アストラの歴史
この話は読まなくていいです( ˙-˙ )
設定資料的な感じです。
アストラ魔法学校
約四千年前、標高9000mあると推測される、アストラルという名の火山が噴火した。
当時、火山を囲むように存在したオービット王国は一夜にして滅んだ。
アストラルの噴火によって生まれたカルデラは広く、そして深く、その大きさからこの星は何百年もの間、灰に覆われてもおかしくは無い被害が出ていたはずだという研究があるのだが、何故か被害はリーリアル王国だけに留まり、その時代では魔法という概念は存在しておらず、何故その程度の被害で済んだのかという疑問は、カークランド七不思議の1つとして世の研究者を悩ませている。
それから役1000年後、アストラルの噴火によって生まれたカルデラに新たな国が誕生した。
名をアスタロイド王国という。
人口はオービット王国には劣るものの、周辺の国を寄せつけないほどの軍事力を持っていた。
そんなアスタロイドを滅亡まで追い込んだのは、水だった。
カルデラにゆっくりではあるが水が溜まり始めた。水を汲み外にはけても無くならず、浸水を防ぐことは出来なかった。
浸水から逃れるためにとった選択は上に増築していくというもの。
そんな対策が長く続くはずもなく数年でアスタロイド王国は滅び、完全に沈んでゆくはずだったのだが、アストラ魔法学校の創設者、ミーティオ・エルリックが
、更に増築を続行、こうして1000年前、アストラ魔法学校が誕生した。
増築は長年にわたって行われ続け、水面から出ている部分は全体の10分の1程と言われており、その地下には数多くの魔物が住み着いていた。何度も殲滅を試みた物の、深く降りると共に魔物の強さが上がっていき、浅い層の魔物を殲滅しても次の日には新たな魔物が湧いているため、最深部には魔物を生み出す核のような物があるのでは無いかと推測されている。
魔物たちは上の階層に上がってくることはなく、大変珍しい魔物や貴重な鉱石、研究材料に困らない地下は、'研究者の夢'と呼ばれており、学校側からの許可証が必要になるが、毎年多くの人が地下に潜っている。
当然アストラの生徒も例外ではなく、毎年、行方不明者、そして死亡者を出している。
そのため学校側は地下に潜ることは完全に自己責任として、一切の責任を持たないという契約のもと、地下を解放しているのだ。
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