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ネコネコストーリー13

「なるほどね。そしてあの船は君達の船だろ・・・・・?

ニャオ・・・・・もしかして故障したのか?」

「え!?どうしてわかったのですか?」

「うむ・・・・・なんとなくだけどわかったよ」

「・・・・・」二人の妖精は少しの間黙っていた。そしてこう言った。

「あの・・・・・僕達ミッチェル44惑星に旅行していたのです。でもラマーデイー島に帰る途中で海賊船に乗った弓使いにおそわれてしまったのです。彼らは弓矢爆弾で僕達を攻撃しました。

すると僕達の船は壊れてしまって、砂漠に不時着したのです」





◇◆◇◆

やがてあたりは暗くなり、月が出始めて夜になった。

僕とノエルドと妖精達はキャンプをすることにした。

その時、僕はとても驚いた・・・・・。

ノエルドが白いハトに頼みごとをすると、じゅうたんと白いハトはどこかへ飛んでいってしまった。

そして25分後、白いハトがじゅうたんに石油ランプと毛布を乗せて戻ってきたのだ。

「ねぇ・・・・・お姉ちゃん達はどうして僕達に近づいたのですか?」とアンバルが言った。

「ニャオ・・・・・?

あー、そうだよね・・・・・。

いきなり来てしまってごめんね。

船の近くに誰かいるのかなと思ってね。特に意味はなかったけど、気になったんだよ。

えーと、冒険心ってやつかなあ・・・・・」とノエルドが言った。

「へぇー、そうだったんですね。

お姉ちゃんはナイフを持っていたから敵かと思ったよ」




その時、僕達は神秘的な明かりを見ていた。

それは木箱の上に置いてある石油ランプの明かりだった。

石油ランプの明かりが僕達の周囲を照らしている。

「うむ・・・・・君達は海賊船におそわれたのか。

しかも、海賊船に弓使いが乗っていたとはね。

ん・・・・・?もしかしてそいつらアスタナーデビル軍団じゃないのか?この地域ではよく見かけると思うけどね」とノエルドが言った。

「あ、はい・・・・・たぶんそうでしょうね。

奴らは僕達の船をよく攻撃するのです。

えーと・・・・・奴らはお宝とかが目的でしょうね」とアンバルが答えた。




◇◆◇◆

僕とノエルドは船をながめていた。

よく見ると、船は色々なところに銃弾で攻撃 されたような跡がついていた。

「うーむ。奴らは弓矢爆弾で攻撃していたのか・・・・・」とノエルドが言った。

「あ・・・・・はい。本当に危ないところでした。海賊船が追いかけてきたけど、なんとか逃げてきたのです」とアンバルが言った。




僕達は妖精と色々な会話をしていた。

夜空には幻想的な月が輝いている。

その時、僕は幻のような砂の世界を見ていたのだ・・・・・・。

幻の砂が昔の物語を語っていた。

「ねえ、アンバルさん・・・・・アトランティス大陸の伝説って聞いたことありませんか?」と僕は言った。

「あ・・・・・聞いたことありますよ。

えーと・・・・・船のり達の間では、有名な伝説ですね。僕も昔あこがれていました。

旅人さんはもしかして古代文明とか好きな方ですか?」とアンバルが言った。

「そうですね・・・・・僕は古代遺跡とか古代文明に関係する本を読むことが大好きです」

「へぇー、なるほど。

旅人さんロマンがあっていいですね」




僕は砂漠の幻の中にいた。

砂の世界では強さも弱さも関係なかったのだ。

「・・・・・じゃあ、教えてあげるよ。

この世界では、神々と大自然にはさからえないということだよ」とシロップが言った。

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