プロローグ 前編
記念すべき最初の投稿!
前書きを書いたのは本文書いてからなので正直なことを言うと「なんだこれ?」の一言ですww 特に序盤の文化祭の話とかいるかな? と思いましたが初心者なので分からんのです。
でも、これからも俺なりに楽しみながら書いていくのでこれからよろしくお願いします!
夏休みが終わり、とある高校で皆が盛り上がるであろう大イベントの準備が行われていた。文化祭である。
この学校の生徒総数は7,000人以上という恐るべきマンモス校で、第1から第4まで学校があり、陸上やサッカー、水泳、バスケットボールなどの運動部の全国優勝は余裕で、吹奏楽部、軽音楽部、美術部などの文化部も全国コンクールでさえ、全ての賞を独占という超名門校なのである。だが、そういった理由で入学する生徒は全体の5割ほどしかいなかった。じゃあ残りの5割は何なのか。
その理由が文化祭なのだ。
説明は置いといて校内には溢れんばかりの人が廊下を走り回っていた。ある男子は舞台発表に必要な大道具を、ある女子は出店で出す料理の材料を運んでいたりと様々である。
しかし、3年生で誰1人教室から出ていないクラスがあった。その情報はたった10分で学校中に広まり、誰もが口々にこう噂した。
『もしかして、まだ何も決まっていないんじゃないか』
そう言われても仕方ないだろう。全員が席に座ってのんびりしているのだから。しかし、普通なら慌てて「雑でもいいから」と案を出し合って決めてるはずなのだ。ではなぜ?
「ちょっと! うちのクラス何も決まってないとか言われてんだけど!」
誰かが愚痴った。
「仕方ねぇだろうが。誰も出てねぇのは事実なんだからよぉ」
誰かが答える。答えなくてもクラスメート全員が思っているだろう。
さて、そろそろどういうことか説明しよう。答えは簡単。実は俺らの出し物は既に決まっており、もう既に完成させていた。
それよりクラス全員で何をしてるかというと……
「おい! 集中しねぇとやられんぞ!」
「あっ! ごめん死んじゃった」「こっちもだ……わりぃ……」
「裏ボスと戦ってるんだからちょっとは集中しろよ……」
絶賛ゲーム中である。
【Sevens Fantasy】通称ナナファンと呼ばれるゲームがある。このゲームは老若男女関係なく幅広い年代でプレイされるほど人気が高く、発売日がなんと2年前なのに2年連続、最優秀ゲーム賞にも選ばれるほどの超有名作品。このゲームは家庭用から携帯ゲーム機、スマホ、パソコンと、様々な機器で遊ぶことができるのも良い点だ。このゲームについてもっと語りつくしたいところだが今は目の前に集中しよう。
「うおッ 雑魚がわんさか出てきやがった!」
「勝也君!? 今回復するからね」
「ナイス穂乃香! 助かったぜ」
「危ないぞ勝也。勇真、タゲ取り頼めるか?」
「直仁の指示なら仕方ない 澪、範囲魔法で援護お願い」
「オッケー、任せてよ!」
画面上では5人のキャラクターが巨大で禍々しい生物とその周りに群がるハエに対して攻撃をしていた。ナナファンを一通りクリアした後に現れる隠しボス、いわゆる裏ボスだ。裏ボスに挑むにはこのゲームにあるすべてのクエストをクリアし、ある特定のアイテムを集め、さらにはプレイ時間がカンストの9999時間以上やっている、という馬鹿げた3つの条件がある。
そんな条件があるが、このクラスで唯一それができる、というよりそれをやったのは1人しかいない。“チート野郎”という不名誉なあだ名をつけられ、数万ものゲームを完全クリアした俺、菅田 直仁だ。
それはさておき、画面では裏ボスがグゥエェェェという気持ち悪い鳴き声で叫びながら最後の攻撃を仕掛けようとしていた。
「攻撃中止! ラグナロクが来るぞ!」
「「「「了解」」」」
裏ボスの最終奥義ラグナロク それは裏ボス討伐をしようとした全国の猛者達を苦しめた技。効果は〈範囲内の全てのプレーヤーのHPに関係なく0にする。さらに発動終了まで無敵。ただし発動後は攻撃が一切できない〉という諸刃の剣の技である。だが、そんな技にも弱点はある。
「穂乃香! 指示したタイミングで全体回復頼む!」
「任せて! 直仁君!」
HPに関係なく0にするなら回復しても意味がない。……そう結論付けるには早すぎる。どんな敵でも必ず弱点はあるのだ。
『ラグナロクが発動しました』そのメッセージが流れた。みんなのHPは……1
「やった! 直仁君のおかげだよ!」
「ウソだろ!? マジで生き残ってるじゃねぇか!」
「さすが直仁ね!」
「あぁ 僕は素直にすごいと思うよ。どうやってこの攻略法を見つけ出したんだい?」
そう4人から言われたが、HPが0になったとしてもその直前に回復すれば必ず1残るというバグに等しいレベルの仕様だ。それを教えてもいいが、面白くなくなる可能性があるので黙っておく。とりあえず討伐は成功だ。
その後、俺を含めた5人は裏ボスに一撃を叩き込み無事勝利し、余韻に浸っていた。
「最後まで私たちは残ったけど他のみんなは家に帰っちゃったね……」
「仕方ねぇよ。あれは強すぎだ」
「確かに、直仁が教えてくれなかったら負けてたね」
「……そんなことねぇっての。お前らは十分に強いと思うぜ?」
「ううん。直仁君のおかげだよ!」
そういやこいつら昔からこうだったな……信頼してくれるのはありがたいがむず痒い。そう思っていた瞬間‘ピロリン♪’と全員のスマホが一斉に鳴った。どうやら電話のようだ。
「い、一斉になった!?」
「なによこの電話番号……000‐0000‐0000?」
「こんな電話番号あるのか?」
「気味わりぃ……」
「じゃあ出てみるわ」
「「「「!?」」」」
俺以外が驚いていたが今は無視だ。繋がった、どうやら実際にあるらしい。
「もしもし?」
「やぁ♪ 裏ボスを倒した5人さん♪」
『!?』
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