ユニークアクセス10000突破記念~特別編「不思議の国の輝野」~
作者:ユニークアクセス10000突破記念~特別編「不思議の国の輝野」~開演です!!
注意:作者がハイになったせいで四千文字を超えていますので注意してください。
あの日の朝早く戦艦輝野ではいつものように総員起しが行われている頃、輝野は若久を起こすため彼がいる艦長自室に向かっていた。
輝野
(若久さん、もう起きてるかな~)フフフッ
そんな気持ちで曲がり角を曲がろうとすると、若久がコソコソと自室から出てくるのを輝野は見つけた。
輝野はすぐに話しかけようとしたが、彼の様子がおかしい事に気がつき後をつけてみた。
若久はしきりに周りの様子を気にしながら、懐中時計を確認すると廊下の突き当たりの部屋に入っていった。
輝野
(あそこに扉なんかあったかしら)ガチャ
輝野は若久が入っていった扉をそっと開けた。
サワァ・・・・・・
そこには、何にもないただの原っぱが広がっていた。
輝野
「」バタン
一回扉を閉めた。
輝野
「・・・・・・」ガチャ
サワァ・・・・・・
もう一度開けるとそこにはやはり原っぱが広がっている。
輝野が茫然としてると、若久(何故が軍服ではなく燕尾服着用+ちょっとおかしなシルクハット)が。
若久?
「ヤバイヤバイ遅刻だ!陛下に殺される!!」
そんなことを言いながら扉から少しはなれた所にある穴に飛び込んだ。
輝野
「あ、待って下さい!!」
輝野は若久?を追うため穴の中に飛び込んだ。
そして、輝野は何とも不思議な空間な空間を落ちていった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どのくらい経ったのだろうか、輝野はいつの間にか森に寝ていた。
輝野
「・・・あれ?ここは・・・・・・」
輝野は少し頭がぼんやりしていたがすぐに本来の目的を思い出した。
輝野
「あ!若久さんを探さないと!!」
そういって起き上がり周りを確認すると、一軒の平屋建ての日本家屋があった。
何でこんなところに・・・?と輝野は思ったが考えても埒が明かないので住人に聞いてみることにした。
しかし、輝野はやっぱり少し怪しいので生垣から中を覗いてみることにした。
輝野が生け垣の前に近づき中を覗こうと背伸びをしてみるとそこには、
北村?
「のぞきは行けないぞ?少女」
いつもの白衣は着ていなく、浴衣+パナマ帽姿の北村?がカップ片手にこっちを凝視していた。
輝野
「!?」
ちょっとホラーであった。
輝野は思わず後ろにこけてしまったがすぐに立って北村?がいる庭まで入った。
輝野
「ちょ、北村さん何やってんですか!?」
輝野がそう言って北村?に近寄ると彼は首をかしげながら、
北村
「北村ァ?私はいかれ科学者だが?」
輝野
「へ?」
山本
「お~い、一秋お茶の用意ができたぞ~」
赤城?
「北村はん、早くしないと冷えてしまうさかいに~」
輝野
「山本さん!?赤城さん!!?」
そこには私服姿(映画GF司令長官・山本五十六での白スーツ)の山本が家の縁側に腰かけており、その隣に大正ロマン風の服を着た赤城がお茶と和菓子を持って座っていた。
輝野は突然現れた二人に驚き、
輝野
「あ、お茶菓子貰っていいですか?」
ズサァァァァァァァアアア
輝野以外の三人に思わずズっこけたがすぐに立ち上がり四人でお茶を少し楽しんだ。
輝野
「あ!そういえば若久さん知ってますか?」
逝かれ科学者
「あァ?若久? ・・・・・・あぁ“執事”のことか」
輝野
「執事?」
逝かれ科学者
「燕尾服にシルクハットの男だろ?」
輝野
「はい!」
輝野がそう言うと山本は指で森の中に続く道を指しながら、
山本
「彼なら走ってあっちに走っていたよ」
赤城
「多分、女王様の城に向かったと思うから、行ってみなはれ」
輝野
「わかりました!それは!!」
三人
「いってらっしゃーい」
日本家屋から出発した輝野は歩いていくと、蒼いメイド服を着た女性が道に倒れていた。
輝野
「え・・・大丈夫ですか!?」タタタッ
輝野が倒れていたその女性に近づいたとき彼女が動いた。そして起き上がって輝野の向いた。
そして、輝野は気づいた。その人が知り合いであることに、
輝野
「あ、蒼峰さん!?」
そう、倒れていたのは赤峰の妹の蒼峰であった。
しかし、彼女は、
蒼峰?
