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【※】
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氷の魔女の私の手が暖かくなることなんて今までなかった。
だから私は、とても困った。
どうして彼女たちは、氷のように冷たく、危うい、私の振る舞いに答えてくれるのか、訳が分からなかった。
めまいがするほどの、不思議だった。
クラクラして、まともに立っていられなかった。
彼女たちは私のアイス・キャンディを舐めて。
私にプレゼントをくれた。
私に歌を歌ってくれた。
私の手にキスして微笑んだ。
体中が熱かった。
この感情は、なんだろう。
好きになってしまった。
彼女たちを、私の魔女にしたいと思った。
いや、そう思ったのは。
きっと。
全部。
熱のせい。
原因不明の高熱。
一般的に判断すれば、可愛い微熱。
その熱は。
まだ。
冷めないまま。