もう二度と
涙が 雫が
乾いていく
風の 春の
空気に触れて
春風が切なく感じて
しまうのはきっと今
哀しみを背負ってるからで
何もなければ何も思わない
私は今 悲しんでるの?
桜が花びらが余計に
儚く見えるのはきっと
目に見えぬ悲しみがあって
心と見え方はつながっているのかな
今すれ違った人々は
無情にも知らない人
私のことなんか露知らないだろう
だからきっとこんな思いも
悲しみも誰も気づかない
誰も……
春は素敵な季節だ
なんて言えない
風が優しく包む
なんて言えない
風が 春が
引き離して
私は 君と
さようなら…
ねえなんでこうなったの?
悲しみが込み上げて
どれだけ泣いても
笑ったとしても
癒えることはないだろう
いつまで立ち止まっているの?
と風は背中を押す
春の風のせいなのに
どうして無情にも勇気を出せ
なんて言うのですか?
もう二度と会うことのない
哀しみ癒えぬ
今もずっとずっと
哀しみ癒えぬ
いつまでもずっと
でもこんな自分に
関わらず時は過ぎて
春は去ろうとしてる
風は相変わらず吹いている
風が 春が
引き離して
私は 君と
さようなら…
君を忘れられない
ずっとずっと……
いつまでも探した
どこにいるか分からはない
あの人を探し続けた
いますように……会えますように……
願って願って
今日も祈る
会えますように
やがて私は
少しだけ大人に
なったまだ
未熟なことはあるけれど
癒えぬ傷跡抱えながらも
私は入学進級す
え……
祈ったかいがあったのかな
会えた会えたありがとう
春よ、ありがとう
春から進展する距離と春に対しての考えが
────変わった
もう二度と
は、もう二度と会えない(はじめ)と
(おわり)もう二度と離さない
みたいな感じです…
ギザなので最後は書きませんでしたけど