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野蛮少女と落ちこぼれ兵士

作者: neo
掲載日:2011/07/01



~ある日の兵士達の会話~


おぃ、きいたか?

あ? なにが?

あの【死の森】に女の子が暮らしていたらしいぜ?

え!? マジかよ! あんなAAクラスの化け物がウジャウジャいるとこに!?

ほら、3日前に冒険者と皇太子様率いる新鋭隊でいったじゃんかよ。 その時に見つけたらしいぜ?

それって大分奥まで狩りに行った奴じゃないか! 女の子よく生きていたな!

それがさ、木の棒でレッドベアーを3体倒していたらしいぜ?

げ!? それ嘘だろ!? レッドベアーってAAAクラスの魔物だろ!

いや、嘘って訳でもないんだけどねー。

わっ! 皇太子様!

あー、いいっていいって、敬礼しなくても。

はぁ……。

本当にあの子すごいんだよ? まぁ、ちょっと文明から離れ過ぎていたせいか、頭はおかしいけどね。

はぁ……。

まぁ、休憩時間にでも南門のところにいってごらん? 面白いものが見れるよ。

デルイフィス様……お時間です。

あぁ、そうだね。 では、お仕事頑張ってねー。

ハッ!

で、どうする?

いくしかないだろ?




場所は変わって王都の南の門。

北にある【死の森】の影響は全く無く穏やかな南門。

対外ここで勤める兵士達は役立たずが多い。


「……隊長!奴が来ました!」


役立たずでも仕事はしっかりする。 

でないと飯はでてこない!をモットーに働いている兵士達だった。

そんな穏やかな南門の兵士達に嵐は来た。



「そうか、そろそろだな。」

南門の隊長をしているモジャモジャした男は言った。

「そうですねー。」

その副隊長のガリガリ男はニヤニヤと王城へ続く道を見た。

遠くから砂埃がたちこっちへ近づいてくる。


「で、生贄は大丈夫?」

副隊長は知らせに来た男に聞いた。

男はニヤリと笑い、指を鳴らした。


「いやだー!! いやだー!!」


男の背後から両手を縛られた大男が20名ほどの兵士たちとめちゃくちゃになっていた。

「この通りちゃんと捕獲いたしました!」

「でかした!」

ビシッと敬礼を決める男に隊長と副隊長は褒め称えた。

隊長は声を張り上げ言った


「そろそろ奴が来る!!……お前等準備はいいか!」

『大丈夫です!!』


今、一人を除いた南門勤務の兵士達は心がひとつになった。

そして奴が来た。


黒い髪に黒い目、褐色の肌をもっと女の子。

美少女まではいかないが中の中の下の顔立ちをした女の子だった。

この国ではありえないぐらい短く切られたズボンにこれまた無残に袖を切られた服を着て立っていた。

少女はゆっくりと大男に近づき言った。



「さぁ交尾するぞ!!!」

「断る!!」

『どーぞどーぞ! 持っていってください!』


間も置かずに大男は言うが、兵士達全員でさっさと少女の方へ大男を渡した。

少女は大男の否定の声を聞きもせず襲っていた。

そんな少女に隊長はゴマすりをしながら少女に話しかけた。


「あの~、よろしければあの部屋を使ってください。」

「隊長!! 助けてください!!」


隊長は悲痛な声で助けを求める部下を置いてさっさと全員を持ち場へ戻した。

大男をちらりと見た隊長は親指をグッっと立てて持ち場に戻っていった。

淡い期待を抱いていた大男は怒鳴った。



「このうらぎりものーーーーーーーーー!!!」

「今日こそ交尾するぞ! 強い子孫を残すのだからな!!」



少女はズルズルと隊長から教えてもらった部屋に大男は引きずり込んだ。



「いやだー!! 私は私は!! ぎゃー! どこ触ってるんだ!! 変態!」

「俺様の中に精子をぶち込むんだよ! おとなしくしてろ!」

「いやー!!! 誰かー! ちょっ! 脱がせんな! ぎゃーーー!!」



扉が閉まるとき大男の叫びが聞こえていた。


「あー、男があーいうのは無理っすね。 できれば可愛い女の子にして欲しいねー」

「それは分かるな。 ところどころ野太い叫び入ってるしな」

そんな部下の叫びを観点が外れた方向で隊長と副隊長は話していた。




~ある日の兵士達の会話~


いやー、想像以上だったな。

あれが女の子か……もう、女を捨てていたな。

結局、あの男は逃げたらしいぜ?

マジかよ。 なんでそんな男が南門にいるんだ?

あー……極度のびびりってのは聞いたことあるぜ? なんでも外に出るだけでもダメらしい。

え? そんな状態でどうやって兵士の仕事こなしてたんだよ。

ほら、南門って通行者が一番多いだろ? だから、ほとんど兵が通行者の検査に行っている間、書類とか片付けていたらしいぜ?

なるほどね……しかし、男には同情するな。

あぁ、あんな大男を片手で引きずっていけるだけでもすごいのに、男を追いかけるあの足の速さ……恐ろしいな。

そうそう、しかも、彼女は殺すことに関してもエキスパートだよ? あ、普通にしてね

はぁ……皇太子様はどうしてここに?

なんとなくだよ。 あの男のどこがいいのか分からないけど見ていて楽しいから、男には頑張ってもらわないとね。

はぁ……。

じゃぁ、失礼するね。

……皇太子様って暇なのか?

いや、たまたまだと信じたいね。




これはR18ではないはず? あれ? 18になるのかな?

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