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夢だけど・・・夢じゃなかった

本日2つめ

天地渡です。

現在、天界でまったりと生活しています。

そろそろ彼女が欲しいのであります!

今日からは天界恋愛生活をお届けしたいと思っています!


「って事で、フェアーさん付き合ってください!!」

「あらあら、突然なんでお断りしますね」

「ぐはっ!!」


天地渡の天界恋愛生活第一話・・・完!




天地渡です。

天地渡と書いて「くじけない男」と読みます。

やっぱり彼女が欲しいのであります!

天界恋愛生活をお届けすることに使命を感じているのです!


「って事でティニーさん付き合ってください!!」

「・・・天地さん、ちょっとお疲れのようですね。ごめんなさい」

「ぐぁば!!」


天地渡の天界恋愛生活第二話・・・完!





天地渡です。

もうこうなったらとことんやろうと思います。

前代未聞の2人同時告白をしてやろうかと思っています。

では、行ってきます!


「ソラールさん結婚してください!ついでにアイビーもな!」

「けけ、け、結婚はまだ早いと思います天地さん。ごめんなさい」

「はぁ?ついで?はぁ~~? アンタ馬鹿ぁ?」

「おぅふ!断られた上に罵られた!!」


天地渡の天界恋愛生活第三話・・・完





天地渡です。

これでダメなら鬼神となって天界を荒らそうと思います。

でも大丈夫。みんな安心して。

勝利確定の告白をしてきますよ。


「ペコ、俺と付き合おう。結婚でもいいよ」

「ん。無理。君嫌い」

「あべしっ!!!」


天地渡の天界恋愛生活最終話・・・完







「っていう夢を見たんだ。寝汗が凄かったよ・・・」

「ぶっ  私の扱いに疑問はあるけど、また変な夢見たわね~」

「だろう?アイビーに告白とか夢の中の俺に説教したいわ」

「私は今アンタに説教したいわ~」


あまりにひどい夢だったのでアイビーを呼び出して聞いてもらった。

お茶とお菓子さえ出せば文句を言いながらもアイビーは来る。必ずね。


それにしてもあれだね、俺って色々と溜まってるのかね?

手当たり次第告白して撃沈とか怖いわ。

これにもし、ロリ女神と暴食の女神バージョンがあったら俺は立ち直れないよ。


「どうせならえっちぃ夢でも見たかったよ・・・何だよ撃沈って。ひくわ~」

「・・・うん、アンタのその発言にひくわ~」

「だって男の子だもん!そのくらいいいじゃないか!」

「はいはい。ばっちぃ菌がうつるから寄らないでね~」


菌だってよ菌。

アイビーに菌扱いされるとか怒りを通り越して悲しみしか残らないよ。

てか、話してる短い間にウチのお菓子全部喰いやがったぞコイツ!


お菓子がなくなると食材を漁り始めたので家から叩き出してやった。

ぶーぶー文句を言いながら帰って行ったよ。文句を言いたいのはこっちだ。






次の日、朝から仕事だった俺はフェアーさんに夢の話をした。

クスクスと笑われたけど、軽蔑はされなかったようで安心したよ。


「ワタルさんは夢の中でも色んな子を口説いているんですね~」

「い、いや、夢は別にして、現実で口説いてるのはフェアーさんだけのはず!」

「あらあら、本当ですかね~」

「・・・多分、そのはず。うん、恐らく。・・・だと思います」

「ふふふ。怪しいけど信じてあげます」


ティニーさんをデートに誘ってみたりしたけど、デートしてないし・・・。

うん、口説いてはいない!

ソラール&アイビーはからかってるだけだし、ペコは・・・あっちからだ。


って事で、そろそろフェアーさんとの関係も進展させたいものです。

どうしたらいいのか。う~ん、もっとデートを重ねるとか?

いや、それじゃあ進展とは言えない・・・う~ん。


また酒に酔って、その勢いで?いやいや、それは悪手過ぎる。

暴食の女神をからかってまた抱き着くか?いや、それもダメだ。俺が死ぬ。

ここは男らしく堂々と行くか? あ・・・夢の影響で震えてきたよ。


「あらあら、ワタルさんたらまた頭の中がぐるぐるですね」

「!? すっかり忘れてたけど、思考読まないで恥ずかしい!」


油断してた。この人思考読めるんだった・・・。

最初の頃はよく脳内通話みたいなことしてたけど、最近やらなくなったもんな。

こっちの考えてることバレバレって忘れてたよ。






いつものように仕事して、いつものように食事して帰宅する時間になった。

普段、フェアーさんが食後のお茶を飲みながらのんびりしてるところに俺が挨拶して帰宅するのだが、今日は少し違って呼び止められた。


「あ、ワタルさん少しお時間いいですか?」

「はいはい、何でしょう」

「明日は休みなのでゆっくり休んでください。明後日はティニーのところへ顔を出して、その後は体の同調検査になります」

「あぁ・・そういえばそんな事言ってたっけな」

「はい。こればかりは避けられないので絶対顔を出してくださいね」


そう。俺は同調検査というのを定期的に受けなければいけない。

元々天界は神様の領域なので人間が住むには困難な場所なのだ。

加護を持ってる人は問題ないけども、俺は普通の人間なので検査が必須。

それをしないと魂と肉体が剥離して存在そのものが消えちゃうんだってさ。

消えるのは怖いよね。


「存在が消えちゃったら次の人生とかすらないんでしょう?」

「はい。輪廻から外れてしまいます。なので絶対受けてください」

「もし・・・もし消えちゃったらフェアーさん悲しんでくれます?」

「・・・悲しみます。でも、それ以上に怒ります。許さないと思います」

「フェアーさん悲しませちゃダメだね。ちゃんと検査受けますよ。変なこと聞いてごめん」

「ふふふ、いいですよ。またデートしてくれたら許します」






「!?!?」


あ、ありのまま今起こったことを話すよ・・・

フェアーさんがそっと近づいたと思ったら俺の頬にキスをしたんだ。

な、何を言ってるのか分からないと思うが・・・ホントなんだよ・・・




帰り道、何度も何度も頬をつねって確認した。

夢じゃなかったーーー!

悪乗りした・・・(・x・)

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