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流れ星に願いを

作者: 可憐

 サクッサクッと雪を踏む音が静かな夜の道に響き渡る。

 ハァ……と息を吐くと、白い。

 今の気温は体感ではマイナスはいっているだろうか……それほど、寒い。

 辺りを見ると、夜中のせいか人はいない。

 街灯は着いているが、あまり人が通る場所でないためか薄暗い。

 不気味で怖いが歩き続ける……。

 しばらくして、街から少し離れた丘の上へとやって来た。

 ふぅ……と一息、息を吐き、上を見上げる。

 すると、そこには一面に広がった星空が広がっていた。

 

「綺麗……」

 

 街の明かりもなく、街灯もない丘のでは星空がくっきりはっきり見えていて、とても綺麗だった。

 

 しばらく、見ていると流れ星が流れた。

 

「流れ星!」

 

 そういえば、流れ星が流れている間に3回願いごと言うと願いが叶うんだっけな……と思っているとまた流れ星が流れる。

 

「願いごと、流れ星が早すぎて言えないな……」

 

 それでも、願わずにはいられない……この願いは叶えてほしい……そう思ってわざわざこんな夜中に丘の上へとやって来たのだから。

 更に流れ星が流れる。

 

「どうか、叶いますように」

 

 そう思いながら、流れ星が流れる度に願ったのだった。 

 

 

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― 新着の感想 ―
[一言] 願い事叶うと良いですね!
2022/01/08 11:27 退会済み
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