ネコネコストーリー23
旅人達の目の前には、石を積みあげて造ったような大きな壁と、大きな遺跡の入口があった。
そして、遺跡の入口には、2体のライオンの石像がたっていた・・・・・・。
それは、本当にミステリアスなストーリーである。
それは、天使のストーリーである・・・・・・。
おかしなことに、その時、砂漠の旅人達は、絵本と魔法の遺跡にたどり着いたのだった。
砂漠の旅人達は、驚いた。
それは、シーラーズ遺跡の壁の向こうに、大きなタワーがたっていることだった・・・・・・。
その時、砂漠の旅人達は、夢みたいなタワーを見つけたのだった。
「・・・・・・ムフフフフフ・・・・・・シーラーズタワーにたどり着いたよ・・・・・・ダメ猫」
「ニャフフフフフ・・・・・・シーラーズタワーを見るのは久びさですニャ。
ニャフフフフフ・・・・・・ヤッターですニャ」
「フフフフフフフ・・・・・・皆さん大丈夫ですか?
フフフフフフフ・・・・・・それでは、心の準備ができたら、遺跡の中に入りますよ」とルーナが言った。
そうして、砂漠の旅人達は、遺跡の入口の前で立ち止まってタワーをながめていた。
◇◆◇◆◇
砂漠の旅人達は、シーラーズタワーの入口にたどり着いた。
すると、旅人達は、黒色の羽の天使の女性と怪しいピエロ男に出会った。
「・・・・・・あれ・・・・・・サーカスのピエロがこんなところにいるよ。
ムフフフフフ・・・・・・ピエロのお客さんはめずらしいよね。
ムフフフフフ・・・・・・なぜ、あなたはここに来たのかしら?」とナターシャが言った。
「ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・こんにちは。
ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・それはですね・・・・・・あなた達が、助けを求めているからですよ」とピエロ男が答えた。
「ムフフフフフ・・・・・・私達はシーラーズタワーを見学するために来たのだけれど、私達がシーラーズタワーの中に入ることは、できるのかしら?」
とナターシャが言った。
「・・・・・・ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・僕が『ダメです』と言ったら・・・・・・どうするのですか?」
「ムフフフフフフ・・・・・・さあね・・・・・・どうしようかな・・・・・・」
「ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・残念ですけど・・・・・・君達は、シーラーズタワーの中に入ることができませんよ」
「ムフフフフフフ・・・・・・ムフフフフフフ・・・・・・おかしいねえ・・・・・・4ヵ月前にシーラーズタワーに訪れた時は、見学できたはずなんだけど」
「ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・ヒーヒヒヒヒヒ」
「・・・・・・フフフフフフフ・・・・・・本当におかしいですねえ・・・・・・。
なぜ、あなたはここで案内をしているのですか?」
「ヒーヒヒヒヒヒ・・・・・・それは、もちろん秘密ですよ」
「フフフフフフフ・・・・・・フフフフフフフ・・・・・・ねえ、ミシェール、そこにいるピエロ男は誰なの?」
「・・・・・・ウフフフフフフ・・・・・・ルーナちゃん元気ですかあ?
ウフフフフフフ・・・・・・こいつは4日前に訪れた、ヤバイお客さんだよ。
ウフフフフフフ・・・・・・間違えて、仲良くなっちゃったんだけど・・・・・・」
「え⁉ちょ、ちょっと・・・・・・あなたはシーラーズタワーの天使なのですよ・・・・・・。
そこにいる、変なピエロ男と仲良くなっちゃダメだよ‼」
「およ・・・・・・?そんなの知らなかったんだけど」




