小夜子とみんなで打ち上げ 後編
天野一家に挨拶をする。
道反竹一郎はどうしようかと内心で思っている。誠士が惹かれたのは瓜子姫であって、朱音ではないという部分もあるかもしれない。そして、問題は天魔雄だ。
本来なら、殺し合う間柄である。
隣の誠士は緊張していて、どうしたらいいか分からないという顔だ。
「誠士、あのご一家と付き合うのはなかなか大変だぞ」
「分かってるよ。父さん、家のことは」
「それはなんとかする。天魔雄のことは、言わなければなんとでもなる。聖蓮尼もそうするだろう」
「うん。それと、間宮さんのことだけど」
「私が言いだしたことだ。こちらで謝罪しておく、借りを作ることになるが、それだけだしな」
考えようによっては、繋がりが出来たという面もある。それは、道反一族にとっての利益につながるだろう。
間宮小夜子がやったことは、瓜子姫を人間に戻すという奇跡だ。
誠士から見ても、あれはまともなものではない。退魔術の中には心霊手術というものもあるが、あんなことができるものではない。むしろ、妖物の影響など外科手術でどうしてもできない時に頼るというもので、奇跡では断じてない。
いずれにせよ、あんなものを口説けということ自体が無理すぎる。
誠士にしてみれば、この家に生まれたからにはどこかの血族との婚姻は受け入れるものだと理解していたが、小夜子は無理だ。
男女として以前に、存在の格が違いすぎる。
そのような事情はさておいて、誠士と竹一郎は天野家の食事に酒を持参でやって来た。
「天野さん、今回のことでは誠士がお世話になりました」
見た目は明らかな鬼である竹一郎が丁寧に頭を下げると、冴子もご家庭同士の挨拶といった体で頭を下げる。
「退魔師か、お前にも世話になったな」
天魔雄がぶっきらぼうに言う。彼の性質とでも言うべきか、その言葉は不遜だ。しかし、それはツンデレなだけで、その実、深く感謝をしているという意味になる。
「あなた、そういう言い方しないで」
冴子がそう言って咎める。
退魔師でないと、天魔雄の言葉が最大限の謝意であると分からないのも無理はない。
「いやいや、天魔雄殿のことは分かっておりますので。それと、実はここにいる愚息のことですが」
「あ、お母さんとは初めまして、朱音さんとはその、説明が難しいのですが」
誠士はこの状態で何をいうべきか、まだ少年であるために上手いことを言えない。
「キミがお母さんと呼ぶのは筋違いだ」
天魔雄がそう言って牽制するが、冴子に睨まれてすぐに黙ることになった。
「あ、お父さんは黙ってて。お母さん、彼が説明してた誠士くん。ずっと、助けてくれたの。それでね、わたし、お付き合いする」
朱音から言いだしたことに、誠士は驚いた。
桃太郎という役目と鬼の血で惹かれていたという部分もあったが、朱音の力が取り除かれた後も気持ちは変わっていない。
誠士は朱音が自分と同じであったことを嬉しく思った。
「あら、いいじゃない。イケメンだし」
冴子はそんな少年を一目で気に入った。
「待て待て、退魔師などろくな商売じゃない」
なんとか邪魔をしたい天魔雄が口を挟む。だが、この内容は真実だ。死ぬ時はあっさりと死ぬのが退魔師だ。
誠士も竹一郎も、これを言われると弱い。だから退魔師は退魔師同士で結婚することが多いのである。
娘の安全を問われれば、冴子としても全肯定とはいかない。
そこに、天逆毎が不承不承といった様子でやって来るなり口を開く。
『九天の王が何を言うておるか』
「は、母上、今になって何を」
