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~翌朝の出来事~
うーん…頭が重い…
布団の中で身体を丸めもう一度意識を手放そうとして、思い出す。
あれ? 私どうやって帰って来たんだっけ?
重い瞼を持ち上げ…隣に大きなテントを確認した。
は?…
此処は自分の部屋ではない事は分かったが、室内であることは確かだ。
…何故にテント?
彼女の頭は?で一杯になっていた。
ガサガサ、布擦れの音がしてテントの入り口のチャックが開き、そこから顔を出した男性と目が合った。
「おはようございます。」
私は丁寧に頭を下げて朝の挨拶をした。
挨拶は社会人の基本ですから!(`∇´ゞ