりとその音に聞き入っていた。


ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリッ、ガリ、ガリガリガリ…。


「うわっ!」


石田の大きな声で、木下はハッと我にかえった。

見ると、石田が目を見開いて驚愕の表情を浮かべている。その視線は木下の左ヒジにそそがれていた。


木下のYシャツの袖は、いつしか噴き出した自らの血で、真赤に染まっていた。



■その7■


「っしゃいませ~!」


扉を開けると、店員の威勢のいい声で迎えてくれる。

篠田浩司は店員の案内も待たずに、勝手知った様子で店の奥に入っていく。


居酒屋「長の」。


ここは、室谷コーポレーションの社員の多くが行きつけにしている店だ。

名前の通り信州の郷土料理と地酒を出す店で、値段が良心的なこともあり、会社帰りに一杯やるのにうってつけなのだ。篠田も週2回は来ている。


篠田がザワついた店内をきょろきょろ見回していると、


「おーい、こっちこっち」

と、少し離れたテーブルから声がかかった。


見ると、赤い顔をした男が手招きしている。

同じ営業三課で篠田の一年先輩にあたる、嶋だ。その向かいには同じく先輩の伊勢も座っている。


「あ、スイマセン先輩、遅くなっちゃって」


篠田が恐縮するでもなく席に着く。と、すぐに店員がオーダーを取りに来る。


「生1つね」


とりあえず生ビールを注文してひと心地ついた篠田にメニューを渡しながら、さっそく嶋が口を開く。嶋は酔うと、饒舌になるクセがあった。


「木下のやつ、まだ居たか?」


「いや、もう帰ったみたいですよ」


そう答えながら、やっぱりその話題か、と篠田は思った。

室谷コーポレーションで今、一番の話題といえば、木下の奇行のことだった。


「あいつ、どーしちゃったのかねぇ」

伊勢も乗ってくる。


木下がおかしな行動を取るようになったのは、今から一ヵ月ほど前だ。


篠田は事務の野田恵里から話を聞いた。

彼女の言葉を借りれば、「木下さんが、動物になった」と。

その様子を目撃して倒れた田中洋子は、すでに退職していた。

篠田のビールが来て軽く乾杯した後も、その話題は続いた。


「俺もさぁ、見ちゃったんだよ」

嶋が嬉しそうに言う。


「え、なに見たんスか?」

篠田は一応、相槌を打つ。これも後輩の務めだ。


「あのなぁ、こないだ俺、木下と二人で残業してたんだけどさ、あいつ自分の肩のあたりを何回もハタいたりしてんの。んで俺、聞いたんだよ、どうかしたのかって」


そこまで言うと嶋は、ぐびっと喉を鳴らしてビールを飲んだ。

そしていかにもイヤなものを見た、という表情で続ける。


「そしたらあいつ、『なんか、ちっちゃい虫が上ってくるんです』って…」


嶋は、いたずらっぽくニヤリと笑った。


篠田はゾッとした。実は篠田も似たような光景を見たことがあったのだ。


その日の朝、篠田はたまたま木下と同じ時間に外回りに出た。駅までの道すがら、並んで歩く木下がやたらとソワソワして落ち着きがないので、「どうかしたのか?」と聞いてみたのだ。


しかし木下は「いや、大したことじゃないんだ。ちょっと背中が…」と苦々しい顔で言ったきり黙ってしまった。


その後駅のホームで電車を待つ間も、木下は背中を気にしている様子だった。

そして、たまりかねたように振り向くと、こう言った。


「篠田さ、悪いんだけど背中にいる虫、取ってくんない?」


「そういや篠田はアイツと同期だったっけ」

という伊勢の言葉で、篠田は記憶の世界から舞い戻った。


「仲いいんだっけ?」

伊勢が興味津々、という感じで聞いてくる。


「いや、仲がいいってわけでもないスけどね」

篠田がそっけなく答えると、伊勢はつまらなそうに鼻を鳴らして引き下がった。

正直、篠田はこの話題が好きではなかった。木下とは同期ということもあり、入社当時はよく一緒に酒を飲んだものである。その仲間意識ゆえ、現在会社の人間にオモチャにされている木下を見るのは忍びなかった。

