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資格という概念

現実では、試験を受ける判断において、その労力と結果がどの程度の差かで決めるのは一つの手だ。

例えば、

筆記だけで取れるなら労力は安く済む。

大抵は受け得だ。

一方で、実技があるのなら、場合によっては試験を受けない方が得なこともある。


そしてこれは、資格を設定として作りこむときにも活用できる考え方だ。


資格取得のための試験難易度が社会に適合していないほどに高い場合、まず持っていることが珍しい資格になり、社会はそもそも資格を必要としないような設計になってしまうということだ。

誰も資格を持っていないのだから、基本的に、相場として持っている者への報酬を用意する想定のない社会と言ってもいい。

不必要にセキュアなシステムはユーザによって侵害されるのだ。


物語において、特訓パートのように資格取得を描きがちだが、それが行われると、資格取得に参加することそのものにインセンティブが必要になる。

このような余計な世界観を作りこむくらいなら、資格取得と現実に沿った概念にすることをすすめる。

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