賢い者の宿命
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
賢い子って、昔から苦労する。
問題はその賢さに気づいた時。
どうにも難しい。あの子の全てに置いて、真っ当に、普通に、という事を根源的にどうにかさせてやる事はきっと出来ないのだと思う。
可能な限り出来るのは、単なる擬態であり、そしてその擬態こそが、平穏無事に生きられる唯一の手段であると言っても良いかも知れない。
地頭が良い。計算が早いとか、難しい内容が分かるとか、そういう事ではない。ただ自分の特性を理解して、どうすればどう見やれるか、他人と違うところは何処か、其れを見るのが上手い。
そして其れを他者にも応用しに掛かる故に、過度な争い事を起こさない様な子であった。
だがその裏では、この世界、人間に対するどうしよもうない恐怖心と、違和感が胸を満たしているのだろう。
――出来ますよ。それくらい。
――教師って、そう言えば喜ぶでしょ?
――人は信用しちゃいけないって、同性見てれば分かりますよ。
あの時の鋭利な目を忘れない。齢小学生程度の子がして良い目ではなかった。
別に問題を起こしている訳ではない。上手くやれている。ただなんと言うか、自分から浮いている。過度に絡まないというか、馴染まないというか。
そんな彼女と、幼い彼女と二者面談をすることになったときに、こう言った。
「賢い子って、結構昔から苦労するんだけど」
「……はぁ」
腑抜けた返事であった。違和感ではなく、心から『とりあえず返事しておこう』という意図が見えた。今のところ、他意はない。
「ほら、なんて言うか人より賢いから、周りとのズレに気付きやすい。そして必ず『何故其れをしないの? 当たり前じゃない?』とかって絶対に思う」
「でも、人間一度でもそう思うじゃないですか」
彼女の視点が動く。紙にメモしているのを観察している。観察、されている。
あぁ、少し、不味いかも。この時点で彼女の脳裏で算盤を叩いている事だろう。相手が何を思い、どうすれば最善策か、恐らく計算している。
「一度じゃないんだよ。かなり頻繁に起きる。でも其の理由を自分が特別に頭が良いとか思わない。『私のやり方がおかしいのかな……』って思う」
「……」
「……言ってること分かってると思うんだけど、其れが自分の中で『頭が良かったんだ』と思う事がまず第一の分岐。此処で運命がちょっとズレる。これまで通りに行かない。『もしかして私ではなく、彼奴らが悪いのでは?』『もしかして彼奴らが、馬鹿なんじゃないか?』と思うことが増える。
よく、頑張ってるね。そしてこれまでもこれからも、芽に気付いても何も起きないように」
私は視線を逸らす。彼女のクラスメイトから寄せられた、一方的な意見が連なっていた。
――何考えてるか、分からないんだもん。
「……導きが欲しいんです」
私の性癖、つまるところ、癖になってるところ。治そうにも治せないところ。書く時の癖。
ってのがあります。
基本穏やかで気品がある。
『うんうんそうだね』が口癖で、骨が溶けるぐらい甘やかしてくれる。
でも何処か陰りがある、憂いがある、人知れない歪みがある、皮肉屋でもある。
こう、『仄暗さ』がある。
そういう人がド性癖。
ヲタクの意味でも、本来の意味でも。
なんか気が付いたら書いてる。
この場合は、ある意味で二人とも。
小学生側が強いか。
賢く、聡明で、問題を起こさない。
けれども何処か、冷めている。
『あぁ私がおかしいんだ』という失望感がある。
なんて言うか、そう言う子って、自分がまともじゃないって思ってるから、導き手を欲しがるんですよ。
自分の判断が正しいか自信がないから、『本当にコレで大丈夫?』と別と意見を欲しがる。
此処まで考えてるのに、まだ欲しがる。
自分以外の視点を、常に欲しがってる。
で、普通そのまで激しく考えないし、観ない。
脳のコスト的に負担がデカイから、普通は途中でブレーキかかる。
だからまぁ常に不安定なんですよ。
脳みそパツパツで、余裕がないから。
だからこう、些細な事で パーン することがある。
フリーズするならまだしも、見切って『じゃ、此奴潰そ』とかする可能性もある。
善悪の基準グレーゾーン(法には触れないけれども、言葉で追い詰めるとか)に手を染める可能性がある。
其れを心配してる。
現実での好きなタイプは知らんけれど、
なんか被害あったら『名前教えて?』で本人の見てないところで害悪全て潰すし、
『その珈琲に私が好きな分だけ角砂糖入れて』とか言われたら、砂糖袋をスーパーから買い占めて、珈琲カップの底を切り落とした状態で注ぎまくるし、『これじゃ足りないなぁ』とか言うし、
それはそれとして相手が駄目な事したら、『其れはいかんでしょ?』って釘刺してくれる人が、
すげー好き。




