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2019/11/21 ヨーグルト卵焼き

 まず初めに卵2つを割って容器に入れ箸で溶いた。

 それからヨーグルトを分量を計らず、卵2つ分くらい、卵が溶いてある容器に入れ溶いた。

 卵だけ溶いてある時は橙味がかった黄色だったのだがヨーグルトを混ぜると、レモンのような色になった。まるで絵具のようだ。

 それらを加熱し油を敷いたフライパンで中火で焼いていく。

 ここで誤算が生じた。ヨーグルトに含まれる水分のおかげで焼き目がつかず火も浸透しない。

 フライ返しで傍から少しめくって見るとまだ新鮮なレモン色。焦げ目がつく様子もない。

 きっとこれはヨーグルトの水分をクッキングペーパーで抜いてから、大きなフライパンで薄く焼くべきだったのだろう。クレープのように。

 5分、10分と経っても火は通らない。

 だんだんとおからのように塊始めた。

 スクランブルエッグとは似ても似つかない。

 とりあえずどうしようもないので皿に盛り付ける。

 箸でちぎって一口。

 味がない。全く味を感じ取れないわけではないが、それは微かにしか感じない。

 それはヨーグルトの酸味だった。

 もしやと思い、それらを箸で加圧してみると、案の定ヨーグルトの水分が出てきた。

 それらをクッキングペーパーで抜き取ってみると、これに味は完全に存在しなくなった。

 私は何を食べているだろう。

 このまま食べれる気がしないのでケチャップと醤油をかけてみた。

 私はケチャップと醤油の味しかしないそれを完食した。

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