ネコネコストーリー22
砂漠の旅人達は、魔法のほうきで空を飛んでいた。
すると、青い空の遠くのほうから、黒色のハトが飛んできた。
「・・・・・・おっと・・・・・・あいつが飛んできたということは・・・・・・危険なオシラセを伝えにきた・・・・・・ということかもね」とナターシャが言った。
「ニャオ!?それは、本当ですか?」とクレアが言った。
「・・・・・・フフフフフフフ・・・・・・皆さん、大丈夫ですよ。
フフフフフフフ・・・・・・ルーナが君達を守るですよ。
フフフフフフフ・・・・・・ご安心くださいませ」
「ムフフフフフフ・・・・・・天使さんが守ってくれるみたいだよ、ダメ猫」とナターシャが言った。
「ニャフフフフフ・・・・・・じゃあ、クレアは天使さんのことを信じるですニャ」
ミステリアスな黒色のハトは、僕達のところに近よってきた。
そして、こう言った。
「皆さん・・・・・・こんにちは・・・・・・いきなり申し訳ありませんが、警告しますよ・・・・・・。
いいですか?よく聞いてくださいね・・・・・・。
えーと・・・・・・今の君達は、修行がたりないのです。
今の君達は、天使達について学ぶ必要があるのです・・・・・・。
今の君達は、未熟なのです・・・・・・。
そして、フルサトの地球にすぐに戻りなさい・・・・・・。
それでは、ごきげんよう」
「・・・・・・」旅人達は、その言葉を黙って聞いていた。
すると、黒色のハトはその言葉を伝えた後、すぐにどこかへ立ち去ってしまった。
旅人達は、とりあえず旅を続けた。
僕とクレアは、なぜ、黒色のハトが飛んできたのか理解できなかった・・・・・・。
おかしなことに、黒色のハトは人の言葉をしゃべっていた。
しかし、オカルトを信じている僕とクレアは、めずらしい黒色のハトを見ることができたので、とてもうれしかった。
旅人達はしばらくの間、魔法のほうきで砂漠の空を飛行していた。
それは、本当にミステリアスなストーリーである・・・・・・。
魔法の力を信じている旅人達は、救いを求めているはずだった。
しかし、旅人達の白色のストーリーは、黒色のストーリーになってしまった。
◇◆◇◆◇
旅人達は、魔法のほうきで砂漠の空を飛行していた。
するとその時、天使のルーナがこう言った。
「あ・・・・・・そういえば、大事なことをいい忘れていました。
フフフフフフフ・・・・・・先ほどの黒色のハトさんが言ったとおり、私達の目的地は古代ペルシャのシーラーズ遺跡です。
フフフフフフフ・・・・・・あと少しで到着するので、がんばって飛行してくださいね」
旅人達は、砂漠の遠くのほうに古代遺跡を発見した。
すると、天使のルーナが下に降りましょうと言ったので、魔法のほうきと旅人達は、砂漠にゆっくりと着陸した。
「フフフフフフフ・・・・・・到着しましたよ。
フフフフフフフ・・・・・・えーと・・・・・・それでは皆さん、私についてきてくださいね・・・・・・」
着陸したあと、ルーナがそのように言ったので、旅人達はシーラーズ遺跡に向かって歩き始めた。
「・・・・・・ムフフフフフフ、あの遺跡で黒色の天使に出会うことになるかもね」
「ニャフフフフフ・・・・・・私達はミステリアスが大好きなので、大丈夫ですニャ」
砂漠の旅人達は、シーラーズ遺跡を見つけた。