「え?私はアリスよ?」
輝野
「はい!?」
輝野は何の抵抗も無くそう言った彼女が心配になって顔見ると頭にタンコブができていた・・・・・・どうやら、彼女はどこかで頭を強く打ちつけたらしく、そのせいで記憶が混乱した!っと輝野は判断した。
アリス
「私もついて行っていいかしら?」
輝野
「あ、いいですよ」
こうして二人は一緒に城に向かうことにした。
しばらく進むと道は二手に分かれていた。
アリス
「あ、分かれ道・・・・・・」
輝野
「む~・・・・・・どちらに行けばいいかな・・・・・・」
二人が悩んでいると、
??×2
「「お困りのようね(だな)」」
アリス
「!?何者!!?」
二人が後ろ見たらそこには何故か上半が裸で下半身は獣スーツ着たなんとなくアウト小谷となんかほぼアウト(てかアウト)な猫耳尻尾に水着を着た御鷹がいた。
二人
「「アウトォォォォオオオオ!!!」」
小谷?
「言うな!俺も恥ずかしいんだよこの姿!!」
御鷹?
「え~私は楽しいのにぃ~」フフフ
小谷?
「楽しいわけがあるか!こんな服無理あり着せられて・・・ッ」
御鷹
「えぇ~とても似合っているのにぃ~」
アリス(笑)
「二人とも・・・・・・メタいわよ・・・・・」
なんかナチュラルに話している三人を見て輝野はとまっどている。
それに気が付いた小谷?と御鷹?は輝野の方を見て、
小谷?
「あー、俺は知者猫(♂)だ、よろしく」
御鷹?
「私は恥者猫(♀)よぉ~よろしくねぇ~」
輝野
「漢字がなんかアウトのような気がしますがスルーします・・・・・・えーと輝野です、こちらこそよろしくお願いします」
そう言って三人は握手した。
少し談話した後、
恥者猫
「そ~いえば~二人は城に向かってたのよねぇ~」
輝野
「あ、そうです」
輝野がそういうと恥者猫は少し申し分けない顔をして、
恥者猫
「ごめんねぇ~どっち私たちも覚えていないのよぉ~」
輝野
「え・・・マジですか」
知者(ry
「ああ、すまない」
アリス
「あなたたち存在意義あるの今回?」
恥者(ry
「あるわよぉ~」
そう言うと恥者猫はその豊満な体で胸を張りながら、
恥(ry
「読者サービスぅ」うふッ
ぷちっアリスの脳内でなにかが切れた!!
アリス
「よろしいならば戦争だ!」
恥ry
「ふふっお姉いさんが相手になってあげる~」
そう言って二人は取っ組み合いになった。
輝野が今日何度目かの溜息をついていると、知者猫が
知(ry
「確か、“執事”は右の道を走っていったからそちらに行くと良いよ」
輝野
「あ、ありがとうございます」
輝野が走って行こうとすると、知者猫が呼び止めて、
(ry
「これを持っていくと良い・・・何かの役に立つはずだ」
そういって彼は手紙を渡した。
その手紙の宛名には「女王陛下様へ」と書いてあった。
輝野は三人と分かれて一人で城に向かっていった。
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森を抜けると、そこには城下町であった。
輝野は城に向かうためにメインストリートを歩き、そして城の正門前に出た。
衛兵1
「おい、何者だ!」
輝野
「輝野です」
衛兵2
「お、おう」
衛兵1
「何者かの使者か何かか?」
その言葉に輝野は知者猫にもらった手紙を見せながら、
輝野
「え~と、知者猫(♂)さんに頼まれて・・・」
衛兵2
「・・・・・・本物のようですね」
衛兵1
「うむ、通して良し!!」
衛兵3
「か~いも~ん!!」
門が開いた。
輝野は門をくぐり、メイドさんに案内されて謁見の間に入った。
輝野
「は、はじめまして・・・輝野です」
輝野は少し強張った声で言った
女王様と合うといことで少し緊張しているようだ。
??
