表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おじいちゃん転生  作者: 糖度が高いいよかん
3/5

其の3 生後半年が父にいきなり話しかけてみた

産まれてから半年経った、赤子の体は成長が早いもので、

二足歩行が出来るようになった、不安定だしまぁ普通は出来ないだろうから親には見せてないが

あとギリギリ聞き取れるぐらいにまで話せるようになった、

はい!というわけでね!今回は「親に話しかけてみた」ということでね!高評価お願いします!

まず最初の被害者は父のアシュビー、庭で素振りしてる、木刀の

まぁ大剣とか振ってるわけじゃないし、そもそもファンタジーな世界の可能性もあるから

別に父がイタいわけではない、きっと。


父が庭から戻ってきてタオルで汗を拭いている、早速実行だ。

深呼吸して...すぅーはぁー...よし行くぞ

「父様、父様はなぜ木刀の素振りをしているのです?職業は森の狩人とかではないのですか?」

どうだ!なんでか父は「?」って顔をしてる、聞こえなかったのかな

「父様はなぜ木刀の素振りをしているのですか?職業はなんですか?」

父の顔がみるみる驚きの表情に変わっている、と思ったらバタバタと母がいる方向に走っていった。


しばらく経つと母が話しながら歩いてきた

「あなたどうしたの?どう考えても生後半年の子がそんな流暢に話すわけないじゃない...

素振りのしすぎで幻聴聞こえてるんじゃないの?」

あー...なるほど、俺があまりに良く話したもんだから、多分疑ってるんだな、

父がヤバいやつ扱いされかけてて可哀想だし、フォローをしてやろう

「父様は幻聴なんて聞こえてないですよ、僕はちゃんと話せます。」

2人とも表情が変わっていく、父は驚愕、母はなぜかめっちゃ喜んで目をキラキラさせている

「あなた聞こえた!?この歳?であなたより丁寧に話せるのよ!アッシュは天才よ!!」

「お前なぁ...息子がいきなり話してよく驚かないなぁ...」

意外と好感触だな、俺はてっきり「なんだコイツ!きもちわる!」くらい言われる覚悟はしていたんだが。



そうして俺は、人と話す手段を手に入れて、ちょっとだけ親と仲良くなったのであった。

そういや、質問答えてもらってないな、また今度話しかけてみよう



なんかこの物語書いてる自分もイタいかもしれない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