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今までにない進化を求めて  作者: シュレー・ディンガ
1章 私の世界へようこそ!
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スキルの増え方を考える

 スピ〜、スピ〜...コガッ

んあ?寝とったんか?


 な〜んてベタな反応はせんぞ!絶対に。

 へえぇ、進化したら寝てまうんか。

 今回はモンスターに襲われんかったけど、今度から気ぃつけやなな。


 はい、それではみんな大好き、ステータスチェックのお時間や!


 「ステータスオープン!」

はいドン!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




名前〘 なし 〙




種族〘小血鬼〙♂ Lv1




次レベルupまで100





HP 150


MP 120




ATK 130


DEF 125


SPE 150




     種族スキル




・吸血Lv5(up!) ・血液操作Lv1(new!)




    スキル


・出血Lv2(up!)    ・ジャンプLv6(up)


・隠密Lv4(new!)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 やべぇ!めっちゃ上がっとる!まぁ?MP上がったんは嬉しいけど、魔法が未だに使えんのはどういうことなんやろな?


 この前、ダンジョンで魔法使えるか試してみてさ、1人で「ファイアーボール!」とか、

「アクアスピア!」とか叫んでてさ〜、傍から見るとめっちゃ痛い人やったのまだ覚えてんぞ?

 うっ、また心が泣けてきた...


 ま、まぁ無事に進化できたってことで、いっちょ腕試しと行こかいね!


     ・

     ・

     ・


 やって来ました、ダンジョン3階層!

前までいた2階層はゾンビとスケルトンばっかりで飽きてもたからな〜。

 頼むから新しいの来てくれ!出来れば腐ってないやつでお願い。



 探し始めて少しした。

 あ〜、こういう奴出ちゃう?僕的には全然でやんくてもええんやで?


 はーい出た、もうこのタンジョンではド定番のゾンビとスケルトン。それもNEWバージョンの鳥ちゃんやで。可愛くはないけどな。


 しかも2体ってちょい僕にはちょい厳しいかもな。

 でもせっかく来たんやから、スキルの検証はしやなあかんし...

 しゃあない試してみるか。ナイフは持ってきてないし、自分の肌食いちぎるのは嫌やし、つかうことはないやろって思とった例のスキル、使ってみるか!


 「出血!からの血液操作!」


 あ、これ案外ムズいわ。勝手に動くことは無いけど、操作から離れて勝手に血液落ちてきそうになる。しかも操れる量は少ないと来たんやから、たまらんわ。だいたい500ccくらいかな?これくらいやったらさ。


 ...これってスキルレベル上がったら大量に操れるようになるかな?精密に操れるようになるとかやったらこのスキル、お蔵入りになってまうで!

 ...これは鍛えがいがありそうや!頑張ってスキルのレベル上げとこかな!そう思うしかないわ。だって僕、今の攻撃手段って言っても、ジャンプで踏みつけるか、石の剣でたたっ切るかしかないんやもんな。


     ・

     ・

     ・


 頑張ってスキルの練習しとったんやけど、途中で思ってん。

 もしかして隠れて攻撃するってことやってたから〖隠密〗覚えたんやから、例えば剣を練習すれば〖剣術〗のスキルとか覚えられんのかな?


 ちょうど血でナイフ作れるようになったし、いっちょやってみるか!


     ・

     ・

     ・


 こ、これは!ホンマにスキルゲット出来た!まぁ、〖剣術〗じゃなくて〖ナイフ術〗やけど。

 なるほどな。つまり、これはレベルアップで貰えるスキルが決まっとるんやなくて、自分の努力でスキルが増えるんや!

 あっは!僕はこっちの方が好きやわ!なんせ自分が努力したらその分強くなるんやろ?最っ高やな!

 そうと決まれば特訓開始や。またダンジョンに潜ってさっき獲得した〖ナイフ術〗のスキルレベル上げや!


     ・

     ・

     ・


 ...もう何往復したんやろこの道。なんて考えちゃうほどよく使ってんなこの道。

 そんなことはさておき、訓練開始!ちょうど目の前のスケルトンは石のナイフ持ってるからコイツを隠れずに倒してみよかな。


 「痛!」

 「あだ!」

 「ぐへ!」


 うっわ、正面から攻撃見るとめっちゃ早く見えるやん!

 こりゃぁ全然よけれへん!見えててさらに相手の動きをよく見るのは大事なんは分かるけど、見えるのと、避けられるのは別問題やからな!

 ほら、横から来る!


「いて!」


 避けるときにちょっと怖くて、体がこわばんねんか。やっぱ隠密と実際の戦闘はちゃうなぁ!

 1回反撃考えずに、避けることに集中してみるか?


     ・

     ・

     ・


 よし、だんだん避けられるようになってきたぞ。ここまで来るのに何回殴られたことか…

 スケルトン先輩マジ厳しいっス!なんてね。


 ほれ、ほれ、右、左、上、逆袈裟!よしよし、余裕が出てきたところで、このスケルトンには退場願おかな!


 「オラァ!」


 〖経験値を10獲得しました〗


 小ちゃいナイフでも前使ってた石のナイフより大分切れ味いいからやっぱ血のナイフ使い勝手いいわ〜。

 そや、ステータス見てみよっか!なんか上がってないかな?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前〘 なし 〙


種族〘小血鬼〙♂ Lv1



次レベルupまで88



HP 150


MP 120



ATK 130


DEF 125


SPE 150



     種族スキル


・吸血Lv5(up!)   ・血液操作Lv1(new!)




    スキル


・出血Lv3(up!)   ・ジャンプLv6


・隠密Lv4      ・ナイフ術Lv3(new!)


・見切りLv2(new!)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 すげ〜めっちゃスキル増えとる!この感覚めっちゃ好きやわ。だんだん強くなってきてるって実感できるからな!

 よっしゃこれからも頑張ろ!

初めてまともに戦闘シーン書いたけど書いたけど、めちゃ難しい...!

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