『貴様が戯けておるから、我慢できんようになっただけのこと。我が狙わずとも、神気の残り香を狙う者はいよう。今代の桃太郎、業腹じゃが貴様には手長足長をつけてやる。人間が我を降した褒美じゃ。そうしたからには、他の誰にも負けることは許さぬ、よいな』
一気に言い終えた天逆毎に、天魔雄も誠士も、朱音も何も言えない。確実にこの神は敵だった。
「この人のお母さんですね。ご挨拶が遅れました、冴子と申します。知らなかったとはいえ、挨拶が遅れてしまって」
『ふん、天魔雄が見初めた女か』
どこから見てもただの女だ。元は瓜子姫としての力もあっただろうが、出産により冴子のそれは完全に失われている。
「はい、お義母さんと呼ばせて頂きます。この人を諫めてくれてありがとうございます。彼、誠士くんは朱音を守れるって言ってくれたんですよね」
朱音と誠士が驚いた顔で天逆毎を見る。
確かに、そのように取れる言葉だった。しかし、当の天逆毎としては、天魔雄の親ばかを見かねて口を挟んだものだ。そこまで考えていたわけではない。
『……お、お前たちのためではないわ。じゃが、少なくとも、そこらの木っ端では相手にならぬ。手長足長もおるしな』
ツンデレだ、と竹一郎などは思ったが、ここは黙っておく。
冴子が天逆毎に頭を下げた。
「ありがとうございます。あなた、お義母さんもこう言ってるし、大丈夫よ。誠士くん、朱音のことよろしくね」
冴子は天魔雄には目で黙っておきなさいと告げて、その言葉で交際を認めた。
「は、はい、ありがとうございます」
誠士もここは乗っておくべきと回答する。
ここで竹一郎も本来の役目を果たすべく前に出た。
「うんうん、若い者は自由でいいですね。天野さんと天魔雄殿、今回はお世話になりました。ここは、お一つどうですか。できれば、天逆毎様も」
竹一郎が差し出したのは、日本酒の一升瓶であった。それも、二本ある。
聖蓮尼が隠していた奈良の地酒、春鹿の大吟醸。
ワインのようなフルーティーさと、爽やかな甘さ。酒飲みには知られた銘柄だ。
神というものはだいたい酒が好きだ。そして、勧められて飲まないという選択は無い。それが神である。
「ちっ、仕方ない。もらってやる」
『あのビールとやらよりはよさそうじゃな』
そういうことになった。
大人というのは、大切な時に酒の力を借りる。それが無いと言えないこともたくさんあるからだ。
冴子は朱音に何か囁いて、誠士のもとへ行かせた。小さく手を振って、ご両親たちの飲み会から子供を追い出す。
「あーあ、お酒飲み始めたらお父さんもお母さんも長いから」
朱音が言うと、誠士は苦笑いした。
二人で境内を歩く。
ついさっきまで敵だった妖物たちは、今はなんとなく仲間のような立ち位置にある。彼らを見ながら歩いて、喧騒から離れたところに行くことにした。
しばし歩いて、山門すぐの階段に二人で腰かけた。
「俺の父さんは、酒が苦手なんだよ」
「いいお父さんだね」
朱音は言うと、誠士の手を握った。
「ね、誠士くんってわたしのこと好きでしょ? 瓜子姫じゃなくなっても」
「俺は、朱音さんが好きだ」
自分はこんなことが言えたのだと、誠士自身が驚く。
見つめ合ったら、瞳の中にお互いがある。
自然と、唇を重ねていた。
ギャル谷と小夜子はそこに偶然居合わせてしまい、山門の陰に隠れるはめになった。
「ねえ、あれってもサヨちゃんが言ってたお見合い相手じゃないの?」
「んんん、初対面のお見合い相手に女がいるとは……。受けるつもりなどなかったというのに、この納得がいかぬ感じよ」
これにはギャル谷も噴き出した。
「ぶふ、なにそれ。それは自信過剰すぎでしょ」
「わらわ、めちゃくちゃ美しいんじゃが」
「そうだけど、それとコレは別っしょ」