もし仮に、木下がおかしくなっていたとしても、その原因が石田課長にあるのは明白だ。


「ま、でもあれだ。明日は我が身ってね」

イヤな空気を感じた嶋がその場をそうまとめ、話題は次第に仕事のことに移っていった。


篠田は先輩たちの話を受け流しながら、明日、木下と話してみよう、と密かに決意を固めていた。



■その8■


「今日、空いてるか?」


外回りから帰った木下を事務所の入り口でつかまえ、篠田はそう声をかけた。


「…あ、ああ、いいけど」


木下は少し驚いた様子を見せていたが、すぐにそう応えた。

最近では会社中の人間が、木下を腫物に触るように扱い、なるべく接触を避けるようにしていた。

そんな折の急な誘いに少し戸惑ったのだろう。それはいたってマトモな反応だと、篠田の目には写った。


「じゃあ『ル・シュール』で待っててくれないか。俺、もう少しかかりそうなんだ」


ル・シュールとは、会社から少し離れた場所にあるバーである。同期仲間の知り合いがやっているとかで2~3度飲んだことのある店だ。会社の人間はほとんど来ることはないだろう。

さすがに篠田も、木下と二人でいるところを会社の人間に見られたくはなかった。


「ああ、わかった」


木下は抑揚のない声でそう言うと、ぶつぶつと口のなかでつぶやきながら席に戻っていった。

一瞬、篠田の脳裏に、木下との駅での会話が蘇る。

背中に感じた寒気を打ち消すように、篠田は肩をすくめた。


**************


バー「ル・シュール」は、地下にある。

階段の入り口にはタルを模した看板がひっそりと出ているだけで、誰もそこにバーがあるなどとは思わないだろう。まさに大人の隠れ家的な店であった。


その、闇にのびる階段を降りながら、篠田は奇妙な思いに囚われていた。

もう一人の自分が、引き返すなら今だぞと、頭の中でささやくのだ。

しかしその言葉とは裏腹に、おかしな責任感が篠田の足を動かし続ける。


さして段数もない階段である。しかし篠田には、バーの入り口に至るまでのその時間、とてつもなく長く感じられた。

木造りのドアを押して、低くジャズの流れる店中に入ると、カウンターの一番奥に木下の姿を見つけた。篠田は隣に座ると、ハイネケンを注文した。


「悪いな、急に」


「いや、大丈夫だよ」


酒が入っているせいか、木下の顔は先ほどの無表情とはうって変わって人間らしさを取り戻していた。それを見て篠田は、ほっと息をついた。


「ところで、今日の目的はなんだよ?」


木下がニヤリと笑いながら、核心をついてくる。篠田は一瞬、見透かされたような気がして動揺したが、語気を強めてこう切り出した。


「お前、病院行ったほうがいいんじゃないか?」


「はっ! あっははははっはっははは…」


それを聞いた瞬間、木下は弾かれたように笑いだした。

その声はとても、落ち着いた雰囲気のバーにふさわしいものではなかった。


「お、おい。大声出すなよ」


篠田は慌てて制止した。店内の客から、容赦ない冷たい視線を浴びせられる。


「ああ、悪い悪い。いや、相変わらず単刀直入だなぁと思って…」


可笑しくてたまらない、といった表情で木下が言う。目には笑いすぎて涙がにじんでいる。

篠田は呆気にとられて木下の顔を眺めるしかなかった。

と、そんな篠田の表情を察してか、木下が急に真顔になる。そして、ひと口ビールで喉を潤すと、こう言った。


