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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

月夜烏は虹に舞う

作者:遠藤紫織

――俺はただ、かけがえのない日常が欲しかったんだ。

穂倉市立紫葉学園中等部に所属する3年生、笹宮悠理は部活の引退と一学期中間試験を終えて、天音、隼介らの幼馴染み達と落ち着いた学園生活を送っていた。

だが、悠理には中学3年生以外に、もう一つ肩書きがあった。

皇族直属特別公安組織――八咫烏。

迫りくる逃れられない陰謀と脅威を与えられた超常の力『第七能力』とオーバーテクノロジー、そして剣技で切り伏せていく。

「彩色明衣流――蒼燐花月」

「お話します。私の能力……第七能力は―――」

「私と二人の時はカエデちゃんって呼んでイイゾ。ユウくん♡」

「ただの中学生はこんな戦い方しないよ。君の名前は俺たちの中ではそこそこの有名人なんだよ……彩使いの剣士くん?」

「俺は世界を完結させる者だ」

「モテる男は辛いな、ユウ」

「最強の防御札を手に入れたと解釈しても良いんですか?」

「今咲いている黄色のアルストロメリアの花言葉はね――」

「もう無理なんだよ! 俺がこの世界を一度終わりにしないと! 俺の! 俺だけでいい! 俺が満足する世界を創らなくちゃ!」

「ヒナ鳥を皆殺しにする刀だ」

「レナトスに導師、それに千里眼の巫女か…………分からないことが多すぎる……俺たちは一体何に巻き込まれるんだ……」

第一部までは完結済みです。第一部までは毎日更新となります。

※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などは一切関係ございません。

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