小さな異変?!時龍の変態異変!
変態時龍が今度は妖怪の山に目をつけたようです。
「あら、おかえりなさいって、何があったの?」
紅魔館に戻ってきた俺達をレミリアが出迎えてくれたが、グロッキーになっている紅夢とズタボロの雑巾みたいになっている時龍をみてポカンとしていた。
「おっ、レミリア調度良い。紅夢を部屋に運びたいから手伝ってくれ。」
「手伝うのは良いけど、時龍はどうするの?」
「フランの部屋にでも放り込んでやるさ。」
「...時龍、また何かしたの?」
「ああ、人里の女性にセクハラしてた。」
「んで、俺と竜神でこいつを炭にした。」
「成る程分かったわ。フランには好きに遊んで良いって言っとくわね。」
レミリアはそう言うと、美鈴を呼んで時龍をフランの部屋に運ぶよう命令した。美鈴は何故か喜びながらフランの部屋に時龍を運んでいった。
「あいつ、何かしたのか?」
「ええ、紅魔館の皆にセクハラをしたのよ。だけど、あいつ結構強いからどうにも出来なかったんだけど、竜神達が炭にしてくれたからフランの部屋に叩き込めるわ。」
レミリアはそう言うと、スッキリとした顔になった。
「まあ、とりあえずは紅夢を部屋に運ぼうぜ。」
「そうね。すっかり忘れていたわ。」
「うう...皆さん酷いです。」
「何か言ったか?」
「いえ、何も言ってないです。」
紅夢の独り言を聞いた幻真が縮地をしようと構えたら、紅夢は先程のがトラウマになっているのかすぐに何もないと答えた。
「遊ぶのは構わないけど、此処で暴れないでよね。」
「はいはい、分かってるって。」
俺とレミリアで紅夢を部屋に運んでいる間に、幻真は時龍がフランの部屋から出てこないように、見張りをしている。
「それにしても、今度の異変は大規模だな。」
「確かにそうね。他の幻想郷から人が来るなんてね。」
俺とレミリアは紅夢を部屋に運び終わった後、レミリアの部屋で今回の異変について話しあっていた。
「ああ、しかも来た奴等が全員幻想郷でもトップクラスの奴等ばかりだ。」
「もしかしたら紫でもあいつらには敵わないんじゃないかしら。」
「もしかしたらじゃくて、絶対に紫じゃ勝てない。それほどまでにあいつらの力は計り知れない。」
「紫でも勝てないの?!」
「ああ、下手したら俺でも勝てない。」
「竜神でも勝てないって、あいつら本当に何者なの?」
「まあ、あいつらは人間じゃないしな。」
「まあ、気配からあいつらが人間じゃないのは気づいていたけど...」
「でも悪いやつらじゃないから良いじゃないか。」
「それもそうね。」
俺とレミリアが話をしていると、扉が勢いよく開き、幻真が飛び込んできた。
「うお!どうしたんだ?幻真。」
「ヤバい...少し目を離した隙に時龍が逃げ出しやがった!」
「何だって!?それは本当か!」
「ああ、時龍は妖怪の山に向かって行った。恐らく守矢神社にいくのだろう!」
「くっ!早く向かわないと守矢神社と妖怪の山の奴等が被害に遭ってしまう!」
「急ぐぞ!竜神!」
「分かっている!!」
俺と幻真はレミリアに紅夢の様子を見とくように言って、すぐに妖怪の山に向かった。
ふー、疲れました。
書くものが無いので、狼天狗様の時龍を使って異変を起こしてみました。