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今までにない進化を求めて  作者: シュレー・ディンガ
1章 私の世界へようこそ!
9/37

仲間と魔力操作

 気に入ってないところを修正していってるけど、ストーリーに変化はないからね!

 おっし、念願の女の子が仲間になったぞ〜!このままこの子ら連れてもう1回ダンジョンに潜りたかったけど、さすがに足折れとる子を連れ回すのは酷ってもんやし。あぁ僕のダンジョン...


「ついて行くって言ったけど、これからどうするの?」


「う〜んせやな、まずその足やししばらくは動けんやろ?やから自然に治ってくるのを待って、それから街探そかって思ってんねんけど、どうや?」


「そうだね。私たちも足が折れたままだと動けないし、いいと思う」


「あたしもそれでいいけど、せっかく仲間になったんだしステータスを見せあった方がいいと思うの」


「確かに、じゃあ私から、ステータスオープン」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前〘 エリス 〙仮名


種族〘下級魔人〙♀ Lv19




次レベルupまで180




HP 95


MP 200




ATK 68


DEF 75


SPE 65



     種族スキル


・魔力視Lv2


     レアスキル


・バラバラの心Lvー


    スキル


・自動回復Lv3 ・回復の心得Lv1


・回復魔法Lv1


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 おお!MPがあるからもしかしたら魔法があるんかって思てたけどやっぱあったか!


「回復魔法ってどうやって使うんや?僕使おうって思ったけど使えんでんかな...しょぼん」

「自分でしょぼんって言わないでよ、気持ち悪いから!」


「姉さん言い過ぎ。回復魔法の使い方だけど、多分魔力を練って魔法のイメージを思い浮かべて魔法名を言えば発動すると思うんだけど、その魔法にあった魔法レベルがないと発動すらしないみたい?」


「ん?多分ってどういうことや?わからんみたいな言い方やな?」


「そう。スキルを意識したらなんとなくのイメージが浮かんだだけだから、本当かどうかは分からない」


「あぁそういうことな。そやったら1回僕の背中に掛けてくれんか?ちょっと殴られすぎていたいんよ」


「ちょっと誰よそんなことしたやつは!」


 あ、失言やった、ってことに気づいた時には遅かった。これはもう答えるしかない雰囲気になってしまったようだ。


「...あ〜、まあ気にしやんといて?」


「その反応、まさかあたし達じゃないわよね?」

「ええと、まあ、うん...」

「ごめんなさい!」

「ん、私もごめん」


 うお!いきなり頭下げられた。どうしよっ、そんなに怒ってないのに!とりあえず頭上げさせやな!


「そんなん気にしやんでええって!あん時はまだ意識自体がなかったんやしな」


「それでもよ。悪かったわ」

「姉さんの言う通り、ごめんなさい」

「もうええっていい加減しつこいぞ?」

「...わかったわ。じゃあ次に行きましょ次は私のステータスね」


 うんわかってくれたみたいやな。よしよし、こんな気まずい雰囲気で冒険なんて僕はしたないからな。


「じゃあ、次はあたしの番ね!ステータスオープン!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




名前〘 サリア 〙仮名


種族〘下級魔人〙♀ Lv19




次レベルupまで180




HP 100


MP 200




ATK 65


DEF 62


SPE 73



     種族スキル



・魔力視Lv3



     レアスキル



・バラバラの心Lvー



    スキル



・自動回復Lv3 ・攻魔の心得Lv1


・火魔法Lv1  ・光魔法Lv1




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ん?これって...

「これ、仮にも"魔“人やのに光魔法がなんで使えんの?それとも、みんな関係なくどんな魔法でも頑張ったら使えるようになんのかな?」


「仮にもって何よ!下級でも魔人は魔人よ!

...ゴホン!それとどんな魔法でも使えるようになるって言うのは無いわね。使えるのは自分に適正のある魔法だけよ。」


「そう、私だったら水と回復、姉さんだったら火と光という事になる」


「ほーん、なるほどな〜。じゃあ僕は何が使えんの?」


「私達は魔力視が魔力操作の代替になってるけど、あなたみたいに持ってないなら〘魔力操作〙っていうスキルをとって、人通りの魔法を試すしかないわね」


 は〜、結構道は長いな〜でも、魔法は使いたいからかんばるしかないよな!

 それにしても魔人ってずるいな。魔力視が代替になってるってことは、それってなんにもしやんでも魔法が使えるってことやんな!


「それでその魔力操作はどうやったら取れるんや?」


「それは大気の魔力の元、つまり魔素を取り込んで、それを操作する感覚を掴めば自動で手に入る」


 ふむ?魔素を取り込む?そんなんどうやったらええねん。僕は魔法とは無縁の世界から来たんやぞ?


「魔素を取り込むのはどうやったらいいんや?」


「知らないの?まず自分の心臓を意識しながら大きく息を吸う。この時目を閉じるとやりやすいかもね」

「次に取り込んだ魔素を魔力に変換する為に心臓で魔素をギュッと固めたら魔力になるのよ!」


 む、むずかしい。そんな工程がいるんか。自分だけやったら絶対気づかんと僕には魔法が使えんって諦めとったな。


「んで、それやったらどうするんや?それやってもまだ魔力操作にはならんのやろ?」

「当たり前でしょ?それから作った魔力を丹田の位置に集める。これはタンクのイメージね」

「そこからは簡単。貯めた魔力を動かせたら魔力操作だよ」


はぁ〜道は長いな。簡単にやる!って言ったけど僕に出来んのか?


「?、それにしてもなんで記憶なくなってんのにそんな事覚えてんの?」

「あれ?何でだろ。もしかしたら私達の記憶がなくなる前よく教えていたのかもね?」

「...すまん。できるだけ早く記憶思い出せる方法探すからな」

「そんな事あんたが謝ることじゃないわ!」

「そうだよ。あなたは何も悪くないんだから」


 そんな事言われてもやっぱり可愛そうやんか。僕は悪くないにしてもいきなり記憶が無い状態で訳分からん自分の足折ったやつと一緒に行動するなんて自分やったらようせんわ。


「すまん。もうちょっとだけ待っててくれへんか。君らの故郷に行けば君らのこと覚えてる人が絶対居るだろうしね」

「そうね、だったら当面の目標はあたし達の故郷を見つける、かしらね」


「うん、そうしよっか!そういえば、僕のステータスも見せた方がいいかな?」

「いらない。だって見ても分からないもん。だけど、どういう風に戦うかの戦闘スタイルを教えて欲しい」

「戦闘スタイルかぁ。そうだね、僕のスタイルは血を使った武器、その中でも短剣と短めの騎士槍を使おうか、って思てるよ」

「あんたおかしいわよ?馬に乗ってないのに騎士槍って」


 おかしいって言われた...自分でも分かってるけど、騎士槍使った時扱いやすかってんやぞ!


「いやぁ、分かってんねんけどな?使いやすかってん。これって運命やって思たわ!」

「...まぁいいわ。痛い目見ないうちに武器を変えるのをオススメするけどね」

「あはは...」


 ああ言われたけど、変える気は無いんよ。だって使いやすいもん!


「お?そろそろ足も治ったみたいやし、出発するか!」

「...誤魔化されないからね?」


 あはは...苦笑するしかないな。

 ヒロインを2人にすると会話が難しいな...

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