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37、 病室

「あちゃーこれまた酷いことになっとるな〜」


病室のベット上半身を固定され、包帯ぐるぐる巻きの状態のアランの見舞いに来ていたアルフレッド、アルバート、ライアンの3人。


「大丈夫なのか?アラン」


「担当の先生にめちゃくちゃ怒られたよ」


〜〜〜〜〜


「あなたこれ……何がどうなったらこうなるの?骨と肉がぐちゃぐちゃ、こんなんじゃうご……あら動けるようにはなってるのね……でもダメよ!?あぁこれ完治するのに1ヶ月以上かかるわ、あとets…」


〜〜〜〜〜


「そういやナツ君は?」


「もっと強くなるために鍛錬するとか言ってたぞ?」


「ナツのやつ凄かったな〜あいつの攻撃全部いなしちゃったんだし!あれが侍ってやつか!」


ライアンが興奮気味に言う、男の子って好きだよね侍


「アルバートもよくあの状況で攻撃しようと思ったな、」


俺を除く4人がほぼ無傷だったのはアルバートのとっさの行動が大きいだろう


「瞬間的な攻撃が通らないなら熱や冷気でじっくりすればって思っただけだ、それより1番凄いのは彼女じゃないか?」


アリス・エルナンデス


ユールの首を落とした女子生徒、

先生方と話している時に名前を耳にした。

入学式の時はいけ好かない女子生徒というイメージだったが、エルナンデスと言うと古くからある純血主義の名家

ここで言う純血主義とは戦士と魔法使いの混血を許さず代々魔法使い同士で子を作るという思想。魔法使いと戦士の割合は大体7:3ほど、純血主義の家はそう少なくない


「あのかったい化け物の首切ったんやろ?すごない?」


「ナツでも切り傷が精一杯だったのに、あれだけ強かったら周りに人を寄せつけない、入学式の時の態度が分かるかも……」


「アランはどう思う?」


アルバートが腕を組みながら話を振ってくる


「さぁな、全くわからん、強すぎて何が何だか」


「だよな〜」


彼女がなぜ'七王'の1人"狩りの王 キーディス"の魔法を使えるのか……アリス・エルナンデス、危険人物だな……


「そういえばアメリア先輩は?」


「昨夜から起きてないな、怪我の方はそんなに心配いらないはずだが、精神的に来てるのかもな」


アメリア・ウィリアムズはアランの隣のベットで寝ていた。


「なーんやアメリア先輩のついでにアランくんの見舞いに来たのに」


「おい」


「まぁ安静にしてろよ?明後日から授業なんだぞ?」


「わかった」


「じゃあ僕はそろそろ戻る」


「俺もちょっと寄るところがあるし帰るよ、アルフレッドは?」


「僕はもうちょっと残るわ」


「わかった、じゃあな」


そう言うとアルバートとライアンはそれぞれ帰っていった。


「さてとアランくん」


残ったアルフレッドは2人を見送るとアランに向きかえる。


「詳しく聞かせてもらおか?悪魔のこと」

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