ちょこっと寄り道 千年前編 その1
水色の髪をした少女が池の中心に立っている。
「師匠、この訓練意味があるんですか?」
少女は池のほとりにある切り株に座りながら本を読む銀髪の少女に話しかける。
「ほら、足元が凍ってる、集中しなさい」
銀髪の少女は本から目線を外すことなく指摘する。
それを受けた水色髪の少女はぷく〜っと頬をふくらませながら、集中させる。池の水が凍らぬように。
季節は冬、木は葉を落とし周囲には一面の雪景色が広がる中、ただ静かに時が流れていた。
「そうそう、君の'魔女'としての名前を考えたよ」
「え!?」
その瞬間、凍てつく吹雪と共に池の水が全て凍りついてしまった。
「あっ」
「はぁ…まぁいいでしょう、君の魔女としての名前は、'氷雪'、氷雪の魔女、どう?」
「ん〜なんだか安直じゃないですか?」
不満気な少女
「魔女の名前なんて適当でいいんですよ」
「師匠の'水鏡の魔女'みたいにもっとかっこいい名前がいいです」
「やめて、その名前好きじゃないの」
「そういえば誰がつけたんですか?師匠の名前」
「……」
「師匠?」
黙り込んでしまった銀髪の少女は胸にぶら下げた、血のように赤い宝石のペンダントを手に持つ。
「あれは……」
1年が早く感じる今日この頃、家族はみんな用事でおらず、何人か誘った友達もみな家族と過ごしたり実家に帰ったりで1人寂しく自分で作った年越しそばを食べながら過ごしております。(。・_・`。) それでは皆様良いお年を(*^^*)
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