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~彼女は酔っ払い~
しばらく反対車線からそんな彼女を観察していた、
今まで街灯をゲシゲシ蹴っていた足が狙いを外れ空を切り彼女はバランスを崩し盛大に転んだ。
そしてそのまま泣き初めてしまった。
「うぁあぁあ!痛いよ〜!」
流石に可哀想になってきて、車の通りも少ないので反対車線に渡ってみる事にした。
渡り終わった頃には泣き止んで、転んだ状態のままゴロゴロ転がってた…何してるんだ…
しばらく声を掛けようか迷って、せっかく反対車線まで来たんだからと近づいて声を掛けた…
「何してるんですか?」
近づいたら足にしがみついてきた彼女に。
「うぅう゛、トイレ…」
そのまま足に盛大に吐かれた。
ツンとした臭いと、もの凄い酒の臭いがした。
我慢出来ず投稿。