ネコネコストーリー20
「ニャーオ・・・・・・ありがとう、ルーナさん」とクレアが言った。
「ムフフフフ・・・・・・天使さんのおかげで私達は、苦しみと悲しみを浄化することができるかもしれないよね」とナターシャが言った。
「・・・・・・」少しの間、みんな黙っていた。
すると、その後、クレアがこのように言った。
「・・・・・・クレアは救われない者達のために、礼拝するですよ」
「・・・・・・」みんな黙っていた。
「ダメ猫・・・・・・礼拝と救いが欲しくなったら、いつでも私のところに来なさいよ」しばらくすると、ナターシャが答えた。
「・・・・・・あの・・・・・・えーと・・・・・・僕も礼拝してもいいかい?」と僕が言った。
「ニャオ!?ファルート君は、私達のことを認めてくれるのですか?」とクレアが言った。
「・・・・・・当たり前だよ。僕も礼拝の力を信じるよ」
「ニャオ・・・・・・ありがとう・・・・・・ニャーオ・・・・・・ファルート君が認めてくれると、私はうれしいですニャ」とクレアが答えた。
◇◆◇◆◇
僕達はベイルートタワーの外に出た。
その時、僕達のすぐ目の前に、白い羽の天使が立っていた・・・・・・・。
それは信じられないかもしれないけど、絵本の世界と天使の存在は現実だった。
そして、僕達は天使と会話をしていた。
「・・・・・・フフフフフフフ・・・・・・フフフフフフフ・・・・・・フフフフフフフ・・・・・・私は、君達に慈しみを与えましょう・・・・・・。
フフフフフフフ・・・・・・フフフフフフフ・・・・・・皆さん・・・・・・準備はよろしいですか?」とルーナが言った。
「いつでも大丈夫だよ・・・・・・ルーナ」とナターシャが答えた。
「ニャフフ・・・・・・私も大丈夫ですニャ」とクレアも答えた。
「えーと・・・・・・僕も大丈夫ですよ」と僕も答えた。
「フフフフフフフ・・・・・・良いでしょう・・・・・・了解しました・・・・・・。
フフフフフフフ・・・・・・今からルーナは、君達といっしょに大空を飛ぶことにしましたよ。
フフフフフフフ・・・・・・本当に準備はよろしいですか?」
「ムフフフフフフ・・・・・・私達は大丈夫だよ、ルーナ」とナターシャが答えた。
「・・・・・・」僕とクレアは黙っていた。
「フフフフフフフ・・・・・・了解しましたよ・・・・・・。
フフフフフフフ・・・・・・それでは皆さん、まず始めに、魔法のほうきに乗ってみてくださいませ」とルーナが言った。
彼女にそのように言われたので、僕達は魔法のほうきに乗ってみた。
すると・・・・・・僕は、あることに気がついた。
それは、魔法のほうきから『謎のチカラ』が、発生していることだった。
しかし、そのチカラの正体は、僕にはわからなかった。




