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神樹の魔地が主  作者: 冬森レイ
プロローグ
4/25

生活環境を整えよう!2

前話の続きです。


  昨日は、道を造ったり食器を造ったりしたが今日はその続きだ。


  まず、昨日と同じく僕が通れる道を他の方向にも造る。


  これで、東西南北何処からでも出入り出来る。

 この作業は直ぐに終わった。


  次に着手したのは、家具作りだ。ここには、食器などはあってもそれを入れて

 おける棚など収納道具が一個も無い。


  そこで、簡単な棚を幾つか作って地下の部屋に設置することにした。

 だが、棚を作ったはいいがどうやって地下の部屋に運ぶかという問題が生じた。


  僕が、大きくて重い棚をどうやって地下に持って行くか悩んでいると

 トリティアが近づいて来て何を悩んでいるのか聞いてきた。


「いや、どうやってこの棚を運ぼうかとね?」


  こんな事なら、初めから地下で作業すれば良かったなと朗児は少し反省しなが

 ら彼女に正直に相談した。


  すると彼女は、すぐに「分かりました」と言うと


  自分のツタで棚を縛り上げて地下に運んで行く。


(便利だなあのツタ)


  棚を地下に運び終えてから、彼女は一緒に地下に行きましょうと朗児を手招きす

 る。朗児はそんな彼女に付いて行き地下に下りた。


  地下の部屋の隅に、朗児が作成した棚が一か所に集められていた。

 それを指さしながら彼女は


「魔力を体に纏いながら持ってみてください」


  と言ってきた。


(魔力を・・纏う?)


「どうやって纏うの?」


  纏えと言われてもやり方を知らないので、彼女に聞いてみた。


「体の外に魔力を放出する感覚で魔力を外に出し

 今度はその放出した魔力を服を着る感覚で体に纏ってください」


  という事らしい。理解は出来たのでやってみる。


  まず、魔力を出す。


  あ、出た。体に少し力を入れる感覚で力んだら何か青いオーラが出てきた。


  今度はそれを纏う


  おお、着れた着れた。

 着たというより体に張り付けている感覚だな。


「おめでとうございます。それが強着魔法です」


  トリティアは拍手をしながら喜んでくれる。


「よし。じゃあ棚を持ってみるよ」


  棚のある位置に行き棚を持ってみると、物凄く簡単に持ち上がった。 

 そのまま家具を見栄えが良い位置まで持って行き設置する。


  その作業を数回繰り返し、無事に全ての棚を設置し終えた。


「お疲れ様です。終わりましたね」


  そう言いながら彼女は、霊樹の実と水を渡して来る。

 相変わらず優しい彼女に感謝して僕は、その実と水を受け取り飲食する。


  作業を終えたので、地上に上がる。


  そこで一つ思いついたことがある。この強着魔法を纏いながらジャンプすれば

 霊樹の上まで行けるのでは?という思いつきだ。


  トリティアに相談したところ、そこそこの跳躍力はあるはずなので数回ジャン

 プすれば自分の頂上に行けると思うと言われた。


  そこで、僕は霊樹近くで足に強着魔法を纏いジャンプしてみた。

 すると地上から500m近くの高さまでジャンプ出来てしまった。


  近くにあった枝に降り立ち、周りを見渡してみた。

 そこに広がる広大な森という大自然に僕の心に強い高揚感を与えた。


  暫くその光景を見つめていると、トリティアが近づいて来た。

 彼女が抱えている籠には沢山の霊樹の実が入っていた。


「主様の当面の食料です。あと、帰り道も用意しました」


  そう言う彼女が指さす方を見れば、枝で組まれた階段があった。

 本当にできた人いや・・できた精霊王か


(ここでこれだから、頂上はもっと景色が良いんだろうな~)

 

  だが、帰りのことも考えて朗児は今日はここまでにしようと階段を下って

 いく。


(木の上に生活スペースを持ってくるのもアリかもな。地下の部屋は、倉庫として

 活用するか・・良いな!)


  という事で、朗児は今居る地点で就寝することにした。


  続く


雨を降らせるのは、あと2話程先にします。

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