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無能な俺の神討伐  作者: 森山 雄二
2/2

パートナーの実力

目的地に到着した雪斗とゴンは、神の召喚儀式を行った。

「悪事はたらきし神々よ我の前に姿を現せ!召喚、戦争の神モンチュ!」

地面に書いた魔法陣が赤く光りだした。すると空の雲が開け、その間から戦争の神モンチュが姿を現した。

「我を呼んだのは貴様達か。見た所下級神討伐師だな。ふん、早くかかってこい。」

ずいぶんと余裕そうなモンチュに対し、冷静さを保つ雪斗。

「ずいぶんと余裕そうだな、お前。じゃあ、俺はこの円から出ねえから。」

と言い、雪斗は地面に足で自分の周りに円を書いた。

「ほう、さすがにこっちも頭にきた。どんな能力か知らないが貴様の首を落として、体もバラバラにしてやろう。それが我に挑んだ神討伐師の末路だ!」

モンチュがすごい勢いで雪斗に向かった。

「挑発に乗ったのがお前の最後だ。」

モンチュが雪斗に攻撃した瞬間にモンチュの腕が地面に落ちた。

「っ!!なんだ貴様!下級にあんな動きが出来るわけない!一体どんな能力なんだ!」

「俺が下級に見えたのなら仕方ない。俺は無能だからな。あと俺だけじゃないからな。ゴンはあんな性格でも、戦いになるとエグいからな。」

モンチュがゴンのことを思い出し、周りを見渡す。するとモンチュの腕がスパッと切れて地面に落ちた。

「うぁぁぁぁ!なんだ貴様達はぁぁぁ!」

「ゴンは風魔法が使える。能力的には弱いが極めれば強い。俺があいつを選んだのもそういうことだな。」

モンチュが逃げようとしたその時、

「逃さないよ。」

ゴンがモンチュの目の前に現れた。そしてゴンは掌をモンチュに向けた。

「終わりだ、モンチュ。ゴン!いけ!」

ゴンの掌から魔法陣が現れ、モンチュの体を風の刃が真っ二つにした。

そしてゴンが封印札を出し、封印に成功した。

「よし、街に戻るとするか。」

ゴンと雪斗は街に戻った。


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