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過渡期。  作者: みつ


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6/6

兄弟。

「兄さん、調子どう?」

「何とか、まぁ、歩けるよ!」

「そんな感じなんだぁ…

兄さん、

チャップリンが、

『人生に必要なのは、

夢と希望と少々の、お金である。』と言ったけど、今、3つとも、兄さん、ある!?」

「夢と希望は、

間違いなくあるけど、

お金は、《少々》の意味合いに、よるかな(笑)」

「お金、全然、ないの…!?」

「弟に心配されるほどじゃないさ…!

おまえ、今日、仕事、休み?」

「うん。」

「最近、映画館で、なんか映画みた?」

「みたよ!

大作を二本、観た!!」

「感想、聞かせてくれよ♪」

「二時間半くらい語るけど、いい?」


弟の、その言葉に兄は笑い、

それを見た弟も笑った。


兄が、

とりあえず、朝飯、食べるか♪と、

言えば、

弟は、

僕も、まだだった!と言い、

二人は一緒に、カーテンが開かれておらず照明も点いていない暗い部屋を出て台所に向かう…。


   外は、穏やかな秋晴れであった…。


《おしまい》

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