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私の言葉が、あなたを壊した

うちの旦那は家事をしてくれない。


仕事が忙しいのは分かるんだけど、休みの日くらいやって欲しい。


ある日、私はイライラしていて、思わず


「あー、〇〇さん家の旦那さんは稼いでるし、家事も手伝ってくれるからいいな〜、そうしたら私も働かずに済むのになー!」


と言ってしまった。


そうしたら勢いよくテーブルを叩いて、


「じゃあそう言う男と再婚すればいいだろ!」


と言って部屋にこもってしまった。


冗談だったのに…


その後、あの時のことは冗談だから気にしないでと言ったが、冗談でも言って良いことと悪いことがあるだろと言われた。


イラっときてまた暴言を吐いてしまった。


謝ってんだから許せよって感じ!


それから2人の仲はギクシャクしてしまい、家事や仕事の話もできなくなってしまった。


あれから数年、私たちは同じ家に住んでいるが特に何も話さず、共に行動もしなくなった。


周りでは子供もできたりしてるのに、そもそも一緒に寝てないから子供すら出来ない。


そう言う話をしても嫌そうな顔をされてしまい、応じてくれなかった。


私は彼が好きだから別れたくないが、もはや彼の方は、私を家政婦としか思ってないようだ。


まあ、あんなこと言っても一緒にいてくれるだけいいと思うしかないかなと思ってる…。


私はその事を友達に話し、あの時、あんな冗談を言っていなければこんなことにはなっていなかったんだろうなと話したが、友達は


「いやあんた多分もっとやらかしてる!昔からそうだから!」


と言われてしまった。


身に覚えがなかったが、一応旦那に聞こうと思っていた。


しかし、そこでまた喧嘩をしてしまい、私は暴言を吐いてしまった。


翌日、旦那から別居をしたいと言われた。


私は嫌な所があったら直すから言って欲しい、あの時のことは謝る、だから思い直してと言った。


しかし旦那は考えを変えなかった。


それどころか旦那は私に、


「そうやって自分の都合のいいところしか覚えてない所、付き合っている時は良かったけど、結婚してからは苦痛でしかなかった。」


そう言ってきた。


その後、旦那は出て行った。


もうこれは離婚だなと思った。


何で?私はこんなに彼を好きなのに… 。


そう言えば、高校を卒業してから、友達がかなり減った気がする。


結婚をすると疎遠になるとはよく聞くけど、30人くらいいた友達が卒業と同時に半分くらいのこと連絡が取れなくなり、半分以上の子が結婚したと聞いたのに、結婚式に呼ばれたのは2人くらいしかいない。


私は友達を呼び、私がどんなやらかしをしていたのか聞いてみた。


すると、身に覚えのないことばかりであった。


たとえやったとしても、その時の勢いや冗談で言ったりやったりしたものだろうと思うようなことであった。


しかし、友達曰く、普通の子からしたらとても嫌なことだと言われた。


私も縁を切ろうか迷ったが、情けで切らずにいたとのこと。


「私もこれっきりにするわ。じゃあね。ああ、身に覚えがないって言うんならメールとかチャットで自分が送った文章読み返してみたら良いんじゃない?」


そう言って最後の友達にも去られてしまった。


これからどうすれば良いのだろう…。


そういえば、友達はメールとかを読み返せばわかるみたいなこと言っていたな…。


そう思い、私は自分が送ったメールやチャットの内容を見てみた。


すると、暴言とも取れる言葉や、誰かと比較するような内容が並んでいた。


私は冗談として言っていただけだが、見返すとかなり酷いことを言っていた。


言っている時は気づかなかったが、そう言えば学生時代からこう言う発言は日常的に繰り返していた。


私は皆が許してくれていたと思っていたが、私の暴言はほぼ毎回やり取りの中に入っていた。


あの頃は芸人のノリでこんな酷い言葉を言っていたが、今考えると内容的にかなり酷かった。


何も知らない人が見たら、私がいじめているように見えるかもしれない。


そんな内容を、普通に言っていた…。


多分、旦那にも…。


でも、身に覚えがない。


恐らく、私は息をするように酷い言葉を吐いていたのだろう。


それでも、友達や旦那だから許してくれていると思い込んでいた。


知らないうちに、周りのことを傷つけていたのか…。


その後部屋に戻り、旦那の机の引き出しを何の気無しに開けた。


すると、そこに一冊のノートが置いてあった。


開くと、そこには私からの暴言がびっしりと書き連ねられていた。


そして最後に書いたページで、


『もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理もう無理』


と書いてあった。


私は、こんなふうになるまで旦那を追い詰めていたのか…。

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