魔人ともなれば、その程度の愛を美しさだけで瓦解させてしかるべき。
とはいえ、この肉体は人間と種族が違いすぎて、そのためにわざわざ何かしようという気にはならない。
美しさでも【魔界医師】や【人捜し屋】には届いていない。彼らなら、あの純粋な恋を見ただけでぶち壊せる。本人たちはそれをつまらぬことと思っているだろうが。
「難しいものじゃなァ」
言いながら、仕方なく来た道を戻る。
二人がうろうろしているのには理由がある。
桃太郎卿がタクシードライバーを口説きだして、その熱の入りようときたら、隣にいるだけで気まずいというもの。
腹もくちくなっていたため、適当に場所を移していたというものだ。
境内に戻ると、天邪鬼軍団も缶ビールを缶ごと食べて酔っ払い、大の字で寝ていたり踊っていたり、天野家は日本酒で盛り上がっているという状況だ。
そんな中、鳴髪小夜子と聖蓮尼が二人で何やら話している。
「良いところにいましたね。間宮さんに、そこの女の子もこっちに来なさい」
聖蓮尼に呼ばれて赴けば、聖蓮尼の足元には焼酎の瓶が転がっており、相当呑んでいるようだった。
「聖蓮尼、随分とご機嫌じゃな。……そちらは鳴髪小夜子殿であったか。同じ名前とは奇遇じゃの」
小夜子は同じ名前を持つ悪鬼羅刹と対面した。
挨拶の言葉はなんでもないものだったが、その内心で小夜子は歓喜していた。
ついに、【敵】と出会った。
間宮小夜子の本能が、それに近寄るなと警告を出している。小夜子はなんでもないという様子を装って、余裕たっぷりで近づいた。
そうせねばならない。
そうでなければ、生まれ変わった意味などなくなる。
「どうも、鳴髪小夜子だよ。よろしくね」
悪鬼羅刹もまた、同じ心持であった。
未来の地獄を踏破したからこそ、分かる。近づくだけで、命の危険があると勘が知らせる相手であった。
「鳴髪家のお方か」
「もう勘当されているけどね。それはそうと、今回のこと仕組んだのはお前か?」
鳴髪小夜子は立ち上がり、刀を手にした。まだ白刃を抜いていないのは聖蓮尼の顔を立ててのものか。
「わらわではない。やるとしたら、無粋な手段は取らぬ」
小夜子はギャル谷を後ろに隠すように、一歩前に出て応じた。
「よさんか、酒が不味くなる。間宮さんは私が呼んだ」
鋭い声で聖蓮尼が待ったをかける。
やはり、こうなったか。そのように聖蓮尼は考えていた。
深い考えがあった訳ではないが、意味の無い敵対というのは後で血を見ることが多い。そのため、互いに避けようとしていた小夜子たちを集めてみたが、どうにも妙なことになってしまった。
初対面で、仇敵同士のような殺気を発するとは聖蓮尼にも予想外である。
「こいつは未来を地獄にしようとしている者かもしれない。聖蓮尼の言葉でも、これは納められません」
「むむむ、そうなる可能性はあるやもしれんな。わらわは【悪】であらねばならんし」
鳴髪小夜子の口元が歪な弧を描く。
天逆毎とやり合った時よりも冷たい殺意があった。
同じく、小夜子もまた体内に掛けてある枷を外している。最初から全力でいかないと、敗北するのは自らだと見ただけで分かったからだ。
「ちょっとちょっと、なんで突然ケンカしようとしてんの? 鳴髪のお姉さんもだけど、サヨちゃんもそういうケンカやめなよ」
そこでギャル谷が口を挟んだ。
「ガキは黙ってろ。こいつがいると、未来は地獄になってお前も死ぬ」
「ギャル谷は離れておれ。手加減できる相手ではないでな」
「だーかーらー、やめろって言ってんの」
つかつかと二人の間に入ったギャル谷は、どちらの頭にもチョップを喰らわせた。
