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今までにない進化を求めて  作者: シュレー・ディンガ
1章 私の世界へようこそ!
6/37

ボスと報酬

記念すべき10話目!正直5話位で飽きて辞めるかもっておもてた。自分的に。

 さて、ようやくダンジョン5層にやって来ました


 なんで?4層は?って思ってる皆、4層は2層とほとんど同じでゾンビとスケルトン、あとそれ系統の鳥しかいやんかったんや。やから割愛!

 

 さて、5層ということで何があるかって言えば、階段降りて目の前に2mくらいある黒い両開きの扉があるんやわ。これはもう絶対にボスか、それとも中ボスやろ!


 〝ギィィ〟


 oh..手触れようとしたら独りでに開き始めた!?ミステリー?いや、ファンタジー!カッケー!


 開いた所で肝心の中身は〜宝箱!ではなく、腐肉が見える黒いスライムが一体!うん、汚い。ついでにキモイ。

 うーん、名付けてスライムゾンビってとこか?


 よくスライムスライムとかって物語で打撃とか物理攻撃がきかんことがよくあるけど、スライムゾンビにはどうなんやろ?

 今、僕って今血のナイフと予備の石のナイフしか持ってないってダンジョン君は知らんのか!


 ...血のナイフって効くかな?一応魔法じゃなくて、スキルやけど。


 今こうしててもしゃあないし、とりあえず攻撃してみて、あかんかったら速攻逃げて、松明持って来て燃やそかな。


 あ〜、鑑定スキル欲し〜。こんなことがあれば何が効かへんとか、もしかしたら弱点もわかったかもしれんのに...

 なんて願望は置いといて、突撃!


 「はあぁぁ!」


   グチュウ!


 うわ!ゾンビより気色悪い。まるで皆がよく知ってるあのスライムに油と腐って柔らかくなったミンチを混ぜたみたいや!


 これはもう攻撃したくないわ。そう、近接攻撃はね!でも忘れないで欲しいのは、この血のナイフってさ、〘血液操作〙から出来てんのよな。

 つまりどういうことかって言うと、〘血液操作〙を使ったらナイフを空中に飛ばせるってことやな!(やった事ないけど...)


 ぶっつけ本番になっちゃうけど上手くいってくれよ...!


 「血液操作!」


 僕の手から離れたナイフがスライムゾンビに向かって飛んでいく。飛んで行ったナイフは他の場所にぶつからず、見事スライムに当たったのだ!


 「よっしゃ、ざまぁみろ!ハッハー!どんどん行くぞぉ!」


 さすがに数本当たっても死なんか。っと!スライムゾンビが体当たりしてきた!

冷静に見極めてっと。


 「ホイッ!」


 ...今の掛け声はちょっとダサかったかも。イヤイヤ、でもちゃんと避けられたし問題は無いね!それにしても、このスライムの体当たりに当たって、もし取り込まれたりしたら腐肉に塗れながら溶けて死んでくんやろか?

 うひ〜、それはさすがに勘弁願いたいね〜。



 スライムの体当たりを躱しながらナイフを飛ばし続けて数分。


 『プギー...』


  〘経験値を25獲得しました〙


   〘ボスをソロで倒したことにより、ボーナスつき宝箱を贈呈致します〙


 ...やっと倒せたようだ。あぁ〜キモかった〜。しかも今は感じひんけど、もしかしたら貧血なってるかも。

 それにしてもボーナス付き宝箱やって。何が入ってんやろな!初めてやし開けんの緊張するわ〜。


 「オ〜プン!」


   ガチャ!


 ...これ、あとから気づいたけど、罠がなくてよかった〜。

 さてはて、肝心の中身は〜っと!んんー?古臭い指輪が一個と、お揃いのデザインの指輪が2つ。

 うーんお揃いの方は、なんか女性用っぽいデザインやし、この古そうな指輪の方つけてみよっかな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ジャッジメントリング


 ・鑑定Lv1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 すげ〜!こんなタイミングよく来ることある?鑑定やで、鑑定!

 え、じゃあこのもう1個の指輪の効果も分かるってことやんな!


 「鑑定!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

   理性の指輪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ...え、これだけ?効果はわからんの?こんだけ喜ばせといて?まじ有り得んわ。上がったテンション返してー。

 まぁ、今後使うかもやし、一応持っとくけど...

 あぁ、期待したのに〜。


 〘条件:ソロ撃破を達成したことにより、???を解放します〙


 およ?なんか目の前の岩の壁がスウって感じで消えていくんやけど。

 うーん、これは入ろか悩むなぁ。まぁ、なんかいい感じの有るかもやし、入ってみるか

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