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小説家だってサボりたい  作者: 雪乃 美羽
1/8

01.小説家だって遅れます

19○○年△月□日

水月みつき うらら誕生




20××年○月△日

麗・小学校の入学




20△△年□月○日

麗・小学校卒業




20□□年×月◎日

麗・中学校入学




そして

20□□年◎月□日

麗・小説家になる







通称、夏目なつめ 春花はるかこと


水月 麗です。


15歳の中学2年生の小説家です


私は中学2年生成り立ての時、小説を書いて


いた。


それがどういうわけか、[小説家新人賞]と


いうのをもらって小説家になりました。


そして、デビュー作の「遊戯と魔法」というのが大ヒットし、今では人


気ベスト3位に入る位らしい。


「……そして夏奈なな雄馬ゆうま


に…」


最近ネタが無い…。


さすがファンタジーと言うべきなのか、さす


が小説いうべきなのか。


PRRRRR…PRRRRR…


「…あ…」


締め切り今日だっけ…。


絶対島崎さんだ…



通称、島崎さん

島崎しまざき こう

私の担当さん。自分の事はよく忘れるのに人の事はよく覚えてる性格。


「は、はい…」


「ちょっと夏目さん⁉締め切り今日ですよ!


何してるんですか。……まさか忘れた訳じゃ


ないですよね」


…完璧に忘れてました。


すみません、島崎さん


「いや、忘れた訳ではないのですが…」


「……明日、早朝8時までにもってきてくだ


さい。」


ピー…ピー…ピー……


……普通に切られてしまった…


まあ島崎に反抗すると何をして来るか分から


ないから…


数日前ー…


『ま、また忘れたんですか⁉これで2回目で


すよ⁉』


『す、すみません…』


『本当にもう…次やったら…』


……な、何を言われるんだろう


『小説家人生終わりと思ってくださいね』


な…なっ…お、おぉ…なんか今雷が落雷した



「というか…」


明日締め切りとは…


……実はまだ下書きも終わってなかったりし


て…。


…………テヘ



というわけで、徹夜地獄。


スタートです。


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