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東方破滅録  作者: 坂上儚月
3/7

幻真登場!!

時龍がボコボコにされます。

「そう言えば、人里にいるやつは時龍の知り合いなのか?」


「知り合いって言うか、俺と同じ世界から来た俺の仲間だ。」


「同じ世界から二人も来るとは...他の世界からも更に来るんじゃないのか?」


「おいおい、流石にそれはないだろ。」


「そうですよ。あるはず無いですよ。」


「...二人共、それはフラグだぞ?」


「「何...だと?!」」


「二人してハモるな。っと、おい。人里が見えてきたぞ。」


「本当ですね...って人里から煙が出てる?」


「確かにそうだな。幻真が何かしたか?」


「いや、ちょっとまて...戦闘音が聞こえるぞ!!」


「戦闘音って人里の中からですか?」


「それ以外にどこがあるんだよ。行くぞ、時龍!」


「まあ、良い暇潰しにはなるかな?俺は先に行くぜ、縮地。」


時龍は縮地と言う技?みたいのを使って一瞬で人里についていた。


「ちょっと!時龍さん、先に行っちゃいましたよ?!ってあれ?」


いつの間にか竜神は時龍の隣にいた。


「僕だけ置いていかないで下さいよ!」


そう言うと紅夢は空を飛んで一瞬で竜神達の元にたどり着いた。


「へぇ、ただ空を飛んで来ただけなのに一瞬で此方に着くとはな。」


「だてに吸血鬼はやっていませんよ。それよりも早く入りましょう!」


「それもそうだな。いくぞ!」


俺達は人里の門をくぐり人里の様子を確認した。しかし、家は一軒も燃えていなかった。


「おい、どういう事だ?」


「あー、もしかしたらあの煙...」


「何か心当たりがあるんですか?」


「ああ、ある。幻真が多分人里を襲ってきた妖怪か何かを燃やしたんだろう。」


「とりあえず様子を見に行きませんか?」


「それもそうだな。そいつの事が気になるしな。」


「お?もしかしてホモなの」


「雷符 サンダースパーク!」


「ギャアアアーー!!」


「よし、行くか。」


「よし、じゃないですよ!どうするんですか!真っ黒焦げになっちゃったじゃないですか!」


「多分大丈夫だろ。ほら、早く行くぞ。」


「あ、ちょっと待ってくださいよー!」


「俺の...扱い...酷く...ないか?ガクッ」






「ん?あそこで燃えているのがそうなんじゃないですか?」


「多分あれだろうな。見たこともないやつがいるからな。」


俺達は男の元に近づいていった。


「すまないが、ちょっといいか?」


「ん?俺の事か?」


「貴方以外誰がいるんですか。」


「それもそうだな。それで、何か用か?」


「単刀直入に聞く。お前は別の世界から来た者か?」


「そうだが?なんでそれを知っているんだ?」


「時龍に教えてもらったからな。」


「時龍に会ったのか。あいつかなりの変態だろ。」


「確かに変態ですね。」


「と言うか一種の病気じゃないかと俺は思うんだが。」


「間違いではないな。一度消し炭にしないといけないか。」


「それなら大丈夫だ。さっき俺が炭にしておいた。」


「お、まじか。サンキューな。」


「おっと、そうだ。自己紹介でもしておくか。俺は坂上竜神。種族は人間だ。能力は多いから暇な時に話すぜ。」


「僕は闇里紅夢です。種族は吸血鬼です。日光の下でも大丈夫なのは、能力の一つを使っているからです。僕も竜神さんと同じく能力が沢山ありますので此方も暇な時に話します。」


「俺は幻真(げんま)って言うんだ。種族は半人半龍だ。能力は「龍を操る程度の能力」だ。文字どおり龍を操って戦う。んで、この刀は真神剣って言うんだ。俺の愛刀だな。」


「よし、一通り自己紹介は終わったな。」


「いやー、でも時龍を炭にしてくれてありがとな。あいつ、いつもセクハラの事しか考えていないからな。」


「でも、あの人何だか頑丈そうですしもう復活して人里の女子にセクハラでもしているんじゃ...」


そこまで紅夢が言った所で、女性の叫び声が聞こえた。


「え、今の叫び声って...」


「行くぞ!竜神!」


「おう!幻真!」


「って、早い!?」






「確かこの辺だったよな?」


「ああ、この辺だ。」


女性の叫び声が聞こえた場所まで来たが、誰も居なかった。紅夢は知り合いの定食屋で待っておくよう言っておいた。


「ん?おい竜神。」


「どうした?」


「あそこの道で声が聞こえないか?」


「声?...確かに聞こえるな。」


「とりあえず行ってみよう!」


「分かった!」


俺達は声が聞こえた道の方まで行って、隠れながら覗いたら時龍が女性にちょっかいをかけている所だった。


「...幻真、準備はいいか?」


「ああ、いつでも行けるぜ。」


「「あいつを消し炭にしてやる!」」


そう言って俺達は飛び出して、時龍に対して俺はスペルカードを、幻真は技を叩きこんだ。


「衝撃玉砕!」


「龍符 天駆ける白龍!」


「何?!ギャアアアーー!!」


俺達が放ったスペカて技は完全に油断していた時龍に直撃した。ちなみに、近くにいた女性には俺が結界を張っておいたから無事だ。


「よし、すっきりしたぜ!」


「そうだな。所で、大丈夫だったか?」


「は、はい。」


「早く家に帰りな。またこいつが寄ってくるぞ?」


「わ、分かりました。あの...ありがとうございました!」


そう言って女性は早足で帰っていった。


「よし、帰っていったな。とりあえずこいつはどうするかな。」


「一度紅魔館に連れ帰って、フランのおもちゃにでもするか。」


「おっ、それ良いじゃないか。」


「そうと決まれば紅夢を呼んで紅魔館に戻るぞ!」


俺達は紅夢を待たせている定食屋に一瞬で行き、行きなり表れた俺達に驚いている紅夢の腕を掴み、幻真の縮地を使い紅魔館に戻った。その間、状況が理解出来ていない紅夢が行きなりの縮地で、目を回していたのだった。

今回は時龍を幻真と一緒にボコボコにしました。恐らく、次の話でも時龍はボコボコにされると思います。


時龍「あんまりだー!」


幻真「お前の自業自得だ。」


と言う訳で、後書きの方終わりたいと思います。

次の話をお楽しみに!

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