時龍登場!
狼天狗様の人獣妖鬼に出てくる時龍を出します!
幻真は次に出ると思います!
「マジか。もう紅魔館に着いちまった。」
「この道は普段使わないのですが、急ぎの用事がある時はこっちの方が早いんです。」
「確かに早いな。とりあえず中に入るか。」
「そうですね、って美鈴がいないですね。」
紅夢が門を見て首を傾げていたので説明をした。
「美鈴は咲夜がいなくなったから、咲夜の代わりにレミリア達の護衛にな。」
「そうなんですか。とりあえず中に入ってみましょう。」
「そうだな。」
俺達は辺りを警戒しつつ、中に入っていった。
「よお、美鈴。異常は無かったか?」
「異常はありませんでしたよ。あれ?竜神さん、そちらの方は?」
「こいつは闇里紅夢って言うんだ。他の世界から来たやつだ。」
「...始めまして。闇里紅夢です。」
「始めまして。私は紅美鈴です。それにしても、他にも来ていたとは驚きですね。」
「...どういう事だ?」
「じつは此処にも他の世界から来たって言う人がいるんですよ。」
「何だと?ヤバイな、この異変大規模だと言ったがそれだけじゃ済まないかもしれないな。」
「それってどういう事ですか?」
「要するに、幾つもの世界で同時に同じ異変が起きているって事だ。」
「...それって相手はかなりの実力者って事ですか?」
「ああ。一つの世界を巻き込むだけでもかなりの者だが、ここまでいくと幻想郷の全住人と俺達も合わせたとしても勝てる見込みは薄いかもな。」
「ものすごくヤバイじゃないですか!」
「ああ、早く新たに来たと言うやつに会って一緒に戦ってくれるように頼むか。」
「それでしたら客室にいますので案内しますね。」
「ああ、頼む。」
「ここにいます。私は警備に戻らないといけないので失礼します。」
「ああ。ありがとな、美鈴。」
美鈴は軽く会釈すると、すぐに戻っていった。
「何か真面目な美鈴を見たのは初めてです。」
「こんな状況だからな。あいつも家族が心配なんだよ。」
「そうですね。...それじゃあ、竜神さん。」
「分かってるさ。扉越しでもかなりの実力者だと分かる程力を感じる。」
俺は扉を叩くとすぐに返事が聞こえた。
「開いてるぜ~」
「失礼するぞ。」
「失礼します。」
俺達は中に入ると、一人の男がいた。
「何だ女性じゃないのかよ。がっかり。」
「...なんでしょう、この変態は。」
「分からないが...いや変態だと言うのは分かるな。」
「何か酷くない?!」
「いやだって最初に会った一言目が「女性じゃないのかよ。がっかり。」って言ってたら誰でもそう思うが?」
「僕も同じ事を考えてました。」
「此処でも変態扱いされるなんて...」
「実際変態じゃないか。」
「否定が出来ない...」
「あの...とりあえず自己紹介とかしませんか?」
「まあ、それもそうだな。俺は坂本竜神だ。種族は普通の人間だ。能力は...沢山あるからまた今度言うぜ。」
「次は僕ですね。僕の名前は闇里紅夢です。種族は吸血鬼です。能力が少し封印されているので使えるのは3つ位ですが、説明をするのに時間がかかってしまうので、また今度で。」
「最後は俺だな。俺は時龍って言うんだ。種族は半人半龍だ。能力は「想像した物を創りだす程度の能力」と「龍の力を取り込む程度の能力」さらにもう一つ「スキマを使う程度の能力」を持っているぜ。本当はもう一人いるんだが、人里の警備に行ったからまた今度紹介するぜ。後、女性が大好きだ!」
「成る程、やっぱり変態なんだな。」
「ちょっと待て、気にするとこそこなのか!?」
「だって、変態を女性の前に出したら変な目で見られたりするから、けっこう気にしますよ?」
「泣きたい。」
「まあ、こんな『変態は』ほっといて人里にいるって言うもう一人の世界の人間に会って来るかな。」
「そうですね。『変態』はほっといて早く行きましょう。」
「俺が一体何をした~!!」
「よし、それじゃあ行きますか。」
「ちょっ、無視しないでくれよ!俺も人里に行くぜ!」
「時龍も来るのか?...変なことをしたら消滅させるからな?」
「分かってるって!それじゃあ、早く行こうぜ!竜神、紅夢!」
その時の俺は時龍が小声で「セクハラしまくるぜ!」と言っていたのを聞き逃さなかったので、後で消し炭にするかと考えながら人里に向かった。
今回コラボして頂いたのは、狼天狗先生です。
狼天狗先生は自分が勝手ながら師匠だと思っているお方です!
狼天狗先生は様々な小説を出していて、今回コラボで出ていただいたキャラクターは東方人獣妖鬼の変態キャラです。
時龍「扱い酷くないか?!」
狼天狗先生の作品は
・東方人獣妖鬼
などです。他にもありますが、自分でも全部読みきれてないので出せません。申し訳ありません。
是非、狼天狗先生の作品を見て行ってください!