第二節 「最初の町、シュタット」
今回は短めです。
あと、今回から文章を読みやすくします。今までのも地道に修正していくので、よろしくお願いします。 orz
リベイル王国領にある町、シュタット。
町の中は行商人で溢れており、シルヴァ法国はもちろん、アルクラ大陸以外からも数多くの行商人がやってくる。ここは商人にとっては天国のような町だった。
その町の門の前に俺たちはいる。
「人多いなぁ……クーをどうするか……」
今のクーは獣状態だ。王様からパスポートは貰ったけど獣のままでは信じて貰えない。今は少しでもクーへの信頼が欲しいところだ。
「人になったほうがいい?」
「うーん……いや、そのままでいいよ」
追い出されたときは、そのときで対処すればいい。町に入らないかぎり始まらないからな。俺たちはさっそく列に並んでみる。
「なっ!? なんだこのデカブツ!?」
「お、おい。あれ魔物じゃねぇか?」
「いや、よく見てみろ。人が乗ってる。たぶん調教師だろ」
案の定、商人たちから恐れられた。調教師とかあるんだな……。魔物を配下にする的な?
「おい、そこのお前、降りて来い」
恐らくこの町の騎士だろう。まぁ逆らう気は無いから降りるけど。
「お前、通行書は持ってるのか?」
「これのことですか? あぁ、すいませんちょっと待ってください。クー、人化してもいいぞ」
「はーい!」
『!?』
突然、魔物が喋ったと思ったら人になった。そりゃあ驚くよな。獣で喋ったときは俺も驚いたし。
「私が直仁で、この子がクーシアです。そこに名前が書いてあると思うんですが……」
「こ、これは国王様の印! なるほど、ナオヒトにクーシアか、分かった。もう通っていいぞ」
「ありがとうございます。では――」
「あぁ、そうだ。この町では別に人でも魔物でもどちらでも構わん。自由にしろ」
どっちでもいいのか。それは助かる。
「わかりました。ご親切にどうも」
「ありがとう! 騎士さん!」
既にずっと並んでいた商人たちより先に町に入る。こっちが優先に通されるから嫌な目で見られると思ったら逆に温かい目で見られた。……なんでだ?
「わぁ! お店がいっぱいだよ!」
「ほんとだ。食べ物から日用品までかなりの数ある」
祭りでよくある食べ物から、食材、調味料、さらには服や食器、飾りや絵画まであった。まるでフリーマーケットだ。
「美味しそうな食べ物がいっぱいあるよ!」
「じゃあ、観光するか。何が食べたい?」
「いいの!? えーっと、えーっと……じゃあ、あのお肉食べたい!」
「よし、じゃあ買って食べるか!」
クーも楽しそうだしな。俺も楽しむか。
そういって俺たちは焼き鳥のようなものを買った。見た目は完全にねぎまだ。いざ食べてみると中から肉汁がほどよくでて、それがタレと絡まってさらにうまさが増した。ネギのようなものは、そのままネギだった。素直に美味しいな。
……思ったらこれ完全にねぎまだよな。
「あつっ、フーフー……。あむっ、んー♪ 美味しい♪」
口にあったようでなによりです。やっぱり日本の、というより地球の食べ物は異世界でも通じるんだな。俺もいつか、何か作ってやるか。
「美味しかった~。ねぇ! 次何する?」
「うーん、それじゃあ見て回ろうぜ。いろんな物を売ってるらしいし、面白い物が見つかるかも」
「わかった! 行こう、お兄ちゃん!」
はは、妹に振り回される兄ってこんな感じなのかな? うん、悪くない。
こうして俺たちは町を観光しながら楽しんだ。変な置物から珍味と言われる料理まで、本当にいろいろな店があった。クーは疲れたのか俺の背中でよく眠っている。
「ちょっとはしゃぎ過ぎたか? でも、楽しそうだったし、俺も楽しめたからいいか。んじゃ、さっさと宿屋探すか」
そして、俺たちは宿屋を見つけ、2人部屋を借りた。クーはそのままベッドで寝た。
「お休み、ゆっくり休めよ? ……ん? 本が光って……る?」
中途半端な終わり方ですね。あと、この話は即興で書いたので、あまり内容を練ってないです。
クーちゃんが焼き鳥を食べてるときの描写が意外と難しかったです。よくある あむっ とか はむっ とか食べる時の音(?)みたいなやつをどうするか迷ってたりしました。
第2章に出てくるエルフの女の子の名前をまだまだ募集しています!
参考にしたいので感想、評価、と共にお待ちしております!
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