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マレビト・ロック ~第三のσ(^^)~  作者: KOJHIRO
Episode 3 [Information]
1/10

「マレビト・ロック」説明

パターン 精霊達のアクシデントでやってくる「わし」。

はじめに


 不幸な中断になったHWW3rdで本登場となるはずだった3人目を埋もれさせないように、またHWWが復帰したときにそんなにズレたり被らないように、狗肉の足掻きですな。ほほほ。

 まぁ脇にmtoWでも出てくるんですからね。




登場のあれこれ


 ラフロードバイクでソロツーリング中、予定のルートを外れふと立ち寄った山間の村で給油を終えエンジン始動で爆発。

 気づくと白い部屋と光に包まれた人形の・・・精霊さん達。


 自称、光・闇・火・風・水・土の大精霊だとかで、謝りながらも自慢するゴミ。


 こいつらがじゃれ合っていてエスカレートして、余波が次元を越えて放出されたらしい。

 問い詰めるとこの空間での暴発を次元の彼方へ送ったけど座標を間違えて有人惑星に送ってしまうという迷惑事故だった。

 殆ど再起不能状態だったので時間を一瞬前に戻し体を再生させたはいいけど、現場修復でも時間を戻す暴挙によって現場でも事故が無かったことになり、現場の自分は何事もなく走り去っていく。


 じゃあここにいる自分は何者なのか? 本人に間違いないのは事実。

 地球に戻れなくなったので、ゴミに加護をもらい、この異世界を旅することにした。ゴミ以下なわしσ(^^;)




 残念6大精霊たち。


 地球、とある時代のとある国のサブカルチャーに腐ってしまった神教科課程の女子達。

 卒業試験で合格すれば、仮免の神になるその卒業試験中での出来事で過剰反応した隠蔽工作に周囲は幾度となる迷惑を被る。

 地球の神にバレないように時間停止と巻き戻しは親兄弟に最初は泣きついて、途中から脅してやらせた。とか。

 仮免の神とは大精霊主で、謂わば属性精霊の元締めのような存在になる。

 その上は、まだヒミツ。




「わし」が「ロック」と名乗るのは


 はっぴを着たりする6大精霊の「6」をカンでしまって「ロック」と発音したことからだ。

 本流の自分とは違うので「小次郎」を封印し、実妹とも喧嘩してばかりで、女性不信から硬派風であったのと、ゲームのハンドルネーム「小次郎」から周囲に「巌流」とも呼ばれたりしていたので、堅物の「ロック」でもいいかと本人も納得してしまった。

 ちょっとムリヤリでしたな。がはははは。




盗賊団と奴隷商、母娘の冒険者


 加護を付加したオフロードバイクを駆り大きなアップダウンの連なる街道を行くと底地で商隊の馬車が襲われているのを見つけた。

 近づくにつれ商隊は護衛の者も雇い主らしい者も切り捨てられた後だったみたいだ。


 この状況で突撃しても多勢に無勢で下手を打ったなと引き返そうとしたところに幼い児を連れた女冒険者が反対側から接近しているのが見えた。

 気がつくと加勢していて盗賊達をいっしょに蹴散らしていた。


 冒険者母娘が馬車の中を調べると交易品の奧から奴隷と奴隷にされる寸前の攫われてきた子供達がいた。保護した場所は、犯罪奴隷以外認めない地域で、荷物を二つの馬車に纏めて母娘と近くの街に向かい、ギルドで盗賊と商隊・奴隷商の持っていた鑑札を提示し説明、ギルドの認める証文で荷と奴隷の所有権を得て奴隷会館で犯罪奴隷でないことを確認して解放した。


 攫われていた子供達は、親に売られたのか調べたのちギルドで捜索願が出ていないかも調べてもらい売られた以外は可能な限り親元に帰すことにした。

 母娘には付かず離れずの距離に協力者が多くいる様子で、後のことはほとんど丸投げとした。

 身寄りの無いとか帰る当てのない者はヲタ村と呼ばれる母子の拠点へと行くことになった。


 母子は「フィメ」と「フィナ」と名乗った。


 母親の年齢は聞けなかったが、子持ちに見えないぐらい若く見えた。4才児だという娘曰く「頭の中がお花畑だから若く見える」のだそうだ。

 フィナには盛んにバイクに乗せろとせがまれ、後ろに乗れというとそうじゃなくて一人で乗りたいと言い出したのでシートの上にまたがらせるとハンドルに手は届かない、足もペダルにすら届かないなどやっと現実を認識したようだった。手足をパタパタさせる子供の姿はかわゆいものだと口角が上がったのを見つけられて、後からローキックの返礼を受けた。


 母子と分かれる少し前にフィナからこの世界にいる〝マレビト〟について簡単な説明と〝メニュー〟についてレクチャーされる。

 知識を与えた代わりにもう一度バイクにまたがらせろと言うので、またあのジタバタする姿が見られるんだとニヤニヤして二つ返事で乗せてやると、従魔のスライムを手足の延長にして、乗りこなして見せた。ブレーキターンが好のようで、タイヤがちびるから止めて欲しかった。


「かー」

 よこせと言われて、六大精霊(ごみふじょし)に連絡を入れるとポケバイを顕現してくれたので「やー」と言うと「ちゃうちゃう」と首を振りのったばかりの大きいのを指さすので、加護なしの複製を作ってもらった。


「ほななぁー」

 親子は大小のバイクをインベントリィにいれたのか徒歩で去って行った。


 あの親子は何だったのだろう。




懐かれてしまった


 親子からの情報で攫われた児の中に、捜索依頼の出されていたかも知れない少女がいた。

 依頼を受けていたのでもなく確認のため依頼を張り出していたギルドのある町に少女と旅することになった。

 ビンゴ。


 母子は「リヴァイア」さんと「レビア」という。


 父の居ない少女に気に入られて、しばらく一緒に旅をすることになった。


『YABU-AI』に引き続き、短くてスミマセン。目的は、HWWを消してしまったか故にmtoWでの説明不足を補おうとした悪あがきです。mtoWの話の間にいれよかとも思いましたが、HWWが復活できれば、必要なくなりくどくなりますので、別立てとさせて頂きました。

 今後ともよろしく。



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