26、アルフレッド達 その3
今月中にはこの章終わらせます
「うわっ、なんなんすかあれ!?」
「分からない、魔物は本来一階層には近づけないはずなの、それにあんな魔物見た事ないわ、そもそも魔物なの?」
冷静に分析しつつも足を休めることなどできず、全力で走るが、それとの距離は縮まって行く一方だ。
するとアメリアは杖を取りだし、階段を駆け上がりながらもそれに杖を向けた。
「'雷鳥'!」
杖から鳥をかたどった雷が放たれ、それに直撃するが、足止めどころか、傷をつけることすら叶わなかった。
「効かない!?」
まずい、あいつかなり硬い、足止めくらいにはなると思ってたけど無傷は予想外だ、私だけならともかく、この3人を守りながら逃げるのは無理だ、もうすぐ一階層……どうする?
悩みながらもアメリアは決断した。
「'錨'!」
杖を上に向けると、赤い光を放つ。
錨、知能指数の低い魔物などの注意を引く魔法。
「3人とも、私がおとりになるから階段を登ったら右に逃げなさい!」
「おとりって先輩無茶ですよ!さっきも魔法効かなかったし!」
ライアンが声をあげると、アメリアは微笑む
「大丈夫、私こう見えて強いのよ?'支配'」
支配、他人を操る魔法、自分よりも魔力の総量が少ないものを簡単な命令であれば一定時間操ることが出来るというもの
「アメリア先輩!?」
階段を登り切るとアルフレッド達は支配により足が勝手に動き右に曲がってしまった。
アメリアはそのまま真っ直ぐへと走り、それはアメリアを追うように真っ直ぐへと向かった。
「やばいやばい、はよアメリア先輩助けに行かな!」
「雷鳥って確かかなり強力な魔法だった気がするけどあいつピクリともしてなかったし一人じゃ危ない!」
「確かにアメリア先輩のことも心配だが、今は自分たちのことを考えろ!この支配いつまで続くんだ!?多分右に曲がって走れって指示なんだろうが支配が強すぎて止まる気配がないぞ!」
「あ〜確かに!?やばいやんけ、このままやとどっかの壁に激突するやん!」
「なんかないのか、使える魔法!」
3人の足は止まることなく、それどころか全速力で走り続けていた。
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