表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ようこそ【新世界】へ!  作者: 神ノ狼/真神(シンノロウ/マカミ)
第1章
12/34

第六節 「初戦闘と初禁術 ③」

※直仁視点で②の終盤までのお話

 シリウスがあいつらを連れて行った後、俺とアリシアは俺の部屋にいた。まぁ穂乃香に待っててと言われたから待ってるだけなんだが。アリシアはずっと部屋のど真ん中で祈りをささげていた。


「神様……。どうかみんなを助けてください。お願いします」


 これを聞いたのはおよそ5回目だ。……まぁ数えるのがめんどくさくなったから適当だが。ちなみに、アリシアにいろいろ聞いても無視だから聞こえてないのかもしれない。それより


「禁術ってどう使うんだろうな……? えーっと確か……空間と創造だっけ?」


 使い方は載ってなかったから適当にやってみる。


「鎖よ! 鎖! チェーン! ……出ないな」


 っていうかすげぇ恥ずかしい。聞こえてないからってこんなこと叫んでたらヤバイ。顔と耳がすごく熱い。


「空間と創造……空間……もしかして出す場所と繋ぐ場所が必要ってことか?」


 もしそうなら、さっきので出来る筈がない。とりあえず


「んじゃあ……俺の手からでいいか。繋ぐ場所は……まぁ床で。技名は叫ばずに……」


 すっと手を床に向けてみた。



 ジャリリリリリリリリリ



 出た。普通のよくある鎖だ。


「普通に出たな。……仕舞うこともできると。次は創造だな……形を変えられるんだよな。じゃあ単純に細くしてみるか」



 チャリリリリリリリリリリ



「おぉ。イメージした通りで驚いたけど、これ結構すげぇな」

そしてすぐ仕舞う。太さ以外にも色々できそうだけど、今はやめておく。



ドゴオオオオオオオオオオオン



「ッ!? 今の音は一体!?」


 アリシアがいきなり目覚めた。さすがにやめるよな……にしてもかなりでかい音だな……。


「……まさかシリウス達に何かあったのでは!?」

「いや、あいつらならたぶん大丈夫だよ」

「なぜそんなことが言いきれるんです!?」

「あいつらを信頼してるからだよ。それにアリシアも言っただろ? 信じましょうって」

「そ、そうですけど今のは……。」


 やっぱりあんな音だと信じきれないか。


「わ、私も行きます! ナオヒトはここにいてください!」


 そんなこと言われて はい、そうですか と通すわけがない。……丁度いい頃合いかな。禁術を実戦で試さないと。悪いけどアリシアにはここにいてもらうか。


「では私はこれで……。 な、なにこの鎖!?」

「すいませんが、アリシアがここに残ってください。俺が行きます」

「そ、そんなことできるわけがありません! 私は魔術が使えます。ですがあなたは!」


 ない。前の俺ならそうだっただろうけど今は説明する時間が惜しい。


「後で必ず説明します。だから今はこれで勘弁してください。では!」


 俺は部屋から立ち去る。あいつらがいる戦場へ向かうために。




「城壁まで遠いなぁ……。楽な方法……鎖って使えるよな?」


 体が付いてきてくれるか分からないが、ゲームとか映画でよくあるワイヤーガンをイメージする。住民はみんな避難したから城壁までの大通りには誰もいない。禁術の使い放題だ。


「……よし。行くか! 壁につないで……引っ張ッ!?」


 唐突に引っ張られる体。勢いがきつすぎて目が開けられない。思わず立ち止まって移動を中止する。


「……あれってすごいのな。今度使うときはもうちょっと練習してからにしよう」


 重心の調整が想像以上に難しい。マジで練習しないと下手したら大事故につながる。


「とりあえず、急ぐか……」


 再び、全速力で飛ぶ。あいつらを救うために。




 戦場近くに着てみれば


「あんなでかいやつと戦ってたのかよ」


 かなりの大きさだ。……とりあえず見てみるか


◇――――――――――――――――◇


 名前:フェンリル 年齢:?? 性別:? 種族:?

 呪縛<操><蝕><隠>


 Lv:??


 HP:??

 MP:??


 STR:??

 DEF:??

 INT:??

 MND:??

 AGI:??

 DEX:??

 CRI:??

 LUK:??


 所持スキル

  ・??


◇――――――――――――――――◇


「名前意外なんもわかんねぇじゃん!? ……呪縛ってやつのせいか?」


 本当になんもわからん。もしかしたら――


「みんな! 敵はもう弱ってきてる! あともう少しだ!」

「あの馬鹿ッ! それ完全にフラ――」

「ガアアアアアアアアアアア!」


 案の定フラグだった。敵は……穂乃香へ矛先を向ける。


「まさかあいつッ!」


 クソッ、この鎖で守れるか……やるしかねぇよな!


「スゥゥゥ……グゥアアアアアアアアアアアア!」


 黒い炎の球が口から出る。それはそのまま穂乃香へ向かう。


「鎖が複数出ればいける……それが無理なら……」


 死ぬ。だけど――


「い、嫌ッ! こっちに来ないで! 助けて! 助けて、直仁君ッ!」


 その言葉で体が勝手に動き出す。昔のようにあいつを、穂乃香を助けるために。


「出ろッ! あいつを守るために!」



ジャリジャリジャリジャリジャリジャリ



地面から空中へ、何本もの鎖が炎の球に立ちはだかる。そして――



ゴオオオオオオオン!



 なんとか防げたか……。よかった、間に合うことができて。


「…………ん、ん? あ、あれ? 私……生きてる?」


 傷も無さそうだった。本当に良かった。


「……ッ!? な、なんでッ!?」


 ここにいるのか、そう言いたいんだろうな。まぁ俺はとりあえず


「大丈夫か? 穂乃香」


 と、言っておく。

終わり方微妙すぎぃ!

……と自分自身が思うレベルです。ですがこれで一応第六節終了です。直仁が穂乃香を助けるところで六節が終わるっていう計画だったので……。


次の第七節は異世界組が全員そろってからの戦闘パートです。次の投稿はいつになるかな……まぁ近々投稿しますが。


では、次までゆっくりお待ちください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