互いに【敵】に集中していたこともあり、二人ともそれを受けていた。脅威が全く無いギャル谷が相手であったから、いきなりのことに対応できなかった。
「な、なんだお前、こいつはバケモノだぞ」
鳴髪小夜子の言うそれは、悪意からではない。真実を言ったにすぎない。
「その辺でピザ食ってビール飲んでんのもバケモノじゃん。見た目バケモノが仲良くメシ食ってんのに、ケンカおっ始める方がおかしいっしょ。それに、サヨちゃんはなんか中二病で言ってるだけなのに、なんでムキになってんの?」
子供に説教された鳴髪小夜子は、何か言い返そうとしたものの、ギャル谷の言い分は正しく、自分が悪い状況と理解してぐぬぬと唸る。
ギャル谷が、今度は小夜子に向き直った。
「サヨちゃんもさあ、鳴髪のお姉さん煽ってたでしょ。未来がどうこうって先のことなんて分かんないのに、なんでそれでケンカすんの? めちゃくちゃすぎて引くんだけど」
正論である。
先のことなど誰にも分からない。
何か言い返そうとした小夜子だが、【敵】と出会ったというのは早合点かもしれないと気づく。いかな魔人といえど、全てが敵対している訳ではない。
何も言い返せず、小夜子もぐぬぬと唸った。
「ほら、仲直りして。こんなケンカここで終わり」
小夜子は渋々といった様子で、鳴髪小夜子に向き直る。
「うむむ、しかし、わらわからというのは」
「サヨちゃん、そういうのに後も先も関係ないから」
睨まれて、小夜子は折れた。非があると認めてしまうと、強くは出れないものだ。
「煽るようなことを言った。すまぬ」
そうなると、今度は鳴髪小夜子の番である。
じっとギャル谷に見据えられて、鳴髪小夜子も刀を地面に置いた。
「決めつけて、悪かった」
鳴髪小夜子もまた、怪しいというだけで斬り捨てるというのは無法であると気づいた。今までの地獄に慣れすぎていて、目の前の少女がいるような現在の世界を理解しようとしていなかった。
「はい、じゃあこれでこの話は終わり。仲直りってことで、とりあえずライン交換しよ」
そういうことになった。
気まずいながら、そこから雑談が始まる。
聖蓮尼は酒を舐めながらそれを聞いており、鳴髪小夜子がPTSDのような状態にあると気づいた。今、ここでそれを言うつもりはないが、なんとかしてやらねばと思う。
「この娘のおかげですね」
小さく言葉に出す。今風の派手な女の子だけが、言わねばならないことを言ってくれた。
聖蓮尼は御仏に感謝すると共に、どうせ助けてはくれないため、鳴髪小夜子のことをなんとかするのは自分の役目であると感じていた。
その時、雑談がヤバい方向に進んでしまう。
「えっ、鳴髪のお姉さんって、彼氏があーしらと同い年なの。えっ、ヤバくない。マジで、干支が一周してるし」
流石のギャル谷も唖然とした顔だ。
世間的に無い話ではないのだが、目の前にあると驚くものだ。
「愛があるからいいんだよ。彼と出会ったのは未来だし、その時には犯罪じゃないもん」
警察に一度は逮捕拘留されている。権力と弁護士でもみ消したものの、許されない範囲にはあった。
「うわあ、わたしは応援するけど、なんか凄いなあって」
「えっ、応援してくれるの!?」
「だって、さっき見せてもらったメッセージもなんかガチだし。二人がそうなら、それでいいかなって」
「えっ、ホントに。今までみんなして年の差がどうとか言ってたから、凄い嬉しい」
「いやあ、世間的にはダメだと思うよ」
と、二人が盛り上がっている間に、小夜子が聖蓮尼に小声で語り掛けた。
「のう、アレ本当に大丈夫かの?」
小夜子が問うているのは、年齢差問題についてだ。
「干支が一周して、いい訳ないでしょう。頭を痛めています」