「あれは全部、演技なんだよ」


唐突な言葉に、篠田は一瞬、その真意がつかめなかった。木下は構わず続ける。


「みんな、俺が狂ったと思ってるだろ。狙い通りだよ。我ながら迫真の演技だった。俺、演技の才能があるのかもなぁ」


そこまで聞いて、篠田にもようやく飲み込めた。つまり、あの奇行は、全てウソだった。

演技だったということだ。周りに自分を狂人だと思わせるための。


「な、なんで?」


篠田はそれだけ言うのがやっとだった。木下の発する異常な空気に触れ、息が苦しい。


「知ってるか?刑法第三十九条。『心神喪失者ノ行為ハ之ヲ罰セス、心神耗弱者ノ行為ハ其刑ヲ減刑ス』。狂ってる人間は何をしたっていいってことだ」


ニヤニヤと笑いを浮かべた木下の目に、幻しい光が宿る。


「つまり会社の人間が俺を狂ってると思う限り、俺は何をしたって罰せられないってことだ。

たとえ会社で暴れて誰かに怪我を負わせたとしても、だ。わかるか? 例えば石田課長をブン殴ったとするだろ? いや、刺しちゃってもいいかな。

ヒャハッ!そりゃいいや、あんなヤツ死んだって泣くやついねえしなあ。

それでも俺はおとがめナシってわけだ。会社だって表ざたにはしたくねえだろうしな。

『社員が狂って上司を刺しました』なんて人聞き悪いしなぁ。

これは俺の復讐なんだよ、石田への、会社への、会社の人間への…」


木下の興奮は止まることを知らず、もはや篠田の存在など忘れてしゃべり続けている。


こいつ、狂ってる!


篠田は確信した。そしてこんな場所で狂人と一緒にいる自分の軽率さと運命を呪ったのだった。



■その9■


石田はイラついていた。

午後のオフィスはブラインドの隙間から陽が差し、まどろみを誘うほどうららかだったが、石田の心は晴れなかった。

視線の先には、デスクにじっと座る木下の姿がある。


あいつはヤバイ。


この3ヵ月で、それが社員の間の定説になっていた。

木下の奇行はたびたび目撃され、それらは全て三課の責任者である石田の耳に入ってくる。しかも、その原因は、他ならぬ石田なのだから始末が悪い。


ったく、ヤワな野郎だ。石田は心のなかで毒づく。


お前がおとなしくヤラレ役になってりゃ、会社はうまくいくってのによ。

石田は今まで、毎日のように木下をいびってきた。細かいミスを執拗に探し、時には言いがかりに近い形で木下を責め続けた。

多くの人間をまとめるためには、こういった役割が必要不可欠だというのが石田の持論である。それは見せしめのためという意味もあるが、それよりも人は自分より不幸なやつがいると安心する、というのが一番の狙いであった。はっきり言って、標的は誰でもよかったのだ。


「おぉい!木下ぁ!」

イライラに抗しきれなくなった石田は、木下を呼びつけた。


「…なんでしょう」

木下が振り返る。その顔は青白く、目は落ち窪み、ほとんど生気が感じられない。


くそっ、キチガイめ。

背中に冷たいものが走るのを感じながら、それを誤魔化すように、心でつぶやく。


「お前よぉ、仕事がねえんだったら掃除でもなんでもしたらどうなんだ? あ?」


実際、奇行の目立つ木下を営業に出すわけにもいかず、今は事務所で飼い殺しのような状態が1週間ほど続いている。それを監視するため、石田はこの狂人と二人で事務所に残っているのだ。


