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東方破滅録  作者: 坂上儚月
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小さな異変?!時龍の変態異変!後編

いやー、少しキャラが違うかな?

「よし!これだけ人数がいるから、三班に別れて行動するぞ!」


「三班に別れるのは良いが、主戦力になるやつが一人居ないぞ?」


「あ、確かにそうだな。さてどうするか...」


俺と幻真が悩んでいると、空の上から声が聞こえた。


「それなら、僕も行きましょうか?」


「なっ!紅夢!どうして此処に!?」


「僕の能力の一つで、皆さんの運命を見ました。」


「そう言えば紅夢の能力って何なんだ?」


「僕の能力は、「全ての運命を操る程度の能力」。これは僕の能力の一つですね。」


「運命を操る!?それなら時龍の運命を変えて捕まるようにしたら良いじゃないか?」


しかし、紅夢は申し訳なさそうに、


「すみませんが、それは出来ません。」


「何故だ?」


「竜神さんには言いましたが、僕の能力は制限がかけられているんです。」


「そう言えば、確かにそう言っていたな。」


「ん?何故制限がかけられているんだ?」


「紅夢の能力が異常に強すぎるからだろう。だからこの異変の主犯から少し封印されているのだろう。」


「そんなに紅夢の能力は強力なのか?」


「僕の世界では僕が最強でしたから。」


「へぇ、一度戦ってみたいものだな。」


「僕はあまり戦いたくはないのですが...」


「まあ、諦めろ。俺も幻真も戦闘大好きだからな。」


「はあ、これからが大変そうですね。」


「ま、それは仕方ないとして。今は別れてから時龍を探すことが先決だ。」


「確かにそうですね。それにしても、結構人数がいますね。」


「代わりに時龍を見つけやすい。よし、三班に別れるぞ!」


俺達は天狗達を三班に分けた。


「よし、こんなものだな。」


「竜神が20人。俺が15人。そして紅夢が20人だな。」


「それぞれ天狗の班長も決めませんか?」


「何故だ?」


「もし僕達とはぐれた場合にまとめる者が必要でしょう。」


「成る程...なら、誰を班長にしようか。」


「そうだな...誰か班長をしてくれる者はいないか!?」


俺が声をかけると、すぐにそれぞれから一人ずつ出てきた。


「私達がします!」


「あの変態野郎に一発喰らわさないと気がすまない!」


「椛ちゃんの敵をとってやるんだ!」


「よし、ならお前達にに任せるよ。」


「あ、君たちの名前を聞いても良いかい?」


「私は紗良(さら)です!」


珠洲(すず)です。よろしくお願いします!」


硝子(からす)と言います。椛ちゃんの敵を!」


「皆意気込むのは良いが、時龍を見つけたら必ず俺達に知らせろよ。あいつの実力はかなりのものだ。一人で挑もうと思うなよ。」


「分かっています。ですがもしもの時は私達で戦います!」


「...分かった。だが、俺達に知らせるのが最優先にしろよ。」


「勿論です!」


「よし、それじゃあ解散!」






竜神side


「おーい、紗良!見つかったか?」


「いえ...あいつは何処にいるんでしょうか?」


「ま、分からないから探しているんだがな。」


「それもそうですね...」


「時龍のやつ...見つけたら炭にしてやる...!」


「私なら切り刻みます!」


「よし!切り刻んで炭にするか!」


「良いですね!それにしましょう!皆もそれで良い?」


「「「「「「「おー!!!」」」」」」」


「よーし!早くあいつを見つけて殺るぞー!!」


「「「「「「「「「おー!!」」」」」」」」」






幻真side


「ったく!時龍のやつこっちに来ても同じことをしやがって!」


「あの変態野郎って、幻真さんの世界でも同じことをしていたんですか?」


「ああ、いつも女性に絡んでいたな。」


「本当、切り刻みたい!」


「切り刻むのは良いが、絶対仲間を頼れよ。あいつの実力は俺に匹敵するからな。」


「そんなに強いんですか?あの変態は。」


「まあな。こっちの世界では紫に勝ったからな。」


「あの紫さんに!?そんなに強いんですね。」


「ああ、だから見つけたら俺に知らせろよ。」


「分かりました。ですがいざとなったら私だけでも!」


「全く、周りを見てみろ珠洲。こんなにも仲間がいるじゃないか。仲間を頼れよ。」


「あ...」


「そうだよ!私達がいるじゃない!」


「珠洲だけは許さないよ!」


「ほらな。皆同じ気持ちなんだ。」


「幻真さん...皆...そうね!皆であの変態に制裁を喰らわそう!!」


「「「「「「「おーー!!!」」」」」」」






紅夢side


「硝子さん。見つかりましたか?」


「いえ...あの、紅夢さん。」


「ん?どうしましたか?」


「紅夢さんは変態に会ったことがあるんですか?」


「変態?ああ、時龍の事ですね。」


「そうです。最初に見たときの印象はどんなでしたか?」


「自己紹介の時に女性が好きって言っていたので、すぐに変態だって思いましたね。」


「やっぱりですか。私は見た瞬間に分かりました。」


「見た瞬間にですか?」


「はい。と言うか、此処にいる皆がそんな感じだと思っていたんです。」


「ならば、その時に追い出せばよかったじゃないですか。」


「それが、追い出そうとしようとした時には椛ちゃんに近づいていたんです。」


「成る程...ですが責任を感じるのであれば、一人で戦おうとは思わないでくださいよ?」


「え?何でそう思うのですか?」


「硝子さんから、激しい恨みの感情を感じるからです。」


「紅夢さんには敵わないですね。確かに一人で戦おうとしていました。」


「やっぱり...硝子さんは一人ではないのですから、皆で戦いましょう!」


「そうですね...私だけ戦っては意味がないですね!」


「そうですよ。皆を頼ってくださいよ!」


「そうよ!私達を頼ってよ!」


「一緒に戦おうよ!」


「よーし!皆!一緒にあの変態をこの世から消しちゃおう!」


「「「「「「「「おー!!!」」」」」」」」


と、その時竜神さんと幻真さんが慌てたように此方にやってきた。


「あれ?竜神さんと幻真さん。どうしたのですか?そんなに慌てて。」


「硝子はいるな!?良かった!」


「おい!皆、今から一緒に行動するぞ!!」


「え?一体どうしたのですか?」


「実は...紗良と珠洲が...!」


「...まさか!?」


「そうだ、時龍を見つけて先に行ってしまったんだ!!」


「え?!紗良ちゃんと珠洲ちゃんが!?」


「とりあえず、早く助けに行くぞ!」


「わ、分かりました!!」


と、その時近くから爆音が響いた。


「くっ!急ぐぞ!」






「はあ、はあ...」


「くっ!強い!」


「俺に挑むならもっと剣術を上げな。そんなんじゃ俺には勝てない。」


「くっ!まだまだ!」


「私も...まだいける!」


「気合だけは良いんだけどね。だけど」


時龍は縮地を使い、紗良と珠洲の後ろに行った。そして、紗良の首に龍神剣を当てて気絶させた。


「紗良!貴様!」


「無駄だぜ。」


時龍は珠洲の剣を避けて、後ろに回り込んだ。


「しまっ!」


「お前も寝てな。」


時龍は気絶させようと剣を振りかざした。しかし、剣は珠洲に当たる事はなかった。


「何とか間に合ったな。」


「竜神さん!」


「へぇ、俺の剣を受け止めれるとはな。」


「お前はやり過ぎた。此処で消し炭にしてやる!」


そして、竜神と時龍の戦いが始まった。

しばらくは此方を書くのがメインになるかな?

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