「そ、そうか。そうじゃよな。少し安心した」
そのようなことがあって夜も更ける。その日は一同、寺で雑魚寝して打ち上げは終わった。
翌日、皆はそれぞれの住処に戻る。
退魔師組合の調査も入ることになっているが、そこは聖蓮尼が上手くやるだろう。
天逆毎と今さら戦うなど誰もしたくない。犠牲者も出ているが、そこは飲み込んでいくしかないことだ。
組合長の返矢左京はぶっ壊れるだろうが、それはそれ。権力を持っているのだから、重責に耐えて頂くほかない。
天野一家は東京には戻らず、この田舎町で暮らすことになった。天魔雄も天逆毎と和解して、東京という大都市に隠れる必要もなくなったためだ。
朱音は多少の力が残っていることや、天叢雲剣が懐いてしまって離れないという事情もあって、退魔師の通う高校へと転校することになる。
小夜子も誘われたのだが、今さら学校で学ぶこともないため断った。朱音は残念そうだったが、今の屋敷から近くて私服登校可の四戸高校から離れる気は無い。
天逆毎が率いる天邪鬼軍団は、来た時と同じように黒雲に乗っていずこかへ去った。
鳴髪小夜子との契約で悪さはしないということになったし、彼女が渡したスマートフォンで連絡が取れる。
それが良いのか悪いのかは分からないが、聖蓮尼も道反竹一郎も封印に成功したという設定で報告することにしている。
桃太郎卿だが、しばらくは現世に留まることになった。
明らかにタクシードライバーが関係しており、彼の我儘だ。しかし、宮内庁も自衛隊も強くは出られないだろう。
皆、それぞれが帰る場所もある。
山寺を出て帰途につく間際のことだ。
「それで、お主はどうするんじゃ?」
小夜子が問いかければ、虚空から影の小夜子が現れる。狩衣姿で現れると、実にそれっぽい。伝奇的で良い登場である。
『兄上が、巫女服をノースリーブにして腋を見せろと、しつこく言うてくる。アレ、マジで死ねばいいのに』
良いところは開口一番なくなった。どうにも水蛭子神は相変わらずらしい。
小夜子は目を逸らした。アレと付き合うのは大変だろう。
「た、大変そうじゃの。それで、どうするんじゃ。瓜子姫と共にいるのもよいと思うが」
『昨夜の内に朱音とは別れを済ませておる。朱音を守る者はおるし、わらわも母離れせねばの。とりあえずは根無し草じゃ』
「うむ、それも善かろう。また会おう、わらわの影よ」
『さらばじゃ』
あっさりとした別れであったが、互いに自らの分身とも言える間柄だ。それで良いということは分かっている。
「うむ、さらばである」
影の小夜子はかき消えた。
また会うこともあるだろう。
「サヨちゃん、なにしてんの?」
タクシーから顔を出したギャル谷に言われた。
「すぐに行く」
小夜子はタクシーの後部座席、ギャル谷の隣に乗り込む。
若松少年は愛車であるバイクに跨っており、自分の手に戻ってご満悦の様子だ。振り返った若松少年が合図を出して、一行は出発する。
「そうじゃ、コメダ珈琲にでも寄って朝食をとろうかの」
「あーし入ったことないんだけど、美味しいの?」
「わらわも入ったことがないでな。一度入ってみたかったんじゃ」
入ったことが無い店に入る。それだけでも、新しいことがある。
こうして、瓜子姫を巡る魔戦は終わった。
様々な出会いが未来の改変に繋がっているが、現世にいる者はそれを知ることはできない。
本来であれば出会うはずが無い者、ここで死んでいた者、それらは全て反転した。
これを理解している者は、水蛭子神だけだ。
【母上もなかなか面白いことをする。また会うことになるけど、そん時に喰わないですんだらいいなあ】