表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シーフな魔術師  作者: 極楽とんぼ
卒業後4年目
540/1299

540 星暦555年 紫の月 22日 更新できる記録(2)

3人で色々と必要な機能について話し合った結果、作業としては『記録された帳簿の映像を好きな場面で切る機能』、『切った映像を修正したり、前後に記録を書き足す機能』、そしてそういった『映像や記録を何らかの媒体に複写する機能』についての開発が必要だという結論に達した。


取り敢えずは俺が映像を切る機能、アレクが修正・書き足しの機能、そしてシャルロが複写の機能について研究することに。5日やった後に成果をお互いに見せあい、担当を交換する予定だ。

3人で3通りの研究をしたら15日間で何とか使えるものが出来ると思いたい。


さて。

まず、映像と言っても誰かが動き回る映像ではなく帳簿の内容が見えるようにしてそのページをめくっていくような映像に手を加えることになるのを想定しているので、取り敢えず作業のベースにする見本として、工房に転がっていた適当な本をページをめくりながら魔道具に記録してみた。


記録したものを見直そうとして気が付いたのだが・・・ページをめくっている姿を記録するとページが捲られている部分での映像は基本的に使い物にならない。完全にページが見開かれているのはほんの数秒で、残りはページが徐々に立ってきてそれが倒される動画であり、はっきり言って記録媒体の無駄だ。


それだったら瞬間の映像を静止画として提供する魔道具の映像をつなぐ形にした方が良さそうだな。


元々、静止画用の魔道具は一つの魔石でいくつかの映像を記録できるようになっているのだが、映像が混じって変な動きを見せることにならないように一つの映像の瞬間を記録したらその記録が他の映像から隔離するように設計したのだが、今回は隔離しないほうが良い。


以前の試行錯誤した時の資料を引っ張り出してきて、隔離する機能を組み込む前の魔術回路を再確認して、それを使った試作品を作った。


開発中には色々な段階の試作品を作るんだけど、そういうのを全部保管しておいたらきりがないし色々材料を再利用しちゃいたいから、試作品って商品の開発が終わったら全部分解して片付けちゃうんだよねぇ。


お蔭で今回みたいに創り上げた商品から数段階前の状態の物が欲しくなったらまた作り直す必要が生じてくる。


面倒だが・・・まあ、山ほど試作品を保管しておいてもそれを探すのに結局は莫大な時間がかかり、簡単な試作品を作るのにかかるのと同じぐらいの時間を要することになるだろう。

どの試作品を取っておかなかったことを後から後悔するかも分からないしね。


そんなことを考えながら旧試作品を再制作し、先ほどの本のページを再びめくりながら静止画を記録していく。

10ページ程記録してから見直ししてみたら、まあ一応想定通りに各ページの画像が続く感じになった。


さて。

これを適当なところで切れるようにしないといけないのだが・・・各静止画の間に切り込みを入れるのならまだしも、ページの真ん中になるような、静止画の中での切り込みを入れるには・・・画像の中で場所を指定して、画像をそこから二つに分ける機能が必要だな。


う~ん。

まずは画像をどこかで切る機能だな。

確か大元のメルタル師が作っていた記録する方の魔道具に記録した映像から欲しい部分だけを選ぶ機能がある奴があったはず。


どこだったっけな?


今回は今までに類似品が無いから、メルタル師が色々作っていた魔道具に機能が無いと一から創り上げなければならないから、大変そうだ。


上手くいってくれると良いんだけど・・・。


開発場面ってなんか話を膨らましにくいんですよねぇ・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