と、木下は無言で立ち上がり、ゆっくりと石田に近づいてきた。


「ん?なんだぁ?なんか文句があんのかぁ?」

不安を気取られないように、石田は強い口調でそう言った。


しかしデスクの前までやってきた木下は、なにも言わずうつむいてただ立っているばかりである。


「掃除だよ、掃除。それぐらいできんだろーが!」

内心ほっとした石田は、そう言い捨てると手元の書類に目を落とす。


言われた木下がゆっくりときびすを返し、無言のまま事務所のドアに向かって歩いていくのが目の端に見える。その様子は石田に、学生のころ観た映画「ゾンビ」を連想させた。


「返事もできねーのか、このキチガイ野郎が!」

不気味な思いに囚われた自分を鼓舞するように、さらにキツイ言葉で罵る。


それが引き金だった。

ぴたりと木下の動きが止まる。


石田は、なにかイヤな視線を感じてふと顔を上げた。

目の前に木下が立っていた。石田をじっと見ている。

そのとき、石田は木下の顔から目を逸らせなかった。違和感と恐怖と嫌悪、それらがない混ぜになった不思議な感覚で、魅入られたように木下を見つめる。


石田が視線に気付いたとき、木下は真っ赤な口をのぞかせ、嬉しそうに、ニタリ、と笑っていたのである。



■その10■


「返事もできねーのか、このキチガイ野郎が!」

石田課長がそう言った瞬間、木下は心のなかで、時が来たことを確信した。


ふふ、キチガイ、そう、俺はキチガイ。罪を犯しても罰せられない、人間の作った法を超越した存在。そう、俺は狂っている。会社の誰もがそう思っている。ふふ、ふふふふ…。


木下は心の奥底から込み上げてくる笑いを抑えることができなかった。

石田のデスクの前に立ち、じっと見つめる。

ふと、石田が顔を上げる。

目があった。

石田は驚いたような、困ったような、そんな表情を浮かべていた。

木下の笑いに拍車がかかる。


「クッ、クックックックックッ…」堪え切れず、声が漏れる。


「な、なに笑ってんだよ」

石田の声から、いつもの尊大さが消えている。より切迫した、追い詰められた人間の声だ。


「石田課長ぉ!」

木下はわざと大声で石田を呼んだ。ビクリと体を震わせる石田。もはや声はない。


「あなたも、あなたも僕が狂っていると思っているんですか」

石田の口元がワナワナと震えている。なにか言おうとしているが、声にならないといった感じだ。


「俺は狂ってないっ!」

どんっ! 木下は両こぶしで、石田のデスクを思いきり叩いた。


「ヒッ」

石田が情けない声を出す。自慢のオールバックも、冷や汗で台無しだ。


「わ、わかった、わかったから。お、俺が悪かった」

石田はのけぞりながら、やっとそれだけを言った。その姿を見た木下の背中を、ゾクゾクとした感覚が駆け上った。いつか、女子社員を想像で犯したとき感じたのと、同種の快感だ。


「何がわかったんだ、あぁ!」

木下は石田のネクタイをつかむと、思いきり絞めあげた。


「ヒグッ!」

石田が悲鳴をあげる。

ああああああ、これだ!この感覚だ!

木下は快感に飲みこまれていく自分を自覚した。そしてあえて、その快感に身を任せることにした。


「があああああああ!」

いつしか木下は、自分が雄叫びをあげていることにさえ気付かないほど、その快感に我を忘れていった。


「…い、やめろ!なにやってんだ!」

我に帰ると、木下は両腕を羽交い締めにされていた。

目の前には口と鼻から血を流し、目のまわりをドス黒く腫らした石田が、ぐったりと椅子の上に倒れていた。その四肢はだらりと垂れ下がり、意識がないことは一目瞭然だった。


木下は羽交い締めされた腕を無理やり引き剥がすと、その場にへたり込んだ。


こ、これは俺が?

自分の両こぶしには、べったりと大量の血が付いていた。この手で殴ったことは間違いない。

ふと見上げると、呆然と立ちつくす篠田の顔があった。


ああ、コイツか。


どうやら自分を羽交い締めにしていたのが篠田であったらしい、ということがようやく理解できた。が、なかなか頭の中がはっきりしてこない。篠田がなにか言っているようだったが、まったく頭に入ってこなかった。


ああ、帰るか…。疲れた…。木下は立ち上がると、重い体を引きずるように事務所のドアに向かった。背後でなにやら声がするが、もはや木下には関係のないことであった。


疲れた…。眠い…。



~第三部に続く~

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