「面を上げよ」
聞いたことがある声がした。
輝野が顔を上げるとそこには英国女王のような高そうな服を着た赤峰がいた。
女王陛下というのは赤峰のことだったらしい。
赤峰
「あら、かわいらしい郵便屋さんね」
彼女は微笑み紅茶を飲みながら、知者猫の手紙を読んだ。
そして手紙を読み終えたあと、心配そうな顔をしている輝野をみながら、
女王
「大丈夫よ、知者さんからの手紙から現在のあなたの状況が分かったから……」
輝野
「あ、そうなんですか……よかった~」
輝野は少し息洩らしながら胸を撫で下ろした。
女王はそんな彼女を見て頬笑えんで、
女王
「彼は今、南の商店街にお使いに行かせてますの」
輝野
「え?何でですか??」
輝野がそういうと、女王は少し不機嫌そうな顔をして、
女王
「彼、出勤時間に三十分も遅れてきたのですよ。折角、今日はあの人に手紙を渡すチャンスだったのに……あ、そうだ!」
輝野
「な、なんですか?」
女王は輝野の顔を見ながら、
女王
「今、彼はあの人の所に向かってるの今から向かえばちょうど会えるかもしれないし、だからついででいいから、私の手紙も渡してきて下さらない?」
輝野は半ば利用されているとわかっていたけど、彼を追うために了承した。
しかし、ここで輝野はあることに気が付いた。
輝野
「あ、でも私道分からない……」
そう言うと、女王は笑いながら、一緒にお供を二人付けるから~といって、輝野を出発させた。
正門を出ると二人の軍服を着た少女がたっていた。どうやら姉妹らしい。
輝野
「こんにちは、あなた達が案内役の人?」
輝野はこの二人どこかで会った気がするな~と思いながら話しかけた。
二人のうち気が強そうな・・・・・・多分姉であろう方が、
陽炎
「初めまして、私は陽炎こっちは妹の雪風、今回案内役よ。よろしくね」
雪風
「・・・・・・よっよろしくお願いします」
雪風は彼女らの後ろに隠れながらそう言った。
輝野
「よっ宜しくお願いします」
陽炎
「じゃあ、出発しますね」
そう言って三人は南の商店街に向かった。
三人が商店街につき、そして、大通りの中の小さなカフェ『喫茶店~斜光・南城下町店~』についた。
そこには、頭にアホ毛をはやした好青年がカウンターでコーヒーを煎れていた。
陽炎
「こんにちは~」
そう言って店内に入ると、青年はコーヒーをやかんを置いた。
義龍
「あれ?陽炎ちゃん、雪風ちゃんいらっしゃい……そちらの女性は?」
輝野
「あ、初めまして輝野です」
輝野は今日何度目かの友人への「初めまして」をしながら彼を探した。
どうやら彼はいないようだ。
義龍
「初めまして。私はこの喫茶店の店長だ。今日は何の御用で?」
輝野はそういわれるとすぐに手紙を出して、
輝野
「女王陛下からお手紙を預かっていまして~それを私に……」
義龍
「あ!そうか!ありがとう!!いや~この頃手紙のやり取りができていなくてね……」
そう言う義龍の言葉をさえぎりながら輝野は、
輝野
「あの~執事姿の女王陛下の使者の方、来てません?探しているんですけど……」
義龍
「“執事”?彼なら上にいるけど…...」
そう言うと、義龍は手で後ろを指した。
その時上の階から探していた。彼が顔をのぞかせた。彼は輝野を顔を見るて、
若久
「あれ?輝野??」
と言って首を傾げた。
輝野
「わッ若久さん!!」
輝野は急いで階段を駆け上がろうとしたとき、義龍が、
義龍
「あ!そこ滑りやすいから気をつけて!!!」
と、注意するが、
つるっ!
輝野は階段から滑って落ちてしまった。
輝野
「きゃぁぁぁあああああぁああ!!?」
輝野の意識はそこで途絶えた。
輝野
「」ゴンッ
その音と共に輝野は床に盛大に頭をぶつけた。
輝野はさすりながら体を起こすと、そこには普段通りに軍服を着た若久がこちらを心配そうな顔で見ていた。
輝野
「あれ?若久さん??ここは???」
若久
「どこって、普通に輝野の中だけど……?」
そう言って彼は首を傾げた。
輝野はこの時で今まで自分が見ていたのはただの夢だと思った。
そう思うとなんだか恥ずかしくなった彼女は「だっ大丈夫ですよっ!」とそう言って立ちあがり、
輝野
「若久さん、露天艦橋に行きましょう!!」
そう言って彼女は若久の手を取る。
若久
「え、ちょっ、まっ」
しかし、彼が止める前に二人は転移した。
こうして、輝野の輝野の不思議な国は幕を閉じた。
・・・・・・しかし、彼女は知らない。
・・・・・・若久の机の上に燕尾服とちょっとおかしなシルクハットが置いてあったことに・・・・・・
FIN
作者
:皆様、お疲れ様でした
義龍たち
:お疲れ様でした~
作者
:今回参加された方々に北村特製栄養剤(一ダース)×3ずつ渡したので、ぜひお使い下さい。
では、この辺で
全員
:また、お会いしましょう!!!
赤峰
:感想、アドバイスまったまーす!!




