異世界生活スタート
「悪かったのう、女神じゃのうて。」
「いえいえ、すこし本音が漏れただけです、お気になさらず。」
「本音なのか。まあ良い、神原響よ、残念ながらお主は死んでしまった。しかし、お主の最後の行動と我々神々のあみだ・・・じゃのうて意向によりお主に転生の権利が与えられた。まっ、いわゆる異世界転生とか言う奴じゃな。」
「はぁ、なんともテンプレですね」
「ん?こうゆうのは嫌いじゃったか?お主の世界のラノベとやらに合わせてみたのじゃが。」
「あ、いえいえ、そういう訳ではないですけど。ところで、あなたはどんな神様で?」
「おお、そういえばまだじゃったのう。儂は創造神じゃ。」
「やっぱり、そこまでテンプレかよ。で、どんな異世界にどんな感じで転生するんすか?チートっすか?俺Tueee的なやつっすか?」
「もうタメ口とは、切り替え早いのう。まあ良いわ。まず、異世界に関してはいわゆる王道の中世ヨーロッパ的な感じじゃな。当然、魔法あり剣術ありの世界じゃな。種族は人間のみじゃな。召喚でエルフやドワーフがでたり、後、魔物とかはおるがな。少し特殊なのが向こうで5歳になると召喚の儀というのを受けてパートナーとなる者を召喚するのじゃ。まあ、異世界転生じゃしそれなりに強いのが出せるようにはしておくかの。」
「へー、んじゃそんな感じでお願いしますわ。」
「これまた早いのう。召喚はランダムじゃからな。ワシにも何が出るかは分からん。」
「オッケー分かった。じゃあ転生ヨロシク。」
「うむ。それでは達者でな。」
そして俺は意識を手放した。
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気が付くと案の定、赤ちゃんでベットの上に寝ていた。
(予想はしてたが思った以上に動けない。何とも言えない感覚だな。)
いろいろ考えながら寝返りを打っていると、ドアが開いて3人の人が入ってきた。
「おっ!目が覚めたか、パパだよ~。」
「パパ静かにしてレオンが起きちゃうでしょ。」
「そうよ、あなた、レオンが泣いたらどーするの。」
「うっ、すまん、はしゃぎすぎた。」
そこには、肩をがっくりと落とすイケメンと超美人と超可愛い女の子がいた。多分、会話から察するに両親と姉さんだろう。どうやら俺の名前はレオンと言うらしい。
(父よ頑張れ)そう思いながら見ていると、
「レオンーー、ルミナお姉ちゃんだよー今日もレオンは可愛いなー」
と言いながらこちらを姉が覗くので
「あいっ」と一言返事をすると
「レオンちゃん可愛すぎる」と言って鼻血を出していた。
「ほら、ルミナもそこまでにしてレオンも眠そうだからね。」
すると急に眠気が襲ってきた。流石に赤ん坊だからしょうがないか。知りたいことや気になることもあるが
とりあえず寝るとしよう。こうして俺の異世界生活は始まった。
第一話どうだったでしょうか、召喚シーンは次話に入りますのでお楽しみに!!
投稿が不定期になるかもしれませんがそこんとこお願いいたします。